心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く風景-切り絵「南の島の蝶」
utsugiさんの新作です。
utsugiさんが、春に行かれた沖縄(石垣島・西表島)をテーマに、切り絵を10作品完成され、コピーを送って下さいました。また、先日は、直接、切り絵の作品やスケッチも見せて頂きました。コピーでは、それらの微妙な色合いを表しきれませんが、美しさは充分伝わるかと思います。

ここのブログで、新たな出会いもでき、皆さんからの声を頂けて、ずいぶん励みになったということです。
今回も、掲載の許可を頂きましたので、皆さんお楽しみ下さい。

作品は、左から「鉄砲百合」「テリトリーを見張るコノハチョウ」「西表島、月ヶ浜・タイワンキマダラ」です。
沖縄には、何カ所か、お気に入りのスポット(風景・蝶)をお持ちだそうです。【拡大可】

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私も沖縄が好きで、今までに4回出掛けました。昨夏は、慶良間諸島の座間味島に滞在し、シュノーケリングを楽しみました。黄色いテーブル珊瑚や、クマノミをはじめとする色とりどりの魚たちに魅了される日々でした。
明るく澄んだ美しい海でしたが、ここでもオニヒトデが大量に発生し珊瑚を傷めるので、島の人たちで除去したとのこと。私たちは、きれいな海を求めて、沖縄に出掛けますが、こういう努力で守られていることを、忘れてはいけないなと思いました。
「珊瑚礁くだけて白き砂となり白き魚の透きとほり見ゆ  大空の亀」

一昨年の冬は、観光バスで沖縄を回りました。いつも行くたびに、島の一番いい場所を、米軍基地が占領し、沖縄の人たちに申し訳ない気持ちになるのですが、それでも、行きたくなるのは、島の人たちの人の良さ・言葉の温かさ、平和や自然を守る闘いをする人たちの存在があるからだろうと思います。

私たちの乗ったバスの若いガイドさんは、基地のことも沖縄戦のことも、きちんと説明してくれ、「ひめゆりの塔」を訪ねた折には、私たちのバスの人たちは、解説に全員涙していました。若いガイドさんの、戦争への憤りや平和への思いが、強く私たちに伝わったからです。

毎年、6月23日「慰霊の日」には、沖縄で「追悼式」が開かれ、ニュースになりますが、本土決戦を遅らせるための「捨て石」とされた沖縄では、県民の4人に1人が亡くなっていること、その後も、基地の島として、犠牲を強いられていることを忘れてはいけないし、解決に向けて協力しなくてはいけないと思います。
「米軍が最初に上陸せし座間味この峠にも自決の碑立つ  大空の亀」 

追記:沖縄のことを書くとき、一番読んで欲しかった歌を、最初に載せなくてはいけなかったのに…
「塔」の選者の一人で、私の尊敬する「澤辺元一」先生(80ン歳)の歌です。

忘れしにはあらずひたすら避けいし我の沖縄に来て立つ君の碑の前 


テーマ:沖縄離島の旅 - ジャンル:旅行

心に響く詩歌-家族写真の歌
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  【万博の紫陽花 ・ 接写してみました。紫陽花じゃない生き物みたい。拡大できます。】

先日、今月号の『塔』誌が届いた。
「題詠四季」というコーナーがあり、前に募集していた題「丸」の結果が、載っていた。

今回の選者は小林信也さん。最近まで、大阪に単身赴任をされていて、その間のことを『千里丘陵』という歌集にまとめられている。
その中の一首「『大阪でがんばっている父さんへ』さうか俺はがんばつてゐるか」 は、父親の哀感とユーモアが漂っていて、また、家族の中での様子までが思われて、特に心に残っている。

その小林さんが、私の歌「犬のまる十歳のわれ猫のたま家族写真は満ち足りしまま」を、中の一首に選んでくださって、「結句の『まま』の一語に万感がこもっている。」との評を書いておられた。
以前から歌いたかった題材が、「丸」という題を与えられることで歌になり、作り手の気持ちを汲んだ評を頂け、とても嬉しかった。

父、母、まる、たま、そして甘えん坊の私。みんなの笑顔が懐かしい写真が手元にある。写真を見るたびに、幸せな子供時代を送らせてもらったなと、胸がいっぱいになる。

私が赤ちゃんの時、兄が拾ってきた犬の「まる」とは、ずっと一緒に籐の乳母車で育った、同い年。参観日が好きで、教室で静かに授業を聞いていた。
小学校高学年の頃だったと思うが、かつての乳母車とそっくりのものが、家の前を通った時、「まる」が飛び出して、それに乗り込んだのには驚いた。
あとから飼うようになった猫の「たま」(捨てられていたのを、友人が連れてきた。)とも、仲良しで、私が12歳の時、どちらも亡くなった。

15歳の時には、母が、その13年後には、父が亡くなり、二人の姉(享年4歳。33歳。)と妹(0歳。)も早くに亡くなり、故郷には、もうあの幸せだった子供時代の家はない。
しかも、母・姉妹・伯母とみな3月30日が命日と偶然重なっており、私には、ことさら辛い日である。

昨年帰郷した折、昔暮らしていた家がレストランになっていて、内装は変わっていたが、大黒柱がそのままにあり、そっと触ってきた。
裏庭は駐車場になっていたが、この歌に詠んだ写真を撮ったときと同じものがいくつか残っており、嬉しかった。

紫陽花の季節になると、母が自慢にしていた、たくさんの青紫陽花を思い出す。
月見草は、家族揃って出掛けた最後の旅行で、母がどうしてもと欲しがって、野原から抜いて持ち帰った。
病気で目が見えなくなった母が、毎夕、花の咲いた数を尋ねるのが切なかった。
沈丁花は、中学卒業記念にと、母が最後に買ってくれた花。
母は、花とともに優しい思い出をいっぱい残してくれた。

私は、肉親を次々亡くしたトラウマで、殺人場面の出てくる推理小説などは、どうしても読めず、ドラマもミステリーものなどは、未だに見ることができない。
それだけに、昨今の殺人事件の多さや自殺・事故・戦争など、人の命が簡単に失われることに、心が痛む。

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

猫日記「好(hao3)の日々」第5回
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   【ノートのしおりと闘っているところ】
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   【この後、ペン立てから小筆を一本引っぱり抜きました。】  
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    【最後の2枚は、ニュースのワールドカップ観戦中。どれも拡大できます。】

二千零六年(Liang3 qian1 ling2 liu4 nian2)六月(liu4 yue4)二十五号(er4 shi wu3 hao4)星期天(xing1 qi1 tian1)日曜日です。
「早上好(zao3 shang1 hao3)!」おはよう!好(hao3)は、生後7週間になり、4週間前「大空の亀」さん家に来たときの350gから、倍以上の760gになりました。

今週から、( )の中のアルファベットに数字が付いたの、わかりましたか?中国語の発音には声調(四声)といって、高低のアクセントがあるのですが、ワードでは表せません。そこで、中国語のK先生が、お母さんに、いい方法を教えてくださったのです。K先生は、中国からの留学生で、教え方がとても上手。その上、独学の流暢な日本語で、「好(hao3)日記、頑張ってくださいね。」と、励ましてくださるので、劣等生のお母さんも、何とか続いているんだって。

前置きが長くなりました。それでは、( )の中の数字と四声の説明です。1は第一声で、高く平に。2は第二声で、低いところから急激に高いところに。3は第三声で、低くなだらかに。4は第四声で、高いところから急激に低いところへ。何も数字の付いていないのは軽声といって、軽く発音するんだって。

四声の発音で、意味が違ってくるから、お母さんにはとても難しいみたい。「猫(mao1)」は平らで、「毛(mao2)」は急に上がる発音なんだって。「秒(miao3)」は猫の鳴き声みたいだよ。

FIFAワールドカップ「世界杯(shi4 jie4 bei1)」、「日本(ri2 ben3)」は残念ながら、ブラジル「巴西(ba3 xi3)」に負けちゃったけど、四年後にはもっと力をつけて、頑張って欲しいな。

私、この頃いろんなものが見えてきて、面白くて仕方ないの。
この前なんか、TVのチンパンジーがサッカーしているのを見て、思わず一緒にボールさわっちゃった。けど、さわれなかった…。なんで? 

行動範囲も広がったので、思いがけない失敗もするよ。
何か踏んづけたなと思ったら、部屋の照明が消えたり、スタンドの灯りが突然ついたり。帰ってきたお母さんが、スタンドだけがこうこうとついてるって、驚いてた。
網戸とガラス戸の間に体が入ったときは、身動きできなくなって焦った~。お母さんがいて助かったけど…。
自分では、箱の中・おもちゃの陰・クッションの後ろと隠れてるのに、「見えてるよー」と笑われるのが、不思議。
さっきまでお布団の間で気持ちよく寝てたのに、「ハオー」と探すお母さんに、押しつぶされて死ぬかと思った!

すっかり怖いもん知らずになっているんだけど、苦手なものが二つあるの。
「白い服」なんでだろう??「水を飲むこと」牛乳は飲めるようになったのに、なんでだろう??

お話いっぱい聞いてくれて、ありがとう。「謝謝(xie4 xie)」では、また来週!「下周見!(xia4 zhou1 jian1)」

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心に響く本-『あの子が部屋から出てこないのはどうしてだろう』
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【万博公園の紫陽花・右端の白いのは「アナベル」という名前】

『あの子が部屋から出てこないのはどうしてだろう』(山脇由貴子著・ポプラ社・1300円)

題名があまりにもストレートすぎて、しんどいだろうなと思って、実は、読むのを躊躇った。
「引きこもり」のカウンセラーをしている著者が、その過程を小説の形で書いたもので、とても読みやすく、心に響く言葉がたくさんあった。特に、今「引きこもり」で悩んでいる訳でなくても、人間関係の基本を考える上で、理解しておきたい言葉だと思う。

形が整ったからといって、中身ができ上がったわけではない。努力は、そこから始まらなくてはならない。自分を理解してもらおうという努力。相手を受け入れようという努力。何より「あなたが大切です」と伝える努力。
互いの努力のない関係は、容易に不信が生まれ、もろくも崩れてゆくだろう。
しかし、努力しあえる関係の中では、形など整っていなくても、愛情によって信頼を積み重ねてゆける。多少の失敗があっても、修復してゆける。

失いたくないからこそいえない言葉は、大切な相手だからこそいわなくてはならない。それと同時に、大切だからこそわかってくれているだろうという言葉も、大切な相手にこそ伝えなくてはならない。かけがえのない存在を失わないために。

「私は、こう考えるんです。いろんな、悩んでる子と話すとき、声をかけるとき、自分が子どもの頃に会いたかった大人になろうって」


十代の子どもたちが引き起こす、痛ましい事件が続いて、辛くてなりません。
「かけがえのない命を大切に」「あなたのことが大好きだよ」「あなたの一度きりの人生だよ」
大人の私たちにとって、これらはあまりにも当たり前すぎて、口にするのも照れくさいほどですが、これらの言葉が伝わっていたら、違ったのではなかろうか。
そういう意味でも、著者の言葉は、心にしみます。

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心に響く本-『幸福論』
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【今回は、GANKOちゃんがメールで送ってくれた、「休耕田に植えた花しょうぶ」の写真。
左端の写真、真ん中辺りの花びらにキリギリスの子どもが乗っています。拡大可。】

久しぶりに、本の紹介です。私の読書ノートの中で、ひときわ大きな花丸のついている本で、
長倉洋海さんと関根吉晴さんの対談集『幸福論』(東海大学出版会・2300円)です。

まずお二人の目がいい。とても澄んでいて、この人たちは既成概念から自由だという目をしている。もちろん生き方も考え方も。でも、無頼漢ではなく、とても誠実な人たち。

心に響く言葉満載で、図書館で借りた本からノートに5ページ分も抜き出したのですが、気が済まず、再度購入した本です。今回は、そこからほんの少しだけ引用しますが、できたらぜひ読んでみてください。いい言葉にいっぱい共感できると思います。

長倉洋海さん(1952年北海道生まれ。同志社大学探検部。アフガニスタンを中心に撮っているフリーのカメラマン。クレヨンハウスの講演の折、優しく透明感のある目に感動。)
「やっぱり、ぼくが写真を撮りたいって思うのは、世界には自分の道を持ってどんと生きている人間がいるからなんだろうな。そういう人のところに行きたいんだよね。世界がみんなひとつの価値観に染まろうとしているなかで、別の価値観を持って生きている人を撮りたいんだ。人間という生き物の、幅というか強さというか、それが見たいんです。ぼくは、その人の持っている存在感に惹かれて写真を撮る。いい雰囲気を持って、支えとなるなにものかを持っている。自分のリズムを持っている。それが伝わるんだ。そういう人って、どっしりとしたいい表情をしている。自分の道を見つけた安堵感というか、生きる確信というか、そんなものが出ている気がします。生命力のオーラのようなものが伝わってきて美しささえ感じることがあります。」

関根吉晴さん(1949年東京生まれ。一橋大学探検部。横浜市大医学部。世界を自転車で回った『グレート・ジャーニー』で有名。)
「人間が生きていてうれしい瞬間って、おいしいものを食べたとか、子どもの成長を実感したとか、差別されてないとか、好きなところに住めるとか、他人との誤解が解けたとか、そんなところにある。人類が生まれたときからこれはずっと同じだよ。ところが、そんな喜びがみんな経済に取り込まれてしまった。効率よくお金を儲けたら、こんなことみんな上手くいくんだと思い込んでしまった。そんなわけないのにね。」
長倉さん「数字だけを追求していくと、やっぱり人間ってすごく淋しくなっちゃうんじゃないかな。数字に比較することができない価値もたくさんあるのに、それを捨ててしまうんだからね。」

部分だけを抜き出したのでは、充分に良さが伝わらなくて、もどかしい。素敵なお二人に、どうか皆さんも出会ってくださいますように。

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猫日記「好(hao)の日々」第4回
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【今週は、好haoの小ささを強調した写真特集。どれも拡大できます。】

「二千零六年(Liang qian ling liu nian)六月(liu yue)十八号(shi ba hao)星期天(xing qi tian)」
2006年6月18日、日曜日です。
「晩上好(wan shang hao)!」皆さん、今晩は。好(hao)は、生後6週間になり、また110g増えました。
中国式に足し算をすると、「五百二十(wu bai er shi)和(he) 一百一十(yi  bai yi shi)的(de)和(he)?」
  
「上午(shang wu)6点(liu dian) 30分(san shi fen)起床(qi chuang)」午前6時30分起床。
「晩上(wan shang)11点(shi yi) 30分(san shi fen)睡覚(shui jiao)夜11時30分睡眠。
よく寝てよく食べよく遊ぶ、規則正しい3週間がたちました。

今一番楽しいのは、お母さんとする鬼ごっこと隠れん坊。
逃げるのも隠れるのも上手くて、なかなか捕まらないの。
お母さんは「すばしっこくて、何だか鼠(shu)みたいな気がするわ。」と言いながら、
「好(hao)ちゃんは、どこかなあ~?」と探してくれる。
お母さんと目が合う瞬間が、面白くて飽きないの。
暗いところで、まん丸目になっている私を「ほんとに可愛いわね。」と言ってくれるのも嬉しいな。

お父さんは、初めての娘に甘くて、テーブルをソファーに近づけてくれたわ。
楽に飛び移れるのは嬉しいけど、お父さん、後で困ると思うけどなあ…。
「ハオも寝たし、親も寝るかな。」「親の皿出すんか?」確かにお兄ちゃんたちの親だけど、誰の親のつもりで言ってるのかなあ?

この1週間も、いっぱいの人が、私に会いに来てくれたよ。
「このままの大きさだといいのにねえ。」なんて言われちゃって、ちょっと複雑…。
中学生のお姉ちゃんが「可愛い」って何度も言ってくれて、写真もたくさん撮ってくれたよ。
静かで優しいお姉ちゃんで、おいしいおやつもくれたよ。
「猫はもの静かな人が好きって『猫学』の本に書いてあったけど、ホントね。」と、お母さんが言っていた。
今週も、たくさん遊んでもらったから、いっぱい食べてぐっすり眠れたよ。
「大家(da jia)辛苦(xin ku)了(le)!」皆さん、お疲れさん!


テーマ:雑記 - ジャンル:日記

心に響く言葉-永田萌さん
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【新しいデジカメは4cmまで接写可能。大きくできます。】

優しい絵を描く永田萌さん。優しすぎて甘すぎて、ちょっと苦手だった時期もあるけれど、7年ほど前に、ご本人のお話を聞く機会があり、とても好きになりました。
今回は、そんな萌さんの雰囲気に合わせて、色づき始めた淡い紫陽花を、揃えてみました。

私には、大切にしているノートが何種類かあります。
今日はその中の1冊『心にとまった言葉』から、萌さんの言葉を二つ紹介します。

 「手紙は、相手への時間と思いのプレゼント。」

手紙、ハガキ、メール、ブログへの書き込み、方法は違うけれど、大切な時間を、相手のために使うこと。書いている間、相手のことを思うこと。出す方も受け取る側も、こんなプレゼントは、ほんとに心に温かいですね。
互いに思い合うやりとりの中で、人は助けられたり、励まされたりする生き物。ブログを始めて3ヶ月。
今まで以上に、人との出会いの大切さを感じる日々です。


 「見ようとしない人、考えようとしない人には、目の前にあっても見えない。」

阪神大震災のことを、本にしていく中で、萌さんはとてもたくさんのことを考えられたそうです。そういう中から生まれた、「表現することを仕事としている人」の、厳しい言葉かなと思います。
「きちんと見ること、考えること」は、自然に対しても、人や社会に対しても、大切なこと。
そういう力を、自分の中にも育てていかなくっちゃと思います。

テーマ:花の写真 - ジャンル:写真

リンク先紹介-keikoのベンジャミン
 新しいリンク先の紹介です。 「keikoのベンジャミン」
ぴょんこさんのお友だちのkeikoさんです。
私の同級生のkeikoさんと同じ名前なのが縁で、新しくつながりが出来ました。
私もまだ知り合ったばかりなので、詳しい紹介は出来ませんが、「ベランダ・ガーデニングが大好き!手作り大好き!読書大好き!な主婦」と、以前のブログにありました。
2年前に、11年間介護してきたご主人を亡くされたとのこと。詳しい介護日記もあります。
結婚をされている優しい二人の娘さんに恵まれているkeikoさんです。
紹介を書きながら、私の友人たちとの共通点を、あれやこれや思い浮かべていました。
これからもよろしくね。

テーマ:ブログ - ジャンル:ブログ

心に響く詩歌-新川和江さんの詩
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【写真左から順に、 6月8日の「はなのさん」白百合、エレンジュウム(松虫草の一種でドライ・フラワーに向く) / 我が家の可愛いオコジョとモモンガ / 6月のベランダ】

れんげ草ちゃんが、先だっての新川和江さんの詩のことを書いていましたね。
思い出の「初恋」だったか「片思い」だったか、恋の詩は、見つけられませんでしたが、「れんげ草」の出てくるのがありましたので、今回はそれを紹介します。

「橋をわたる時」

向ふ岸には
いい村がありさうです
心のやさしい人が
待ってゐてくれさうです
のどかに牛が啼いて
れんげ畠は
いつでも花ざかりのやうです

いいことがありさうです
ひとりでに微笑まれて来ます
何だか かう
急ぎ足になります


『新川和江詩集』(ハルキ文庫/780円)より
他に「詩と歩こう」シリーズ(理論社/1400円)『新川和江詩集・それから光がきた』にも。
これは、内田新哉さんの絵がとてもステキです。

この詩、新川和江さんが13歳の時に書いたものだそうです。

そういえばと思って、自分の中学生の頃の詩を探したら、
「土手を見ると必ずその向こうには池があるように思う。
 緑の土手。青い空を映した池。
 向こうに池があると言ったら、みんなが笑った。」
という一節がありました。

橋の向こうに、山の向こうに、土手の向こうに、憧れや違う世界を期待してしまうのは、若い人の常なのかも知れません。
想像した理想の世界に行けることを夢見ていた自分を、思い出します。
今でも時々、土手の向こうにある池に思いを馳せる自分が、顔を出したりするのは、大人になりきれないせいなのかも知れません。

テーマ: - ジャンル:小説・文学

心に響く言葉-お寺に掲げられている言葉
家から職場へのルートを、時々変えてみる。
旧街道の一角に、達筆で書かれた言葉が、掲示してあるお寺があって、月ごとに替えられる、その言葉見たさにである。
ちょっと疲れたりしていて、こちらに、言葉を受け入れたいという気持ちがあるせいなのか、味のある毛筆の字のせいなのか、その言葉が、素直に心に入ってくる。

先日見たのは 「良い日 悪い日 気にするよりも 今日一日を ありがたく」

そういえば、ついつい自分の中で「今日はいい日だったなあ」とか「なんて悪い日なんだろう」とか、思ったりする。でも、ほんとに「今日あることは、ありがたいことなんだよなあ」と、書かれた言葉を読むと、改めて感じる。
そうすると、不思議なことに、残りの道の景色が、今までと違って、輝いて見えてくる。

旧家の多いこの通りには、立派な門構えが目に付く。その中の一軒、年古りた木造りの門の隅に置かれた、丹精込めたサツキの盆栽。門の風情と、実に合っている。
向かいの家の、古いレンガ塀の片隅には、ドクダミの白い花が、小さな群れをつくっている。
どちらも絵になる風景で、写真に撮りたくて仕方ないのだが、他人様の家を無断で撮るのも申し訳なく、しぶしぶ諦める。
今もまだ未練の残る情景なのだが、とりあえずは言葉で書き留め、心に像を結んでおく。

と書いたが、やっぱり写真に撮りたくて、一昨日の午後三時頃、それだけを撮りに出掛けた。時間帯も気持ちも異なる中で、あの日の朝見たような輝きは、薄れていたけれど、とりあえず、撮りに出掛けた自分に満足して、一日を終えた。  【以下が、その写真です。拡大可】


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テーマ:日記 - ジャンル:日記

猫日記「好(hao)の日々」第3回
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【写真はどれも、少しだけ大きくなります。】 

「今天(jin tian)」今日は、「二千零六年(Liang qian ling liu nian)六月(liu yue)十日(shi ri)星期日(xing qi ri)」日曜日です。

「イ尓好(ni hao)!」こんにちは。好(hao)は、生後5週間になり、520gとなりました。先週は430g。もしかして増えすぎ?
中国式に引き算をすると、「五百二十(wu bai er shi)和(he) 四百三十(si  bai san shi)的(de)差(cha)?」  

「大空の亀」さんのお家にやって来て、まだ2週間なのに、すっかりなじんで、前からずっと居るみたいです。
お兄さんのベッドの下から上へと、私の好きな場所も変わりました。遊び回って、お腹がすくと、お母さんを呼びに行きます。
最近お気に入りのメニューは、鯛入りマグロの離乳食。用意が出来て、お母さんがお部屋に運んでくれる時、ダッシュして絶対先に着くと決めてるんだ。
お腹がふくれると、食べながらついうとうと。それが可愛いってお母さんが笑うの。トイレのあとも必ず知らせるから、ほめてもらえるんだよ。

この間、お母さんのお友達が、お土産にネズミのおもちゃを持ってきてくれたの。今一番のお気に入りは、それで遊ぶこと。そのお友達のお家にも猫ちゃんが居るんだって。それでね、言ってたよ。「孫みたいに可愛い!」って、まだ、息子さんたち独身なのにね。
1年ほど前から、捨て猫を拾ってきて育てている別のお友達が、この間、カリカリの食べ物を持ってきてくれたの。美味しかったよ。ただし、細かく砕いてもらったけどね。
伯母さんやお姉さんも、私を見に来たし、私が来てから、他にもいいことが続いてるんだって。まさに「招き猫」だねって喜んでもらってる。

お母さんは、私が起きてぐーんと体を伸ばすところ、立ったまま柱に闘いを挑んでいるところ、ちょこんと座って、食事の支度中のお母さんを見上げているところ、敵に挑むとき背中を盛り上げるところを撮りたいのに、カメラを構えると近づくので撮れない!と、いつも残念がっているわ。

お父さんは、私をもらう時、いろいろ条件を付けたらしいんだけど、次々自分で破ってるって、お母さんにからかわれてる。
「好(hao)が寂しそうだからって、一緒に寝たりしないこと。」明け方トイレに起きて、私の「みゃ~」という声につられて、禁を破ったのは、お父さん。
「好(hao)が居るから、旅行に行けないと言わないこと。」なのに、今日言ってたよ。「小さいうちは、可哀想だから行けないな。」って。

そうそう、ソファからテーブルにジャンプしたんだ!その幅50cmほど。難しかったから、何度も何度も助走して。1回はうまくいったけど、次は失敗して、60cmの高さから落っこちてしまったの。幸い怪我はなかったけど、今はちょっと怖くて跳べない…。「下周見(xia zhou jian)!」また来週!

PS:お母さんは、私のおかげで、歩くのが速くなったんだって。駅から家まで20分(er shi fen)かかっていたのに、今は15分(shi wu fen)。すごいねえ、愛の力。


あんなことこんなこと-元気の出るニュース!
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神戸市立森林植物園(紫陽花の見頃は6月下旬~7月上旬)/右端は七段花/拡大可

今回は、友人からのメールを、「転載は喜んで了解」とのことなので載せます。
「これまでのブログの雰囲気を壊さないか心配です。」ということですが、「丸ごとの私」の、これも一部です。
真面目だったり、ミーハーだったり、個人的だったり、社会的だったり、明るかったり、暗かったり、揺れる幅が大きいほど、人生は豊かで面白いと思うのです。
皆さんも、そうですよね?前置きが長くなりました。それでは…

「元気の出るニュース!」

「仙波さんの不当な配置転換処分に対する不服申立について、愛媛県人事委員会がすばらしい裁決をしてくれました。
本件配置転換処分は、なんら必要性のない恣意的な処分で人事権の濫用であるから、取り消すというものです。
仙波さんは内勤の座敷牢から解放されて、外勤の鉄道警察隊へ復帰します。

まだまだ沢山問題を抱えていますが、一つ扉が開かれた感じです。
いろいろと応援ありがとう。先ほど記者会見をしてきましたが、仙波さんも全国の支援者に対してお礼の言葉を述べていました。

取り急ぎ、ご報告です。」
ということで、同級生のI くんから、嬉しいメールが届きました。

昨年の2月、新聞記事に、弁護士をやっている同級生、I くんの写真を見つけ、ビックリ。
「愛媛県警の裏金づくり」を告発し、報復人事を受けた、愛媛県警の現職巡査部長、仙波さんを守る弁護団の一人として、活躍しているではないですか。
新聞やネットで情報を集めたり、I くんに尋ねたりして、次のようなことがわかりました。

①上司より不正支出の偽領収書を作るよう依頼されたが、仙波氏は断った。
(これは最近、警察のネットから情報が漏れ、架空の捜査協力者をでっち上げていたことが明らかになった。)
②仙波氏の内部告発の記者会見から4日後、突然の人事異動を命じられる。

鉄道警察隊に勤めている仙波さんは、電車の中でいじめられていた障害児をかばい続けたなど、警察官としての仕事に誇りを持っている人。
警察の不正支出に対する監査請求も「黒塗り」ばかりで、全面開示を拒否という中で、
「真相を解明して県警にうみをだしきってほしい」との思いで告発。

仙波さんの正義感と仕事に対する真っ直ぐな気持ちに感銘を受け、また、その人を守るために闘っている友人を誇りに思いました。
保守的な愛媛での闘いの困難さを思うにつけ、立ち上がった人たちを応援したいと考えたのですが、故郷離れて住む身には難しく、せめて出来ることはと「支える会」に入り、次のような歌を送りました。(「塔」誌掲載分)

「領収書偽造すること拒みたる巡査部長のまなざし靱(つよ)し」
「正義感充ちたる人に報復の異動を命ずる警察とは何」
「『保守的な愛媛』と言はれし故郷で不正に対(むか)ふひとの幾人(いくたり)」

私は、言葉で励ますことしか出来ませんでしたが、明るいニュースが届いて、ほんとに嬉しく思っています。
少し長くなりますが、以下に弁護団からの声明文を転載します。
(読まれる方は、下の「READ MORE…」をクリックして下さい。)

[READ MORE...]

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お知らせ-リンク先紹介
 お知らせ-リンク先紹介「Inspired Sense」

 久しぶりに、新しいリンク先の紹介です。
最初に紹介した「ぴょんこさん」のブログのお友達「biancaさん」のブログです。
充実しています。HPといったほうがいいかもしれません。
光・色・構図すべてに優れた美しい写真と、パソコンの高度な技術にほれぼれします。
私は、早速、青い紫陽花の写真を頂いて、壁紙に設定しました。

「ぴょんこさん」のブログで、「麩饅頭」を教えてさし上げたのがきっかけですが、なんと、35個(これは私の早とちり。本当は10個。でも、これもすごい!)も食べたと書いてあって、驚きました。
とても美しい方のようなので、よけいに衝撃がありました。


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心に響く詩歌-歌の生まれる時
今回は、他の人の作品ではなく、自分の作品を例に引きながら、「歌の生まれる時」を説明してみます。

私の唯一の健康法として、通勤の往復に歩き始めて数年になる。といっても、家と駅、駅と職場を歩くだけなので、一日合計60分程度だが。
その歩いている時間に、さまざまな思いが浮かぶ。そして、電車に乗っている間(片道数分)に、道々浮かんだ思いや目にとまったものを、手帳にメモする。
例えば、今日は「クチナシの若葉、ヒメジョオンやチガヤの花穂が、光を受けて美しい。桜やツツジといった華やかな花が終わっても、寂しくないのは、こんな植物が輝いているおかげ。」といった具合。これらが、歌の素になる。

毎月中旬に、所属している「塔」の締め切りがあるので、それに向けて作歌をし、10首選んで送る。作る過程で、自分が感じた思いをきちんと表せているか、自分の心と対話する。その時間が、他から見ると、何もしていないように見えるのだが、実は一番自分の感情を見つめている時間で、充実している。
気持ちを直接表現するのは、照れ屋のせいもあって好まない。事実を表現する中に、自分が感じたちょっとした心の揺れを込めることができれば、嬉しい。

では、「塔」誌の2006年5月号(作品は3ヶ月前に送る)より-今回の選者は、栗木京子さん。
歌は発表した時点で、読み手のものになるから、解説は不要というか愚行といわれるが、あえて、今回は歌に沿って、「歌の生まれる時」を述べてみます。

朝の陽を左より受け歩く吾と並木の影のいくど重なる
  通勤の朝の情景。駅から職場までの道は、ちょうど南へ下っていく方向にあり、朝の光がいつも左側からさす。木々の影が、等間隔で地面に伸び、歩く私の影が、並木の影と重なるのに、ある時気づいた。少し時間に余裕があった朝なのか、その時の気持ちが、私をうつむかせていたのか、数ヶ月前のことで忘れてしまったが、「重なる」という発見で、嬉しくなったのは確か。その気分が、歌にすることでよみがえってくる。

右のビル左のビルに入り日映えおなかの辺りあたたかくなる
  これは、仕事の帰り道。ガラス張りの建物が、道の両側にある。驚いたことに、ガラスに当たった夕日が反射して、反対側のガラスまで夕日の色に輝いている。おまけに、私が進んでいく正面には、沈みかけた夕日。夕日のあたたかい色に包まれ、寒かった体が、本当にお腹の辺りからあたたかくなっていく気がした。寒々とした思いが、夕日のおかげで、一瞬にして幸福感に変わった。

歌写す楽しさ言へば歌読まぬ人は尋ねき写経のやうかと
  私の職場には、歌を読む人も作る人も居ない。マイナーな世界だ。私は、自分のノートに、気に入った歌を写したり、歌を読んだりしている時間が大好き。ぽろっと「歌写すのって楽しいのよ。」と言った瞬間、「しまった!」と思った。困った相手の反応は、この歌の通り。理解者が少なくて寂しい。
  *『百葉集』というコーナーで、憧れの歌人の一人、河野裕子さんが、この歌を取り上げてくださっての感想。「歌はこのようにも見られているのか。成る程そうかもしれない。」

脳内の年齢はかるゲームにて脳若きこと何故に喜ぶ  
  テレビで、脳年齢をはかるゲーム機のCMが流れるたびに、違和感を抱いていた。結果が若ければ喜び、少しでも若い年が出るよう何度もチャレンジするCM。私の身近に96歳と92歳の、とても魅力的な方がおられ、私はこのお二人を知ったことで、年をとるのが楽しみになった。若い人と話すより、得るものも多く、好奇心旺盛で自立されているお二人を、とても尊敬している。他にも、年輩で魅力的な方を、多く知っている。だから、このCMは嫌い。というより、こういうばかげたゲーム機を作る単純な発想が、大嫌い。たかがゲーム機だけど、人間をバカにしていると、腹が立って仕方ない。
  *『選歌後記』で、憧れの歌人の一人、栗木京子さんが、この歌について書いて下さった言葉。「言われてみると本当にそうだなあと納得した。人生の年輪とか知恵深さとか、そういう数字に表れないものこそ大事。下句が言い過ぎになっていないところが良い。それによって作者の脳の柔軟さが伝わる。」とても嬉しかった。

からからとこの国壊るる気配なり虚業に偽装に軽き株券  
  昨日、今日のニュースでは、村上ファンド代表の逮捕が紙面をにぎわしているが、この歌を作った時は、ライブドアの粉飾決算、耐震偽装マンションが、連日、ニュースのトップだった。企業の倫理観の全くない現状、汗を流して得たお金ではなく、書類上の操作だけで動く大金。一体この国はどうなっていくのか、(こういう自然発生の思いこそが愛国心ですよね?)心配でならない。危機感をカ行の音を連ねて表現した。

頭頂に角のごとくに出できたる白髪を抜きぬ五センチまで待ち
  年の割に白髪はないのだが、抜いて抜いても出てくる、一本の気になる白髪がある。短すぎても抜きにくい、場所が場所だけに、怒ったりするとほんとに角に見えてしまう。とりあえず、ちょっぴり角の気分も味わって、抜きやすい長さまで待って抜いた。でも、今もまた生えてきている。
  この歌とは、関係のない余談だが、先日、美容院で「すぐ伸びる分、増えてくれたらいいのにねえ。」と話していたら、ご主人が「ほら」と白髪を一本抜いて見せてくれた。とてもしっかりと結び目を作っていて、「こんなの初めて見た」とのこと。「記念に持ち帰ろう」と言っていたのに、ドライヤーの風で吹き飛んでしまった。

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

猫日記「好(hao)の日々」第2回-2006年6月4日(日)
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幸せ~~/15×25cmの箱の中で構え!/こわごわだけど、ソファの背もたれも歩けるように

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ジャンプしてクッション→ソファーにと、行動範囲がぐっと広く/立っちして、上を上を覗きたい!

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kimicoさんのリクエストに応えて「肉球」/ お母さんが古いフリースで作ってくれたキャリーバッグ

2006年6月4日(日)
「イ尓好(ni hao)!」皆さん、こんにちは。「我是好。(wo shi hao)」ハオです。生後4週間、430gになりました。「大空の亀」さんのお家にやって来て、1週間。毎日元気に、規則正しい生活を送っています。

先週の日記のあと、皆さんから「可愛い!」のお声を頂き、少し図に乗っている私ですが、「小さいものは何でも可愛い。」と、平安時代の清少納言さんも書かれているようだから、しばらく(もしかしたら、ずっとかも?)許してくださいね。

私の部屋は、上のお兄さんのお部屋の中にあります。ヒーターを敷いたベッド・食事のトレイ・トイレ・おもちゃが置かれ、暗くて狭いところの好きな私のため、ベッドとトイレには、段ボールで覆いが作ってあります。
私が来るなりメロメロになったお父さんが、いずれ木製のいい屋根を作ってくれるのではないかしらと期待しています。

1日目は、さすがに不安でミルクもあまり飲めず、ウンチも出ませんでしたが、お母さんに抱っこしてもらってスリスリし、ずっとくっついて歩いていたら、ほっとして、夜はぐっすり眠れました。私が心配で、この日の約束を、お母さんはキャンセルしてしまいました。(ごめんね…)

2日目からは、「KalKanまぐろJUNIOR」に「GOLDEN CAT MILK」をかけ、お湯でゆるめた離乳食が気に入って、すっかり元気。「食べる時のペチャペチャ、クーという音が幸せそうでいいわ~。」と、そばでお母さんが見守ってくれます。時々お母さんの方を振り向いて、食べやすいようにお皿を回してもらいます。この「大事にされてるにゃ~。」と思える時間が大好きです。

3日目からは、トイレもしっかり覚え、「さすが賢い大学からもらってきただけのことはある。」なんて、妙なほめ方をされています。でも、トイレでするたびに「かしこいね~。」とメチャメチャほめられるので、悪い気分ではありません。

帰ってきたお母さんが「好(hao)ちゃ~ん」と呼んでくれると嬉しくて、「みゃ~お」と甘えた声で応えます。たいていは、お兄さんの大きなベッドの下に潜んで、遊んだり眠ったりしているので、お母さんはそこを覗き込んでくれます。目の合う瞬間が「ハッピー!」なの、とっても。

一人で心細くて摂ってなかった食事を改めて食べ、トイレを済ませたら、お母さんに甘える時間。スリスリ、ベタベタを繰り返しているうちに、気持ちよさに酔いしれ、お腹は無防備状態に。さらにお腹を撫で撫でされて、体はすっかりデレ~ンと伸びて夢見心地に。

そうこうするうちにお父さんが帰ってきて「ハオ、遊ぶで!」と、私に闘いを挑んでくる。大きい敵に負けるものかと、私も、ぴょんぴょん跳ねたり、走り回ったり、よじ登ったりして頑張る。でも、いざ噛もうとしたら、仲間のにおいがするから、強くは噛めないんだ。

お父さんとお母さんにいっぱい相手してもらって、大満足。夜は、自分のベッドでお父さんに撫でてもらいながら眠るの。お母さんは過保護気味だから、私が甘えると、すぐ抱いてしまってダメなんだって。お兄ちゃんたちの時もそうだったらしいよ。

もう目がとろとろ。体も眠くて揺れてるわ。「おやすみなさい。謝謝。(xiexie)再見。(zai jian)」

PS:そうそう、お母さんの左肩の五十肩(四十肩と言ってほしいみたいだけど)、私が来てから治ったんだって!

それからね、中国語、ワードでは打てるんだけど、ブログに載せると残念ながら文字化けするの。だから、正しい中国語の簡体字ではないの。
発音は、ほんとは四声といって高低のアクセントがあるんだけど、ここではうまく書けないんだ。では、またにゃ~。「みゃ~お~、ふにゃ~」

テーマ:日記 - ジャンル:日記

心に響く詩歌-茨木のり子
 『六月』  茨木のり子

どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける

どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が どこまでも続き
すみれいろした夕暮れは
若者のやさしいさざめきで 満ち満ちる

どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる


この詩を載せたくて、六月になるのを待っていました。
六月といえば、梅雨。どんよりと重い空、降り続く雨と、マイナスのイメージでとらえることが多かったのですが、この詩を知ってからは違ってきました。

豊かな自然の中で、気持ちよく働いて、一日の終わりを満たされた気持ちで迎える。
「正しいことは正しいと言い、おかしいことにはおかしいと立ち向かえる、そんな人間として当たり前の生き方をしようじゃないか。人生ってシンプルなんだよ。真っ直ぐ生きようよ。」というメッセージが伝わります。正直に生きている普通の人たちが、力を持つ時代であってほしいと思います。

茨木のり子さんは、今年の2月に79歳で亡くなられましたが、姿の凛とした詩を書かれる方で、読むと、私も姿勢を正さなくてはという気持ちになり、何度も励まされました。

わかりやすい言葉で書かれた次の二編は、有名な詩で、自分をふり返る時に読む人が結構いるようです。甘くない言葉が心地よくて、大好きです。

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
( 中 略 )
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ     
         (『自分の感受性くらい』より)


もはや
できあいの思想には倚(よ)りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
( 後 略 )             
      (『倚りかからず』より)


hanano5gatu.jpg syakuyaku.jpg  yuri.jpg  baikautugi.jpg
「はなのさん」から配達された花/拡大可(もっと上手く生けたいな)
5月17日-アストロメリア・トルコギキョウ・バラ
5月24日-ポーラフェイ(シャクヤクの一種)・すかし百合
5月31日-バイカウツギ・トップホワイト(百合)・カーネーション

テーマ: - ジャンル:小説・文学



プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年8カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !
2017年 9月26日カウンター343434通過



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