心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く風景-猪名川町天文台
 連休に出かけた猪名川町天文台で撮った写真です。

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 上り下りそれぞれ一方通行の細い道で少々怖かったのですが、頂上には広い駐車場。
 雄大な眺めに感動しました!

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 遠くかすんでいる山並みの向こうに、神戸や大阪湾なども見えるそうです。
 上る途中、猪名川源流もありました。

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 五月の美しい空と木々の芽吹き。

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 新緑とコバノミツバツツジの優しい色。

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        連休だというのに人の少ない穴場。キャンプ場もありました。

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        なんと七五三ですよ。右奥に見えるのが、天文台。こちらはその向かい側。

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        帰りに見た藤とツツジの花。暮らすのに気持ち良さそうな集落でした。

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        青い空に垂直の飛行機雲。思わず車内からパチリ。のどかな一日でした。

           今回はカメラを忘れず持って行きました!

テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

あんなことこんなこと−片岡珠子展/東灘だんじり祭
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 5月4日(みどりの日)、阪急御影駅から徒歩5分の「香雪美術館」「片岡珠子展」を見に出かけた。
駅を降りると「地車(だんじり)祭」ののぼりがあり、近くからお囃子も聞えてくる。目の前には美味しそうなパン屋さんがある。そういえば・・・と、何年か前の記憶が甦ってきた。あの時も美術館を訪ね、道を行くだんじりに偶然出会って、おみやげにここでパンを買った。美術館隣の神社を通り抜けたことも思い出した。同じ日だったのだ。

とりあえず、美術館の手前にある弓弦羽(ゆづるは)神社に向かった。いよいよお囃子の音が盛んになる。境内は半被を着た青年・中年・子どもたちや娘さんたちと、見物の人たちで大変な人出だ。ちょうど最後のグループの「地車練り回し」が始まったところだった。周りをすでに「練り回し」を終えた地車が囲み、お祭り気分も最高潮といったところで、カメラを持ってこなかったことが悔やまれた。
仕方なく携帯で撮影。帰宅後、HPで調べたところ、8基の地車が、10:30から宮入し13:30に宮出をするとあった。偶然、いいところに出くわしたわけだ。若者たちの威勢のいい掛け声に元気をもらい、いい気分で隣の美術館へ。


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 平成20年に103歳で逝った片岡珠子は、特に「富士山」や歴史上の人物を描いた「面構」が有名で、ファンも多い。この日も、小さな美術館なのに、同年代の人たちで適度な混み具合だった。この人の絵は力強く、元気をもらえるのは、先ほどのお祭りと一緒。絵がいいのは勿論だが、解説に書かれていた言葉がよくて、手帳にメモをとりながら見た。

* 長崎新聞より(昭和43年)
人間の生活力に貢献するものを作るのが、芸術家の運命だと思いますね。失意のどん底にいる人間がその前に立ったとき、苦しみや悩みを超越出来る共感を、ちょっとでも与えることのできる作品。そうした仕事を私はいつも考えているんですよ。

* 愛知県立芸術大学日本画科主任教授として
古典の模写など伝統に学ぶこと、形骸化に陥ることなく大胆な発想を持つように新鮮で活力に満ちたものにすることを二本の柱とする。

* 中島清之画集に寄せて
一生かけて立派な作品をつくるために勉強しなさいと、顔を合わせるたびに御注意下さった。・・・絵は一生かけて勉強するもの、入落など関係なし、地位名誉も関係なし、ひたすらに自分の力をたくわえなさいとおっしゃった。

* 小林古径先生から
「ゲテモノだけど紙一重で、いいところまで行ける。紙一重を越えるまで、なぜ勉強しないか」という言葉が、私の魂に深くふれ、私の今後の道を教えるものとなった。

電車に乗ると、いろんな人の顔を見る。どんな人生を送ってきたか、どんな未来を送るか、すべて顔に出る。 (というようなことが書いてありました。これは、私が概略のみメモ)

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 じっくり見た後、再び神社を通って駅の方へ。道路を挟んで信号待ちをしている人が、こちらを見てニコニコしています。なんと、元同僚のNさん(隣の席でした。ちなみに夫との縁も隣の席から)でした。Nさんとは、昨秋、彼岸花を見に出かけた時にも、偶然会ったのですが、今回も同じ目的の美術展でした。例によってお土産にパンを買い、昼食をと思ったのですが、ケーキ屋さんばかり…。

仕方なく、特急の止まる隣の阪急岡本駅へ。駅前のレトロな喫茶店で手づくりランチをいただき、せっかくなのでお洒落な岡本の商店街をブラブラしていたら、またもやお囃子の音。音につられて大きな通り(JR摂津本山駅北側山手幹線)まで行くと、歩行者天国になっていて、次々と地車がひかれて来るではありませんか。えっ!さっきの?まさか?
こちらも帰宅後ネットで調べたら、本山だんじりパレードとあり、12:30から14:30まで大通りを10基の地車が練り歩くとのこと。運のいいことに、二ヶ所で見ることができたのでした。おまけに駅まで帰る途中、狭い商店街を保久良神社に戻る地車が目の前を通り、感激もひときわでした。

 思いがけない出会いって、ほんとにワクワクしますね。とってもステキな一日となりましたが、反省点一つ。たとえ絵を見るだけであっても、どんな出会いがあるかわからないから、カメラを持って出かけること!

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テーマ:ちょこっとお出かけ写真 - ジャンル:写真

季節の詩歌(28)〜若葉・新樹・新緑〜
 俳句雑誌「空」42号(2012年4月)に載せていただいた拙文です。
   お時間の余裕のあるときにでも読んで頂けると、嬉しいです。

季節の詩歌(28)〜若葉・新樹・新緑〜

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花よりも若葉かしこし吉野山     石塚 友二

桜の花にはもちろん心惹かれるが、義姉が亡くなった四年前の春から、この句にあるように「花よりも若葉」と感じることが多くなった。それまでも春には、母、姉、妹と早くに亡くしたが、私が若かったせいか、「花よりも若葉」とは思わなかった。年を経てからの義姉の死は、実姉のように慕っていたこともあって、その時の桜の花が心底淋しく思われた。花の季節が終わり、萌え出た若葉に自分でも驚くほど励まされたのは、そこに長く続く命を感じたからである。私にとって、若葉はまさに「かしこし」、つまり「もったいなく、すばらしいもの」である。桜で有名な吉野山であるが、莟から落花まで人々の心は慌しく、山は騒がしい。ようやく静寂の戻った山で、若葉を前にした作者の感慨は深く、長い思索に浸ったことだろう。

若楓枝を平らにうち重ね       富安 風生

川しもに端枝ひろぐる若楓癒えかてぬ身の目見(まみ)にけぶらふ        吉野 秀雄

ところで、春の桜花に対して秋は紅葉、なかでも楓は注目を集めるが、季語においても楓の若葉には「若楓」という特別な言葉が用意されている。水辺を好む楓は、川や池の畔で見かけることが多い。この句も歌も、遮るもののない場所で伸びやかに枝を広げ、五月の風に枝全体がゆさゆさと揺れる楓の様が思われて、心地よい。瑞々しく柔らかな緑がけぶるように見える様は、病の癒えぬ身にとって、尚更、生命感にあふれ眩しい存在であったろう。若葉は、見る者に元気を与えてくれるが、なかでも柿若葉の新鮮な緑は、際立って明るく爽やかである。

柿若葉重なりもして透くみどり    富安 風生

枝伸びて廂におよぶ柿わか葉濡るるかと見ゆその若き照(てり)          窪田 空穂

この頃は農村の高齢化で、晩秋になっても採られないままの柿の実も多く、他人事ながら心配になる。が、春の連休に遠出をした折など、遠目にも鮮やかな柿若葉を見ると、心が浮き立ってくる。太陽光を透かす美しさ、日に照る輝き、大きくシンプルな葉の形、どれをとっても若葉の王者と言えよう。遠出はせずとも、自宅の庭、公園、学校など身近な所にある若葉も、もちろん魅力的である。

借景は空でありけり庭若葉      宮地 玲子

庭に、仰ぎ見るような大きな木があるのだろうか、それとも、背景に空間が広がるのだろうか。「借景は空」という表現が、大らかで夢があり、若葉にふさわしく思われる。次の歌は、公園の芝生の上だろう、槻(欅の古名)の木の下で、若葉の光の滴りを浴びるかのように、並び坐る二人。使われている言葉の一つ一つもそうだが、情景を想像しても幸福感でいっぱいになる。若葉には、祝祭の気分がある。

槻若葉かがよふ芝に坐りをれば二人あることに心充ちゆく             篠 弘

遠目にも母校の樟の若葉かな      石黒 節子

若葉風講義の室に吹き入りて骨骼標本をかすかに鳴らす              石川 恭子

樟は五十メートルを超えることもある常緑高木で、寺社のシンボルツリーであったりする。常緑だが、春に新しい葉が出ると、前年の葉は落ちる。この句の樟も、遠くからそれと知れる立派さなのであろう。明るい緑の若葉に重ね、学生の頃の初々しい気持ちや出来事を、作者は思い出しているに違いない。歌のような情景も、その一つであろう。新しい学年で、まだいくらかの緊張感をはらむ教室、そこに若葉を通り抜けた風が吹き入り、骨格標本が硬く小さい音を立てる。思わず窓の外に目をやった作者は、視界に入った若葉に心が揺れたのではないか。触覚・嗅覚・聴覚・視覚で受け取った、初夏の季節感はいくつになっても忘れることはない。どこにも行かない木と結びついた思い出は、一層確かである。

傘にすけて擦りゆく雨の若葉かな    杉田 久女

傘さしてほどなく畳む細きあめ梢の若葉を発光させつ               島田 幸典

窓そとにしげる若葉はおもひきり雨のしづくをふるふ音する            佐藤佐太郎

植物は、雨が好きである。なかでも葉は、雨に打たれると嬉しげである。「傘に擦りゆく」のを、作者も楽しんでいるふうなのは、若葉の軽やかさゆえ。作者と若葉が共鳴し交歓しているようで、心地いい句だ。僅かな雨に濡れた若葉が、瑞々しさを増して輝く様子を詠んだ歌には、美を発見した作者の喜びがある。佐太郎の歌は、「雨のしづくをふるふ音」に、若葉の勢い、力強さ、これから伸びてゆくものの元気な生命力が集約されていて、言葉の力を思う。

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今まで葉に注目した季語「若葉」を含む詩歌を見てきたが、木の佇まいに焦点を絞った季語に「新樹」がある。「樹(じゅ)」という音のせいだろうか、私はまず、街路樹の新樹を思い浮かべた。

夜の新樹詩の行間をゆくごとし     鷹羽 狩行

都会の街路樹が若葉の頃というのは、歩くのにいちばん気持ちのいい季節だ。街灯を透かして、若葉の色の明るさにも目が行くだろうが、昼間ほどではない。それより、樹々の間を抜ける風や若葉の新しい匂いが心地よく、ゆったりと歩くことを楽しみたい。それがちょうど「詩の行間」を味わうようで、この心身のゆとりが、とてもいいと思うのだ。

この新樹月光さへも重しとす      山口 青邨

淡い若葉の色が透けて見え、守ってやりたいような稚さを感じているのだろう。昼間の強い太陽光は言うまでもなく、静かに降り注ぐ月光ですら重いのだという、作者の感受性は繊細だ。次の二句にも、小さな変化を見逃さない作者の細やかな感性が表れて、新樹の清々しい気が漂う。

夕空に新樹の色のそよぎあり      深見けん二

新樹はや匂へる風の渡るなり      鏑木 洋子

「そよそよと音をたてる」様子を「そよぐ」と言うが、この句では「色のそよぎ」と表現することで、目と耳両方に優しく柔らかい情景を印象付けた。背景が夕空であることが、この穏やかな場をさらに美しいものにしている。二句目は、まだ芽吹いて間のない若葉が、一人前に木の香りを発していることを、風の中に感じ取った句である。作者の驚きと喜びが、「はや」という修飾語から知れる。木々が発散する香りはフィトンチッドと呼ばれ、新緑の頃がいちばん発散量が多いそうだ。

新樹とふ空にたばしる水の群れ萌ゆる嫩葉(わかば)となりて噴き上ぐ       沢田 英史

「水の群れ」という捉え方が新鮮だ。人間も生まれた時がいちばん水分が多い。若葉もそうなのだ。新しい命を空に向かってつき上げてゆく様は、勢いがあって「たばしる」という言葉も実にふさわしい。新樹の、上へと伸びる力強さを見事に表現したこの歌は、読む者に未来への勇気をくれる。次の二首に、「新樹」という語は使われていないが、「一本の木」として捉えてあり、先の歌と通ずるところがある。

ここを動かず五月の空に立つ欅一処(いつしよ)の生(せい)の輝き降らす       橋本 喜典

もうすでにきみの一生(ひとよ)はをはりぬと若葉を吹けるこの大欅           前 登志夫 

冬の間すっかり葉を落とし美しい樹形を空に広げる欅が、私は大好きだ。春が近付くと、幹がほんのり赤みを帯び、新しい命の誕生を準備しているようであるのも、好ましい。柔らかな色の葉が萌え出で、若葉が噴出するように出そろうと、私の喜びは頂点に達する。もう何年も見ている欅が、毎年新たな「生の輝き」をくれる。

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「若葉」「新樹」より少し新しい季語に「新緑」がある。若葉におおわれた野山など、広がりが感じられる場面や雰囲気を表す場合によく使われている。

新緑の浅間雪なく雲もなし       水原秋櫻子

からまつの新緑想う恋のごと      窪田 久美

新緑の浅間山には一切の残雪がなく、くまなく晴れた青空が広がっている。爽やかな五月を象徴するような秋櫻子の句である。また、この時期、信州の高原に出かけると、新緑のからまつ林の美しさに心を奪われる。一度この風景を目にすると、この句のように「新緑」に「恋」をしてしまうのだ。

新緑やまた水楢(みづなら)に歩をとゞめ       佐野青陽人

新緑の樟(くす)よ椎(しひ)よと打仰ぐ         高木 晴子

新緑の雑木林をのんびり散策している時の、満ち足りた気分がよく出ている両句である。落葉高木の水楢、常緑高木の樟、椎、いずれも春に、淡く新鮮な緑の若葉を生じ、見上げる我々の心を軽快にしてくれる。若葉の色のみならず、光合成による清浄な空気、しっとりと体を包む湿り気、馥郁たる木々の香り、木漏れ日、これらの澄明な気に満ちた林は、森林浴に最適である。言葉によるイメージの森も素敵だけれど、新緑の季節は、やはり外に出かけ、自然の力を体ごと受けとめたい。

新緑の低き庭木にさす朝日ひかりとかげの濃き綾を織る              窪田 空穂

新緑の朝なりおぼろに霧らひつつ日高く照れりおほけなきかなや         前川佐美雄

最後の二首は、作者がふだん暮らしている身近な場所で目にした新緑である。どちらの歌にも、空気の爽やかな朝の時間帯に、ゆっくりと新緑と向かい合っている作者がいる。「おほけなき」は「恐れ多い、もったいない」という意味の古語で、本文冒頭の「かしこし」に通じる、自然への畏敬の念に溢れた言葉である。豊かな恵みを育む、木の偉大さを思う。


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           写真はすべて、家の近くで、4月末に撮影しました。

テーマ:詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル:学問・文化・芸術

あんなことこんなこと−私のお気に入り
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 新緑が美しい季節になってきましたね。昨日(27日)は、雲ひとつない美しい青空に、思わず家にカメラを取りに戻りました。そして、今日(28日)、短かった春のあと、あっという間に夏になりそうな暑さとなりました。新年度が始まって一カ月、皆さん、元気にお過ごしですか。

私が最近気に入っている飲み物

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    ホテル・レストラン用のKAGOMEトマトジュース・・・とても美味しいです。

    紀文の調製豆乳・・・かすかに甘みがあります。さらっとしてて飲みやすいです。
        バナナと一緒にミキサーでジュースにしたものは、家族みんなのお気に入り。

    TWININGのLADY GREY・・・オレンジとレモンの果皮が入っていて、香りがいい!
        豆乳を入れてミルクティーにすると、魅力的な美味しさ。 


息子たちの近況報告

耕也期待賞2012年3月期

 次男の青木耕也が、「週刊少年チャンピオン22+23号」(秋田書店/4月26日発売)p223に名前が載りました。

月例フレッシュまんが賞3月期で、「期待賞」というのを頂きました。(記念に親バカでアップいたします。)まだまだ立派な賞には届きませんが、初めて応募した作品で期待賞を頂き、担当さんもついて下さるとのこと。いろいろありましたが、なんとか夢への足がかりができて、小さな一歩が踏み出せたことを嬉しく思います。

気にかけて下さっている方が、時々このブログを見て下さるので、お知らせを兼ねアップしました。本人からも「応援をありがとうございます。これからも頑張ります。」とのことです。作品の掲載される日が来ますように。下の絵は、彼の卒業作品です。よりやんのところで、素敵な額を作って頂き、我が家のど真ん中に飾っています。

    [完成] B2イラスト改resize


 長男の青木拓人は、この春から土日が休みの仕事になり、週末のライブを楽しんでいます。

   4月30日には、大阪福島にある「油野美術館(ゆの)」というアートギャラリーでのライブです。(詳細は、青木拓人websiteか油野美術館HPまで)

   5月5日には、茨木市でやる次の催し物の一つとして、18:00からイタリアンレストラン「TWIRL(トゥエル)」で歌うようです。(詳細は、こちら→茨木音楽祭


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  宇津木さんの切り絵展のお知らせ

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元同僚宇津木信一さんの切り絵展のご案内です。送っていただいたプリントをスキャナで取り込んだので、少し画像がぼんやりしていて残念ですが、実際の作品は鮮明ですので、お近くの方、ぜひお出かけください。昨年から今年にかけて制作した切り絵16点が展示してあるそうです。

テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

あんなことこんなこと−命の終わり方
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命の終わり方

4月3日の春の嵐で、台湾楓(ふう)の木の実はあらかた落ちてしまったと思っていたのに、4月11日の朝、枝々に残っていた木の実が、一斉に降ってきました。見上げると、落ちてしまった木の実の後には、若葉の芽生えが始まっていました。頭では分かっていた世代交代ですが、木々のそれを目の当たりにし、その潔さと自然の摂理に感動しました。加えて、人間社会の世代交代のことなども思われて、並木道を歩きながら、あれこれ考えた朝でした。

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 その翌日、昨年亡くなった元同僚の奥様から手紙が届きました。3月27日付けの中日新聞が同封されています。末期がんにより63歳で逝ったKoさんの「人生の卒業式」という大きな記事が載っていました。彼の告別式では、参列者にあてて書かれた彼の文章を、父上そっくりの息子さん(新聞の写真に、思わずKoさんが写ってる!と夫と大感激)が読まれ、深い感動に包まれると同時に、最期までいかにもKoさんらしい優しさと段取りに、温かいものをもらったのでした。

阪神タイガースの大ファンなのに、オリックスに入った教え子のため、彼の記事の切り抜きを続け、ホスピスの部屋には、両球団のユニフォームが飾ってありました。教え子のKiさんは、「ぼくも頑張るから、先生も頑張ってや」と、初ウィニングボールをプレゼントしてくれたそうです。試合でこちらに来るたびに、練習の合間を見てお見舞いに来てくれるとも聞きました。

退職したあとは、障害を持つ人たちの福祉会を手伝って、生き生きとされていたKoさん、毎年の年賀状には、めくれるおみくじが3枚ずつ貼ってあり、その手間を考えるだけでも、Ko さんの細やかな気配りと誠実な人柄がしのばれました。
その律儀さは、友人たちに携帯メールで送っていた「ホスピス通信」からも、伺うことができます。駄洒落の大好きなKo さんは、お見舞いに行った私たちを笑わせ、かえって元気をいただいたりもしました。
そんなKo さんが「夜明けを見るためカーテンを開けて寝る。さあ、今日はどんな楽しいことがあるか、と思って起きる。」と言われたとき、胸がいっぱいになりました。どこに行っても前向きなKo さんが、ホスピスという存在にも感謝されていたのが、印象的でした。

この時に祈りを込めて作った拙句 「市街地をぬけてホスピス 遅桜」

 新聞記事から少し引用します。(色つき文字の部分)

「人生の卒業式」と題した家族への手紙より
家族みんなに囲まれて「いい人生だったね」等と祝福され、自分も「ありがとう」と素直に答えられたらいいな。自分の人生に納得し、充実感をもち、明るく冷静にその時を迎えようと思う。

・・・以降、Koさんは、人生の幕引きの準備に熱心に取り組んだ。葬儀のやり方を決め、参列者への謝辞も用意。友人や近所の人たちへのあいさつ文もしたためた。

奥さん宛てに内緒で書いた手紙より
命の底から湧き出た様な明るさで、それがどんなにか自分を勇気づけてくれたことか。(中略)これまでの緊張から解き放たれ、新たに明るく楽しい人生を生きてください。幸せな人生をありがとう。


書店にお客さんとして来ていた奥さんに、同じくお客さんとして来店していたKoさんが一目ぼれしたと伺った覚えがあります。どんなにか心豊かで幸せな人生であったろうかと、一緒に仕事をしたことがあり、Koさんの楽しい人柄を知っている夫も私も、頷きながらこの記事を読んだことでした。

 すべての人に必ず訪れる死、人生の最期を「ありがとう」という言葉で終えることのできたKoさん、幸せな一生でしたね。私たちに、最後の最後まで、大切なことを教えてくれて、「ありがとう」。感謝しています。

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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記



プロフィール

大空の亀 (青木朋子)

Author:大空の亀 (青木朋子)
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

B型。山羊座。
空と言葉と草木花が好き。
愛媛県出身。大阪府在住。

趣味は読書・短歌・俳句・詩・中国語・書道・実用的な手芸など。

「塔」短歌会・「空」俳句会・「青群」俳句会・「日本春秋書芸院」所属。

本『CINEMA CINEMA CINEMA』
  (青木耕也とUSJ訪問記担当)
歌集『大空の亀』

読書ノート歴31年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊〜150冊。

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