心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く言葉-永久の平和を
 6月23日は「沖縄慰霊の日」です。私なりに平和と戦争について考えていたとき、若者の次のような文章を見つけたので引用します。一人ひとりが、自分の言葉で自分の思いをつづって発信することが大切だと感じています。

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 【退職後、田舎暮らしをしている兄の畑です。蛍も見ることができます。】

ほんの百年足らず前におおきな戦争をしていた国に、生まれた。
ぼくたちは平和だとおもって眠たくて眠っていた。
でもそれはたった昨日のことのようで、ぼくたちがランドセルを背負うことが決められていたのと同じように、否応なく背負うものであり、その代償をぼくたちは引き継いでいるんだと、ある話をきいて、その切実さをおもわずにはいられなかった。
もしこの先に戦争が起きたら、そのときには、ぼくは個人として抵抗し、騒ぎたててしまうに違いない。
ぼくはまわりの人たちがどうするかは知らないけれど、取り乱して騒ぎたててしまうかもしれない。
そんな風にならなければいいのに。
ぼくたちの傷口は愚かしいとしても、おおきなものなんだよ。
百年足らずではまだ駄目なんだ。
ぼくたちで優しい羽根を覆いかぶせなくちゃいけない。
永久の永久に。


(大阪在住のシンガーソングライター青木拓人によるブログ「日記」より、本人の許可を得てアップしました。少し読点を加えたり助詞を省いたりしました。)

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        【いただいた夏の花束。薔薇はドライフラワーにしました。】

テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

心に響く言葉-2015年の手帳から「言葉の収穫」その②
心に響く言葉-2015年の手帳から「言葉の収穫」その②

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 【新しく作ったコタツカバーが、ハオの保護色でした!】

☆朝日新聞「折々のことば」(鷲田清一)より

長田弘(詩人)
「見えてはいるが、誰も見ていないものを見えるようにするのが、詩だ。」

ヘンリー・ディヴィッド・ソロー
「真に豊かな生活は、生活のために自分の時間を『社会に売り渡して』しまわずに、自らが納得のゆく仕事をなすことで得られる。」

大宅映子(評論家)
「死ぬとわかっていてなぜ人は生きていけるのか。その根源的な理由を考えるのが、文学部というところです。」

山本毅(打楽器奏者)
「傷つきやすいというのも能力の一つです。」

カルロ・カッソーラ(小説家)
「ほんとうにぼくらの時代を表現することができるのは、それに背を向けることができる者、上っ面でなく深いものを……探す者だろう。」

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      【冬の日差しが暖かい。】
       
☆読んだ本から(読書ノートに記録する前のメモ)から

羽海野チカ『3月のライオン10巻』
主人公の桐山零(高校生のプロ棋士)が昔お世話になった家の両親が、自分の子と零について…
父親「やる気を他人に出させてもらわないといけない人間はどっちにしてもいずれ行き詰る。」
母親「『辿り着きたい場所』を持ってしまった人間というのは、ここまで突き詰めないといけないのか。」

森沢明夫『虹の岬の喫茶店』の女主人の言葉…吉永小百合さんの声が聞こえてきそう
「人はね、いつかこうなりたいってイメージを持って、それを心のなかで祈っているときは生きていけるの、どんなことがあってもね。でも、夢とか希望とかをなくして、祈るものがなくなっちゃうと、つい道を誤ったりするものなのよ。」
「自分の積み重ねてきたモノを大切に思えて、他人の積み重ねてきたものも大切にしてあげたいって思えたら―。きっとその人は大人になれたってことなんだと思うわ。」

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       【冬の日差しが優しい。】

☆いろいろなところから

大好きな画家の一人、ワシリー・カンディンスキーは、
色彩を音楽や音色と比較して「黄はトランペット、濃紺はチェロ、黒は最も響きのない色」と。

10月6日の「天声人語」から
「米主導の対テロ戦争は無辜(むこ)の人をどれだけ犠牲にしてきたか。世界はそれで平穏になっただろうか。」

上田五千石(俳人)
「俳句の勉強は真似から始まる。型の芸、言葉の術である定型短詩は、先人の真似なくしてモノになる筈がない。但し、いつでも『いま』在る『われ』を捨ててはならない。そうでなければ、うまい作者にはなれても、ついに独自の作家にはなれない。」

岡井隆(歌人)
「自然をうたい、社会、人間をうたうといっても、それはその対象について詳しく観察描記して、その内容を他の人に伝達するというのとは、もともとちがうのです。対象を一応かえていますが、つたえようとしているのはいつも、作者の心情であり思想です。」

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 【ぽかぽかと暖かい一日で、雲一つない青空が美しかった!…12月30日】

 拙ブログは、老朽化したパソコンとわが身(目)と相談しながらの一年間でしたが、最近なぜか急にパソコンの調子がよくなり、無事大晦日を迎えることができました。
今年も相変わらずバタバタ忙しい日々でしたが、たくさんの心に残る出会いがありました。
皆さんはいかがでしたか。
私は、来年もやっぱりあれこれ動き回りそうですが、もう少しゆったりと猫たちとも遊んで、心身ともにゆとりのある時間を過ごしたいと思います。
今年読んだ本のまとめは今年の内になんて焦らずに、来年初めに回しましょう。まずは、ここからのんびりと…。
皆さん、今年もお付き合いありがとうございました。よい年をお迎えください。  

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心に響く言葉-2015年の手帳から「言葉の収穫」
心に響く言葉-2015年の手帳から「言葉の収穫」その①

汚い字のメモなので間違いがあったり、既に書いた言葉があったりするかもしれません。
お許しのほど…。たくさんあるので、2回に分けてアップします。

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 【片手に収まるものから両手が必要なものまで、生協のお任せリンゴたち。】

ルネ・マグリット
「絵画自体に感情はありません。感情があるのは見る者の方です。」

千住博『芸術を創る脳』の「絵を描く悦び」より
「大切なのは切り口の独創性」
「才能というのは、得意・不得意、上手・下手には関係ありません。いかに夢中になって取り組めるかということなのです。」

寺山修司
「なみだは人間の作るいちばん小さな海です。」

キーツ
「美しいものは永遠の喜びである。」

ゲーテ
「情熱と恋愛は消えることはあっても、好意は永遠に勝利をつげるだろう。」
「いつも変わらなくてこそ本当の愛だ。一切を与えられても一切を拒まれても、変わらなくてこそ…」

ガンディー
「間違いを犯す自由が含まれていないのであれば、自由は持つに値しない。」

八十二銀行元頭取の茅野実
「太平洋戦争は、この世に地獄があることをわれわれに教えてくれました。今、80歳を過ぎた私には『戦争だけはだめだ』と言わなければ、生きていく意味がありません。」

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 【兄が作った冬野菜。どっさり重たいのは、水分をたっぷり蓄えているから。】

現代書道二十人展での黒田賢一氏の談話より
「習うて慣れて学んで捨てよ。」
「字の中の白、一行の白、行間の白、全体の白。要白。」
「対立する概念としての流れる・止まる、複雑・簡素。」
「これみよがしでなく、そこはかとない情趣を。」

書道家の篠田桃紅(102歳)
「墨は謙虚。見る人に想像の余地を残す。押しつけない。」
「雲にはいっさいがある。雲に別世界(天国)があると想像できる。現実を避けてきたから、私の作品も考え方も非現実、だが、存在はしている。」
「孤独は人間の当然の形。(ひとりで生きて、ひとりで死ぬ)」

阪神藤浪晋太郎投手のお気に入りMr.Childrenの「PADDLE」から
「虎視眈眈と準備してきた僕だから きっとうまくやれる 行こうぜ」

キングカズこと三浦知良(47歳)
①「体力に限界はあっても脳に限界はない。(今日が大事)」
②「たとえ結果が出なくても絶対に人のせいにしない。(負けて得ることも多い)」
③「金のためにボールを蹴るのもプロ。夢のためにすべてを捨てるのもプロ。」

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 【弾けた椿の実は、厚みもあってブローチにしたいほど。右側は手作り鍋敷きの一部。】

 お知らせ二つ

1、大好きな詩人、高丸もと子さんからお知らせをいただきました。
『歌をあなたに』 (2012/東日本大震災追悼)作詩:高丸もと子 作曲:今成 満 
指揮:中村美智子 伴奏:箕輪美帆 長岡少年少女合唱団2015定期演奏会での演奏 https://www.youtube.com/watch?v=DhEyMIjV5io 
YOU TUBEで、美しい映像と心洗われる歌声を、どうぞ。

2、愚息(青木拓人)が、自身のホームページのツイッターで、拙ブログを紹介してくれましたので、私もお返しに、彼の日記を紹介します。 「青木拓人日記」 http://aokitakutoblog.tumblr.com/ 
文章修業を兼ねて書いているようですが、いまどきの若者(とはちょっと違うかもしれない…?)の想いに触れることができ、なかなか興味深いです。
なお、右列リンク先より「青木拓人web site(ホームページ)」と、YOU TUBE「青木拓人ドキュメンタリー A summer day」に入れます。

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心に響く言葉-今日の新聞から
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 【神戸ハーバーランド/携帯で撮る/水平線近くの入道雲と上空の秋の雲】

 数年前まで、二学期は9月1日スタートでしたが、授業数確保やクーラー設置により、私の住むところでは、夏休みが1週間ほど短くなりました。恐ろしく暑かった夏も、もう終わりですね。蝉の声が少し減りました。ときどき日傘をくるくるっと回して遊びたくなるような風が吹いてきます。
この夏は猛暑や大雨による被害も多く、喜ばしいことばかりではありませんでしたが、野球の好きな私には、楽天の田中将大投手、阪神の藤浪晋太郎投手、広島の前田健太投手など若手の活躍や、イチローの野球に純粋で努力を惜しまない姿勢による偉業達成は、とても嬉しいものでした。今回は、今日(8月23日)の新聞で、共感を覚えた言葉を抜き出します。

イチロー(大リーガー)
「4千の安打を打つには、8千回以上は悔しい思いをしてきた。それと常に向き合ってきたので、誇れるとしたらそこじゃないかな。」


伊集院 静(作家)
「すぐに役に立つものを手にして、うまくいってると思うな。金をすべての価値基準にするな。自分さえよければいいと考えるな。丁寧は仕事の基本だ。丁寧は人間の誠実の表れだ。誠実は生きる姿勢だ。」


渡辺京二(日本近代史家)
「まだ経済成長が必要ですか。経済にとらわれていることが、私たちの苦しみの根源なのではありませんか。人は何を求めて生きるのか、何を幸せとして生きる生き物なのか、考え直す時期なのです。」


 先日の「カンブリア宮殿」で、作家の村上龍がモスバーガーの経営を評して「徹底した誠実さ」と言ったのが、心に響いた私は、自分の生き方の指針として、これは肝に銘じたいと思いました。ここにあげた新聞の言葉もそうですし、前にアップしたジブリの映画も「誠実」であることの大切さを教えてくれました。「徹底した誠実さ」は、自分も他人も気持ち良くしてくれ、信頼関係を構築してくれるというのが、実感です。
もうひとつ、最近読んだ本の中にマハトマ・ガンジーの「明日死ぬように生きよ。永遠に生きるがごとく学べ。」の言葉が出てきて、手帳にメモしました。この言葉のように日々を大切に力を尽くして生きたいと思います。ただし、時々は息抜きも忘れずに…ですけれどね。

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 【猪名川の花火/本当はもっと華やかですが、わが腕とわがデジカメでは…】

小田雅久仁の小説『本にだって雄と雌があります』 p302より
「たった一行の文章を書くのでも、たった一つの言葉を選ぶのでも、それを裏から支えるなんらかの精神がなければならない。いっさいの言葉はなんらかの形で書き記す者の精神に根を張っていなければならない。それを積み重ねて、ようやく一冊の本ができあがるのだ。」

言葉が饒舌なファンタジーで、おまけに字もぎっしり詰まっていたので、初めのうちは読み切れるか心配だったが、なんだか先が気になり読み続けるうち、p60くらいからぐんと面白くなった。リアルな出来事をうまく絡めて、本好きにはたまらない小説であった。不真面目そうに見せながら、実は真面目な小説。

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心に響く言葉-いろいろ言葉や置物
 2月は、2月2日にゃんにゃん、2月22日にゃんにゃんにゃんと猫の日多し。
というわけで、頂いたり買ったりで、私のもとにある猫の置物をアップしてみました。
あわせて、
新聞や雑誌を読んでいて見つけた、最近お気に入りの言葉を手帳からうつ(写・移)しました。

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友人から今年届いたBirthdayCard。  餃子鍋をのぞくハオ。  身軽なミューと重たいハオ。

*高浜虚子(俳人)に 「清濁併せのまないと大成しないよ」と言われ、
 水原秋櫻子(俳人)は 「濁をのむなら大をなさなくてよい」・・・同感!
 秋櫻子 「主情を通して景を詠む。しかし言葉が生であってはいけない。」

*歌(短歌)に大切なのは「切実」であること。・・・誰の言葉だったかなあ?

*藤原和博 「一つのことを成そうと思えば10000時間必要。1日3時間で10年間。
      一流にはなれなくても二流のトップにはなれる。」・・・なるほど。

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*上野由岐子(ソフトボール) 「自分で自分を信じることができれば、できないことはないと今も思っています。」

*山崎直子(宇宙飛行士) 「自分で信じて歩いた道を『選んでよかった』と思えるように、毎日を精一杯生きてほしいですね。」

*桂枝雀(落語家) 「おのが運はおのが手でつかめ」・・・そうだよね。

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*北方謙三(作家) 「僕の死生観ですが、『生き残っている者ができることは、忘れないってことなんです。忘れない限り、死んでいないんです。』」

*司修(本の装丁家) 「肉体が滅んでも、魂は大きく存在しうる。人間が生きることの根本は、死者の魂へ語りかけることだと、ぼくはずっと思っているんです。」

・・・言葉は違いますが、お二人は同じことを言われていますね。私もそう思います。


 月は「往(い)ぬ」 月は「逃げる」 月は「去る」 あっという間にもう2月。


若い知人からお誘いがありました、俳句イベントのお知らせです。

シンポジウム&句会ライブ(主催:俳句グループ「関西俳句なう」)
「子どもと作る楽しい俳句を考えませんか」

◆と き:2012年3月3日(土)14:00~(開場:13:30)
◆ところ:平生記念セミナーハウス
     〒658-0051 神戸市東灘区住吉本町2-29-15
     電話 078-854-1605
◆参加費:事前申込:1000円/当日受付:1500円
◆問い合わせ&申込:下記へどうぞ。2月末までに。
     電話:078-412-1660(塩見)
     Eメール:dfcum908@kcc.zaq.ne.jp
     船団ホームページ「お便り」欄

テーマ:とりあえず書いとこ ~ф(゜゜) - ジャンル:日記



プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年8カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !
2017年 9月26日カウンター343434通過



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