心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く詩歌-有馬敲さんの詩集『洛中洛外』
rakutyurakugai.jpg    有馬敲さんの詩集 『洛中洛外』 (思潮社/2200円)

この秋は、前回ご紹介した歌集『木香薔薇』、そして、今回の詩集『洛中洛外』と、私の中では、「久々の大ヒット!」という詩歌との出会いがありました。
『洛中洛外』の作者、有馬敲さんは、京都生まれで、今も京都にお住まいの75歳の方で、少年向きから大人向きまで、たくさんの詩集を出されています。

 今回ご紹介するのは、去年一年の京都での暮らしを、たっぷりの京都弁で綴った詩集です。1月から12月まで、京都の風物を入れながら、世の中ともきちんと関わっている日々の生活が、詩になっており、最後の1ページまで、飽きさせません。
作者の、飄々としているようで、どっこい、したたかに生きているという感じが、巧みな京都弁で、よく表されています。柔らかく優しそうに響く京都弁が、一方で、皮肉に満ちた辛辣な意味を含んでいく、その過程が面白く、友人知人にいっぱい勧めました。
これらの詩が京都弁でなかったら、ここまで心に届かなかっただろうと思います。作者の余裕あるユーモア精神と京都弁があって初めて成立した詩集だと言えるでしょう。共感する部分がいっぱいです。

 以下に、一部引用しますが、この詩集も、1冊丸ごと読んで欲しい本です。

「いちょうしぐれ」

そのときや
なにごとかいなと思うた
ふいに黄色いもんがぎょうさん
折からのきつい風に吹かれて
空から舞い降りてきたんや

急行バスが賀茂大橋を過ぎて
百万遍にむかって走っとるとき
窓のそとをよう見たら
目の前のいちょう並木から
黄葉がしぐれになって散っていくやんか


(以下省略) 
皆さんにも、京大近くの銀杏並木から、はらはらと散る黄葉が見えたでしょうか?


「わやくちゃ」

えらいこっちゃでぇ
とうとう戦争に備える法律ができてしもた
「有事法」いうて
オブラートに包んだ言いまわしやが
英語ではちゃんと
「War Contingencies」となっとる
「戦争法」やでぇ わややでぇ

(途中省略)

あんたの大好きな花鳥風月をめでる楽しみも 自由も
いつなんどき奪われるかもしれへんでぇ
純粋で 中立的で 非政治的や いうて
見て見んふりするあんたこそ
よっぽど政治的やないか

わやくちゃやでぇ
「戦争法」には気をつけなあかん
これからも目を皿にして見張っとらなあかん
憲法9条が泣いとる


昨日のニュースで、「防衛庁」を「防衛省」に格上げする法案が出されると言っていました。国会は、立法機関と言えばそれまでですが、「教育基本法の改正(改悪)」など、私たち国民を置き去りにしたまま、次々と、重要な法案が決まっていくのにやりきれない思いです。
選挙が、今の政権が有利な形で行われ、必ずしも、民意が反映されているとは言えない状況の中で、戦前の動きを連想させるような、最近の一連の動きに、じわじわと首を絞められていくような恐怖を感じているのは、私だけではないと思うのですが…。

 と、ここまで書いて、昨日は、鼻炎の薬の影響による眠気に勝てず、眠ってしまいました。
政治に関した詩を、次にもう一つ引用しますが、決して声高に思想信条を述べている詩集ではないのです。本当は、もっとバランス良く、「人間の当たり前の暮らしって、こんなふうだよね。」って、感じさせる、とっても人間くさい詩集なのです。

「建議」

ブッシュはんの連れ合いの
ローラ夫人はテレビで見ただけでも
なんとのう上品で さすがファースト・レディや

(途中省略)

おねだりするわけやおへんが
ここはひとつ ローラ夫人から
ブッシュはんやその取り巻きの偉いさんに
戦争のあほらしさを教えてもらえまへんか
たがいに人が殺しあうのはやりきれまへんな
せんに学校の先生やったローラ夫人なら
人にさとすのはお得意やと思いまっせ


今回のアメリカ中間選挙は、上院・下院とも民主党が12年ぶりに過半数を制する結果となりました。ブッシュ大統領のイラク政策への批判票によるものが主因だったということに、アメリカの健全な民主主義の存在を見る思いで、正直羨ましく感じました。

大切な詩を、一部分だけ引用し、作者の有馬敲さんには、大変申し訳なく思っています。
よろしければ、皆さん、本を手に入れて、ぜひ全部の詩を読んでみて下さい。いい詩集ですよ。

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

心に響く風景-大阪箕面の紅葉
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 今日は、少し晴れ間も見えましたが、午後からは曇り空。なかなか、紅葉日和とはいかないようです。
ということで、今回も昨年の紅葉です。12月初めに箕面公園で撮りました。拡大して、お楽しみ下さい。

 駅から滝へ至る道の途中に、ここ数年、次々新しいお店ができています。古い旅館を上手に利用していて、ちょっと覗いてみるのも、お茶をするのも、なかなか楽しいです。なかでも私が気に入っているのは、「ゆずりは」のお昼ご飯。何がおいしいって、お米のごはん!これは、感激ものです。

 滝までは、みんなが通っている歩きやすい道を行き、帰りは、川を挟んで反対側にあるアップダウンの激しい道を行くのが、好きです。こちら側は、人が少なく、自然もワイルドで、野性児(おばさん)の私向きです。


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心に響く風景-京都大原の紅葉
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昨年の11月29日に、京都の大原三千院と寂光院で撮った紅葉です。
昔は、JR京都駅からバスで1時間ほどかけて行くしかなかったのですが、京都市営地下鉄ができてからは、地下鉄終点の国際会館駅から出ているバスで20分~30分で行けるので、ずいぶん楽になりました。

今年は、曇り空が多く、光に映える紅葉をなかなか見ることができず残念です。
大きくなりますので、せめて、写真で、紅葉をお楽しみ下さい。


テーマ:紅葉 2006 - ジャンル:写真

心に響く詩歌(歌集)-花山多佳子さんの歌集『木香薔薇』
mokkoubara.jpg  花山多佳子さんの歌集『木香薔薇』(砂子屋書房・3000円)

 「心に響く詩歌」でご紹介してもよかったのですが、この歌集は、部分的にではなく一冊まとめて読んでほしいなと思って、こちらで紹介することにしました。

一読、まず元気が出ます。「私も、そうそう!」と、作者と何度も何度もおしゃべりをする感じで、楽しく読めます。だからといって、決して浅い訳ではなく、歌の上手さにもうなるし、社会的な目にも共感を覚え、家族の歌には思わず笑いがこぼれます。

再読、繊細だけどたくましく、己れをユーモアの精神を持ちながら客観視する、作者の姿勢に、ますます惚れ込みます。言葉の世界に逃げ込まないで、地に足をつけて生き、豊かな言葉の世界を持つ、この歌集に展開されているような歌の世界が、私は理想です。

今までにもたくさん、素晴らしい歌集に出会ってきましたが、深く沈潜していく思いに、読み終わった後、共感しながらも孤独感も際立つということが多く、寂しくなることが多かった気がします。でも、この歌集は、違いました。世界が深いけれど、開かれていて、作者とつながりたい気持ちになりました。

 短歌というと難しそうで敬遠していた人、今まで歌集を読んだことがないという人にも、ぜひ手にとってほしい、特に同世代の人には、共感してもらえる部分が多いのではないかしらと思っています。繰り返し読むうちに、最初に読んだときとは違う面白さがまた見えてきて、今、私の中で、一番好きな歌集です。

花山多佳子さんは、短歌結社「塔」の選者をされていて、いろんなタイプの歌を詠まれます。この夏の全国大会で、私は、三回も、「花山さん!」と、後ろから声を掛けられました。光栄な人違いでしたが、これも「花山ファン」に拍車がかかった理由かも知れません。それよりも何よりも、実は、全国大会での、花山さんの歌の解釈が素晴らしく、とても共感のいくもので、大きく頷いてばかりだったというのが、大きな理由です。

前置きが長くなりました。書きたい歌がいっぱいですが、できれば、みなさんには、歌集で出会ってほしいので、心を鬼にして、少しだけ載せることにします。

1, 観察力の鋭さと表現の上手さにうなる歌
  葉の落ちてたちまち点(とも)る満天星(どうだん)のくれなゐの芽よ 遠き春まで
  摘まれたることを知らざるひるがほが夕べの卓に花閉ぢてをり
  思ひ出はそこにあるかと思ふまで白飯そめる紅生姜のいろ
  あきらかに重みをかけて乗つてゐる欅(けやき)の冬の枝に雀が


2,共感して笑った後いろいろ思いを巡らす歌
  わたしは何をおくつたのだらう書いた手紙が机のうへに
  テレビ壊れて仕事はかどると思ひしにテレビは娘にも壊れてゐたり
  探す本はかならず在らず探してはをらぬと思ひて暫くを待つ
  事故によりバイクが壊れ、壊れざりし息子が今日もママチャリに乗る


3,社会に向けた目をさりげなく表現した歌
  「いぬのきもち」といふ月刊誌よむ人のきもち思へばきもちわるくて
  そののちを撃たれたる熊が映りをり柿の木に実をもぎゐるところ
  「長持ちしてますね」というは桜のことにしてイラクのことに話は移る


 歌集名である「木香薔薇(もっこうばら)」という薔薇の種類を、私は知りませんでした。調べたところ、「4月~5月に八重咲きの直径2~3センチの花がたくさんつき、ツルバラに似ている。とげがなく、かすかな香りがする。白い花は黄色い花より香りがよい。」と、ありました。この歌集を何度も楽しんで読み、歌集名に「なるほど。」と思う私です。

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

手作りが好き!-Tシャツのリサイクル
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 写真左から順に、A枕カバーB敷物Cエプロンです。どれも不要になったTシャツの身頃を使って作りました。袖の部分は、適度な大きさに切って、ポイ捨て雑巾として、最後まで使い尽くします。

A枕カバー~同じ幅、同じ厚みのものを2枚、真ん中で継ぎ合わせただけですが、伸縮性があるので、抜けることなく、取りはずしての洗濯も楽なので、いくつも作って重宝しています。ポイントは一つ、色あわせを楽しむことです。

B敷物~薄手のTシャツを、1センチ弱の細長いひも状に切り(身頃にハサミを交互に入れると、ずっとつながります。)細編みで編んだだけ。偶然、色あわせがイタリアの国旗のようになりました。Tシャツ3枚分でも、22センチ×33センチぐらいにしかなりません。厚めなので、形を丸くして、植木鉢の下の敷物や鍋つかみにするのが、いいかと思います。

Cエプロン~枕カバーにするつもりだったのですが、色が陰気で、悪い夢を見そうだったので、ステッチをかけ、ひもをつけ、ちょっとアップリケをつけ、夫用のエプロンに変更しました。二重になっているので厚みも適度で、いい使い途だったなと思っています。

 この11月は、休日のたびにお天気が悪く、いつもの年のように「紅葉を追ってあちらこちら」という気になれず、ミシンを使って、簡単手芸ばかりしていました。

その1~猫のハオに痛めつけられたサテンの地模様のクッションカバーが、フェルト地で裏打ちしてあったので、裏返して、勉強用椅子の座布団4枚に変身させました。紺とグレーのが2枚ずつできて、職場でも役立っています。中味には、不要になったフリースや、厚みがありすぎて座りづらかった子どもの座布団の綿を分割して、利用しました。
クッションカバーの飾りにしていたピンクの布の部分は、傷んでなかったので、手提げ袋に変身。表がサテンの地模様で、裏がフェルトなので、今の季節にぴったりです。

その2~東寺の弘法市で、反物の安いのを(着物一着分の反物が絹地で1000円!)いくつか買っていたので、秋冬用ののれんを作りました。150センチぐらいの長さのを2本かけると、部屋の出入り口の幅にぴったり。幅の広い所には、3つ並べます。今まで、のれんは夏だけでしたが、猫のハオがどの部屋も出入りするので、全部で9本縫いました。絹なので、すべて手で縫いました。しわも出ず、肌触りもいいので、気に入っています。

テーマ:こんなの作りました♪ - ジャンル:趣味・実用

心に響く風景-utsugiさんの秋の切り絵
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 久しぶりのutsugiさんの切り絵の登場です。今回は、秋の風景ですよ。
「コスモス」は、蝶のものとトンボのものを頂きましたが、写真は、トンボのほうです。
「紅葉」は、たぶん亀岡辺りのお気に入りの場所ではないかと思います。
茶色の目地入りの紙が使われているので、印刷では横のラインが出ています。

 utsugiさんの写真や切り絵の一部が見られる「ヤフー・フォト」にリンクしました。
「utsugiさんのフォトアルバム」といいます。
ステキな写真がありますので、ぜひアクセスしてみて下さい。

テーマ:四季 −秋− - ジャンル:写真

心に響く詩歌&風景-家の近くの紅葉&拙歌
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【 1,2枚目は、紅葉した台湾楓の並木道。 3枚目は唐楓の葉っぱ。 昨日撮りました。 拡大できます。 】

 写真は、わが家のすぐそばにある唐楓と台湾楓の並木道です。4年前には、すべての木が同時に真っ赤になり、新聞に写真が載りました。
年々、撮影に来る人が増え、昨日は、デイケアセンターのお年寄りの皆さんが、散歩に来られていました。

秋らしい秋があまり感じられなかった今年ですが、木々はやっぱり色づいてくれ、心を温かくしてくれます。
池の周りの桜の赤、大学の銀杏の黄、欅の多彩な黄色、プラタナスやポプラの強い質感の落ち葉、楓の紅、光が当たると、ふくらみを増し、幸福感でいっぱいになります。様々な色の塊として遠望するとき、一枚ずつの葉を手にするとき、「秋も好き!」と思う自分がいます。

 ただ、アスファルトやコンクリートの道に落ちる葉には、申し訳ない気がしてなりません。土の道なら、そのまま土に帰り、葉っぱとしての生を全うできるのに、人に踏まれてゴミになったり、虚しく路面を風に翻弄されたりで、「人間の仕業が邪魔してごめんね。」と、思ってしまいます。
梅雨の時期のミミズたちが、晴れ上がった空の下、ひからびているのを見るときも、「あなたの仕事をさせてあげられなくて、ごめんね。」と謝りたくなりますが。かといって、いまさら土の道に戻す訳にもいかないだろうし…。

 4年前の10月、短歌の結社「塔」に入り、歌を作り始めました。
次の秋の歌は、2回目に出した歌(11月締め切り分)から掲載されたものです。(選者は、栗木京子さん)

秋空にオーガンディーの布広げ雲はドレスを仕立て始める

狐らがお金に替ゆる木の葉かも親子三人両手に集む

赤や黄の落ち葉を拾ふ人はみな幼き頃の表情をせり

掌(て)の中の落ち葉の紅さ暖かさ色づくまでを過ごせし一生(ひとよ)

木の下の昨日の楓紅きまま今日の楓の降り積もりゆく

テーマ:紅葉 2006 - ジャンル:写真

心に響く本-『木の葉の美術館』
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   『木の葉の美術館』                   『木の実の宝石箱』 

 「NHK俳句」何月号だったかに、上の写真の2冊が、ステキな本ですと紹介されていました。
早速手に入れ読みました。描いた方の愛情が、優しくこちらに伝わってくる本で、しかも美しい。お薦めです。
今回は、『木の葉の美術館』絵・文 群馬直美(世界文化社/2100円)を紹介します。

まず、葉っぱの絵一枚一枚に添えられた言葉が、微笑ましい。
「シロモジ/体操選手のフィニッシュポーズ」「イチョウ/逆さにするとドナルドダックの足」これらは、まだわかるほう。「ソメイヨシノ/おっ!地球の行く末祈る人たちの姿が見えます!」なんかになると、お手上げなんだけれど、妙に面白い。
終わりの方にある「もっと葉っぱと戯れよう」というコーナーも楽しい。
ところどころに挟まれているエッセイも、素直な文章で、すっと心に届く。

 例えば「葉っぱの精神」では、(一部引用。濃い部分は私が特に気に入ったところ。)

葉っぱと出会い、試行錯誤を繰り返すうち、私の中で明確になった言葉がある。 
『葉っぱの精神―この世の中のひとつひとつのものはすべて同じ価値があり光り輝く存在である』
この言葉にのっとって、一枚の葉っぱをありのままに描いてみたらどうだろう。恐る恐るとではあるが、ありのままの自分で、ありのままの葉っぱを一枚描いてみた―。なんだこんな簡単なことだったのか。ただありのままに描けばよかったんだ。自分はアーティストなんだという気持ちで取り組んでいる間は、かたくなに閉ざされ一歩も中に入れてくれなかった葉っぱの門が、この時少し開かれた。そのすき間から中へ入ってゆくと、葉っぱはやっと来たねという感じで私の手をひき、確かな世界を少しずつ見せてくれた。


 インターネットで『木の葉の美術館』を見ることができますとあったので、訪問しました。リンクのための連絡をしたところ、そのホームページを作成された方(作者の群馬直美さんのお友達)から、とっても楽しいメールが届きました。ホントは、ここで紹介したいぐらい。リンクできるようにしましたので、お楽しみ下さい。

この本を読んだ後は、あなたもきっと色づいた葉を集めに出掛けているはず。
群馬直美さんに、思いがけないところで、葉っぱのストーカー(本文のエッセイを読むとわかりますよ)をされてしまうかも?
葉っぱも木の実も魅力的なこの季節に、ぜひこの2冊、手にとって眺めてみて下さい。

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

心に響く詩歌-俳誌「空」関連の俳句
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写真左から『眞中』、『俳句の杜4』、俳誌「空」です。(拡大できます。)

【引用した俳句は、特に私の好きなものですが、すべて季節の順に、並べ替えています。】

 高千夏子さんの俳句-『眞中』(角川書店)より。

初旅や救命胴衣のぞき見て

きさらぎや夢食べて生き延びてをり

水たまりあれば跳び越え入學す   

梅雨に入る握り鋏の鐵ひほひ       

ふるさとは鍵なきくらし夏布團      

たまゆらをあそべと風船かづらかな    

病歴に俳歴かさね水澄めり        

雁過ぎし高さしばらく街空に       

冬鏡何も映さず暮れにけり         

遠くまで見え何もなき寒さかな       

 高千夏子さんは、中国語仲間Tさんの大学時代の同級生で、平成9年度の角川俳句賞を受賞されています。昨夏、Tさんに貸して頂いた『眞中』という句集が素晴らしく、それまで、俳句というのは客観描写が大切で心情は述べないものだという、私の考えが変わりました。
十七音の中に、作者の思いがこもっているのに感心し、Tさんにお礼と購入したい旨を申したところ、高さんに連絡をとって下さり、残りがほとんどなかったにもかかわらず、貴重な一冊をプレゼントして下さいました。私が、数年前から短歌をやっているが、俳句も好きで勉強したいと思っていることなど、お礼の手紙に書いたところ、俳句結社「空」が、優れた主宰で、よい勉強になるので、ぜひおやりなさいと紹介して下さいました。

 早速頂いた「空」誌を見たところ、主宰の名前に見覚えがあり、毎月取っている「NHK俳句」(写真が美しく初心者向けの解説も多いので、「NHK短歌」とあわせて、数年前から購読)を調べました。2005年7月号の「隣の俳人」に、「空」主宰の柴田佐知子さんの特集がありました。いつもはさっと読むだけなのに、この回は、書かれていることに共感することが多く、たくさん線を引いていたので覚えていたのです。この偶然に驚くと同時に、大事にしないといけない縁だなと思いました。年四回十句ずつの出詠ということで、短歌との両立も可能だと考え、連絡をとり、今年より出詠を始めました。
また、私のブログを見て下さった主宰が、詩歌について書いてみませんかと声を掛けて下さり、この秋より「季節の詩歌」という題で、短歌の紹介などを中心にした文章を載せて貰っています。自由になんでも書いて下さいとおっしゃって下さったので、俳句・短歌・詩と、短詩型文学の大好きな私は、自分の勉強も兼ねて、楽しませて貰っています。もし、関心を持たれた方がおられましたら、「空」誌を読んでみられませんか。

 柴田佐知子さんの俳句-『俳句の杜4』(本阿弥書店)より。
主宰の句集を手に入れたく、お願いをしたところ、在庫がないということで、本書をプレゼントして頂きました。

声にして家路といふは暖かし      

桃の花まで青空の下りてきし        

否応もなく一対の雛かな         

剃髪を希む雛も流れゐむ         

網戸して外より覗く己が部屋       

故郷のもてなし素足になれといふ     

一滴の大きく夕立来りけり        

てのひらを桃のまるさに桃貰ふ      

踏み入れば道見えてくる大花野      

父ひとり火をあやしゐる夕焚火      

秘すことのはじめ手毬を背に廻し      

海底につくまで雪の降りやまず       

群るる気はなしマフラーを巻き直す     

 先ほど述べた「隣の俳人」に書かれていた柴田佐知子さんの言葉をいくつか、箇条書きで抜き出します。
☆『俳句の杜4』より
 「ここにある我が今を詠む俳句」
 「俳句は連続する時間を定型という短い言葉で断ち切った断面」
 「切り口が鮮やかであれば、その断面からは過ぎ去った歴史も遥かな時空も見えてくる」

☆平成15年、俳誌「空」創刊の言葉より
 「俳句を作るということは真摯な時間を重ねていくこと」
 「この世で与えられた自分の時間を遥かに越え、時空をひろげ得る俳句」

☆第三句集『母郷』で俳句協会新人賞を受賞
 「俳句はみずからの深みへどこまで自分を持っていけるかだ」
俳句・短歌・詩にもあてはまる、創作の基本姿勢を考えさせられる言葉だと思います。

テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学

猫日記「好(hao3)の日々」第16回
 「今天是儿月儿号星期儿?(jin1 tian1 shi4 ji3 yue4 ji3 hao4 xing1 qi1 ji3)?」
今日は何月何日何曜日ですか?
「今天是11月11号星期六(jin1 tian1 shi2 yi1 yue4 shi2 yi1 hao4 xing1 qi1 liu4 )。」
今日は11月11日、土曜日です。
「你好!(ni3 hao3)」こんにちは!

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朝日が昇るから起きるんじゃなくてぇハオが起こすから朝日を見る。
好毎天早上6点30分叫我起床.(hao3 mei3 tian1 zao3 shang liu4 dian3 san1 shi2 fen1 jiao4 wo3 qi3 chuang2 )」
ハオは毎朝6時30分に私を起こしてくれます。
【1枚目の写真のように、室内に射す朝日にも出会えます。】

ノコギリをかじって、ハオの歯が抜けたんじゃなくてぇ、5ヶ月だから歯が抜けた。
好前几天左上方的乳牙掉了.(hao3 qian2 ji1 tian1 zuo3 shang4 fang1 ru3 ya2 diao4 le)」
ハオは先日左上の乳歯が抜けました。
【写真を撮ったのですが、小さすぎてわからないため、消去しました。】

 ベランダから、小鳥のブルーは室内へ。高くてハオは届かな~い。近づく足場もな~い。でも、視線は真剣。
ブルーは、夏バテから回復し、とっても元気です。
【2,3枚目の写真は、ブルーをまっすぐ見つめるハオです。】

 最後の砦だった玄関の下駄箱の上も、花を飾っている時にダッシュして制覇。
【「乙女だもん、花が好きよ」 という4枚目です。】

 あとは、ご覧の通り、じゃじゃ馬娘のハオは、アシカのぬいぐるみのアシベーⅡちゃんと真剣に闘い、猫キックを激しくかます日々です。【2段目の写真】

テーマ:我が家の猫 - ジャンル:ペット

手作りが好き!-「海老で鯛を釣る」?
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 いつもリサイクル手芸ばかり紹介している私ですが、今回は、こげ茶とローズ色のジャージの布を頂いたので、エプロンと鍋つかみを作りました。厚みが適度にあり、エプロンにぴったりの布で、布全部を使い切れるようにデザインを考えるのが楽しかったです。
写真のようにローズ色を基調としたタイプと、反対のこげ茶色を基調にしたタイプを、2組ずつ作り、職場の同僚3人にプレゼントしました。
そのお礼にと、3人それぞれが、手作りの品物をプレゼントしてくださいました。
2段目の写真の左から順に、木彫りのブローチ、首飾り、草鞋です。
(下の敷物は、Tシャツを1センチ弱の幅のひも状に切り、細編みにした、やっぱり!リサイクル品です。)
皆さん器用で、「海老で鯛を釣る」という結果になりました。

テーマ:こんなの作りました♪ - ジャンル:趣味・実用

心に響く風景-太陽の塔
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 仕事の行き帰り、毎日のように「太陽の塔」を見ているので、「今日のご機嫌は?」と尋ねたくなるぐらい親しみを感じている。
正面から見ると、背後に箕面の山を控え、これ以上文明は入ってくるなと、「太陽の塔」がガードしているように思える。背面は、濃い緑と黒が基調になって、表とは正反対の夜の表情である。
また、横からのシルエットは猫背で、ジブリのアニメ『千と千尋の神隠し』の「顔なし」を思わせる。宮崎駿は、万博にある民族博物館が好きで、よく訪れるそうだから、イメージが重なるのは、偶然ではないかもしれない。

 EXPO‘70の年、受験生だった私は、夏休み、希望者だけを募った見学旅行に、先生引率のもと、同級生たちと泊まりがけで出かけた。長蛇の列に並ぶのが嫌で、小さな展示館ばかり見た記憶がある。
「人類の進歩と調和」のテーマが、その後どう発展していったかは、現実が示すとおりだ。自然破壊と反対の声も多かったらしいが、当時の佐藤栄作首相に感謝すべきは、彼が「公園のまま残そう。」と決断してくれたこと。
今、緑豊かな公園となって、人々の憩いの場所となっており、私もその恩恵に浴している。

 岡本太郎『挑む』より
あれ(太陽の塔)が作られたころは、高度成長期の絶頂、日本中が進歩、GNPに自信満々の時代だった。そこへ万博。恐らく全体が進歩主義、モダーニズム一色になることは目に見えていた。そこで私は逆に時空を超えた、絶対感。馬鹿みたいに、ただどかんと突っ立った「太陽の塔」を作ったのだ。現代への惰性への激しい挑みの象徴として。
人の目を気にしない“ベラボーなもの”をうち出すつもり、はじめから評価など蹴とばして作った。案の定、エリートぶった大人たちや、美術関係者などには反感をかい、悪口を言われたけれど、反対に無条件のピープルには喜ばれた。万博成功の一つはあの塔にあると言われたくらい、人気者になったのだ。
太陽の塔は永久保存ときまった。ほとんどの施設が撤去され、あたりのざわめきが消えた今、あの平気で挑んだ姿勢と、その裏の、運命を優しくかかえたデリカシーが、一緒に浮かび出てくるようだ。
あれは孤独で、太陽に向かい、大地に向かって挑みつづけるだろう。

 「太陽の塔」と対になる「明日の神話」について
メキシコ・ホテルのオーナー、スワレス氏に依頼され、岡本太郎が描いた幅32メートルの大壁画が、ずっと行方知らずだったが、先年見つかり、愛媛県でずっと修復作業がされていた。この、骸骨が真ん中に燃えている構図の「明日の神話」が、今年の夏、修復を終え、東京で公開された。
現在、広島市や吹田市などが、「ぜひわが市に」と、誘致しているそうだ。縄文の美に、本当の日本を発見し、停滞していた日本文化に挑み続けた彼の生き様が感じられる作品で、「太陽の塔」と対になるものと位置づけられている。

テーマ:写真にコトバをのせて - ジャンル:写真

心に響く本-『あなたが世界を変える日』&『ありがとう 地雷ではなく花をください』
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『あなたが世界を変える日』   『ありがとう 地雷ではなく花をください』

前回のブログの内容をきちんと読んで、真剣にコメントを下さった皆さん、ありがとうございます。
課題は大きく、簡単に解決はしませんが、今、私たちができることを、小さくてもいいからやっていけたらと思います。

まずは、「事実を知ること」。私たちのところに届く情報は、いったん操作されていますから、そこから真実を見つけるのは、なかなか困難でしょうが、物事を知る努力はしたいなと思います。

次は、「頑張っている人を応援すること」。言葉をかける、本などを買う、講演会に出掛ける、署名をする、手伝う…、きっとできることがあるはずです。

 正しいことは、とてもシンプル。 それを感じさせてくれる、やさしい本を二冊紹介します。前回のブログの内容とも、どこかでつながっています。

 セヴァン・カリス=スズキ・著/ナマケモノ倶楽部・編・訳
『あなたが世界を変える日』(学陽書房・1000円)

-12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ-

本文から
「もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えば、この地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけど、そのことを知っています。」

落合恵子さんの推薦の言葉から
この息苦しく、きなくさい季節。どうせ、と、どこかで投げやりになっていないだろうか。諦めとニヒリズムを迎え入れる前に、ぜひ、この本を手にとっていただきたい。子どもと呼ばれる年代のひとも、そして大人も。
わたし「にも」できることがこんなに……。この深く豊かな発見は、「わたしたち」の「いま」を、「明日」を照らしてくれる。わたしたちひとりひとりを、やわらかく結んでくれる。
いま、ここから、「わたし」から、と。あなたの中のセヴァンによろしく!


セヴァンのスピーチは、多くの人の心に響いただけでなく、彼女のその後の生き方にも影響を与えました。若い彼女が、自分の言ったことに責任を持って生きている、その姿勢にも感動します。


 葉 祥明・絵/柳瀬房子・文『ありがとう 地雷ではなく花をください』
(自由国民社・1600円)
 
『地雷ではなく花をください』のシリーズで全5巻あるうちの、これは4巻目です。
これらの絵本は、10年前から出され始めたので、既に手にとられた方も多いかと思います。
優しい絵で描かれたこれらの絵本は、地雷撤去を呼びかけており、収益をそのために使っています。 

  今ここに あなたがいて 私がいます
あなたにも 私にも お父さん お母さんがいて
  そのまた お父さん お母さんがいて……
10代さかのぼると それぞれに なんと2046人
2046人のおかげで 今 私たちはいきています
このうちの たったひとりでも戦争や地雷で亡くなっていたら
あなたも私も この世に生まれていないのです
  
  不思議だと思いませんか
  かけがえのない生命です

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心に響く本-『九条新党宣言』熱血救国対論!
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『九条新党宣言』の表紙と裏表紙   『憲法九条を世界遺産に』  『世界の日本人ジョーク集』

 天木直人・筆坂秀世『九条新党宣言』 (展望社/1429円)
いつもは、詩歌や小説など文学が多く、世の中の動きと直接関係がないような本ばかり読んでいる私ですが、話題になっている太田光・中沢新一『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書/660円)と合わせて、この本を読みました。

普段、新聞やテレビだけでは捉えきれなかったことが実によくわかり、正義感にあふれたお二人の対談を気分良く読むことができました。今の世を憂えている人もそうでない人も、これは社会人として読まなくてはいけない本だと思いました。

天木直人さんは、元外交官。イラク戦争反対の公電により駐レバノン大使を解任、退職。
筆坂秀世さんは、元共産党政策委員長。セクハラ事件を機に参議院議員を辞し、離党。
全く違う立場の二人が、奇しくも、長年所属した組織を離れ、もはや人生で失うものは何もないという立場から、本音を出し合って、日本の平和と憲法、政治と外交について語り合った本です。先入観や偏見を持たずに、ぜひ皆さんに読んで欲しいと、心から願っています。

 はじめに(天木直人)から
私と筆坂さんの考えの違いは大きいものがありました。それにもかかわらず二人の対談は続きました。そしてこの対談本を世に出すことができました。二人をつなぎ止めたものは、日米軍事同盟の強化は誤りであり、憲法九条改憲はなんとしてでも阻止しなければならない、そのためには、与野党を問わず、右翼、左翼を問わず、イデオロギーの違い、立場の違いを超えて、われわれは結束しなければならないという互いの熱い思いでした。この思いを読者に伝え、共感を広げることこそ、この対談本を世に送る理由であるのです。

 本文から(p228~p230は特に必読部分だと思います。)
私は日本が世界から評価される国になれるとすれば、それは憲法九条を維持し、平和国家を宣言する一方で、その技術力、勤勉性、正直性でもって世界の経済発展に貢献できる国に徹底することであると思っています。これは外交官の体験から得た確信です。どの国も日本人の真面目さ、製品の優秀性、経済力を評価します。日本に政治的指導力を発揮してくれとか、まして強い軍事力を持ってくれと望む国はひとつもありません。

こう考えると、日本の自民党政権や外務官僚が国際政治の場で日本の政治的影響力、安全保障上の指導力を高めようと必死になっていることが、如何にピント外れで、自己満足であるかということです。日本という国が目指す真の姿は、憲法九条を堅持し、確固とした平和国家に固執することなのです。

憲法九条が天皇の戦争責任の回避と引きかえに、アメリカとの合意で与えられた物であったとしても、日本国民はそれを歓迎し、支持したのです。戦争の悲惨さに懲りた日本国民の多くが憲法九条は素晴らしいものであると実感したのです。当時の文部省が作成した『あたらしい憲法のはなし』では「(戦争を放棄したことについて)けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」と、ここまで言い切っているのです。これこそが日本国の基本なのです。


この部分、『憲法九条を世界遺産に』の主旨にも通じるなと思いました。

また、私は同時に『世界の日本人ジョーク集』(早坂隆・著/中公新書ラクレ/760円)を読んでいて、世界の人たちの最近の日本人像についての知識を得ていたので、この部分の正しさがよくわかりました。この本はよくできていて、ジョークだけでなく、いろんな国の人たちが日本人をどう見ているか書いてあり、楽しくかつ役立ちました。これもお薦めの一冊です。
本文から(p101)
ルーマニアでは仕事が午前と午後にシフト化されていて、多くの企業や学校の教師なども、一日のうちにどちらかに働けばよいシステムとなっている。これは雇用対策の役目を果たしており、近年言われるようになった「ワークシェアリング」とも繋がる労働スタイルである。もちろん、共産主義時代のくびきからいまだに逃れることができずに経済の低迷が続くルーマニアでは、人々の生活は苦しい。給料が日々の食費にも追い付かない家庭も多い。しかし、そんな彼らが私の話(長時間労働のことなど)を聞いて、「そんなに働くくらいならルーマニアのほうが幸福だ」と言うのである。それは私には多くの示唆に富んだ、ギクリとさせられる言葉であった。

今年の11月3日「文化の日」は、憲法公布60年の記念日でもあります。子どもたちが希望の持てる、明るい未来のために、たまには真剣に物事を考え行動して行かなくては、と思っています。

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心に響く音楽-「吉田拓郎」&「かぐや姫」29日のBS見ました?
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【写真は、手持ちの「拓郎」のLPから『今はまだ人生を語らず』『明日に向かって走れ』『たくろうベスト・コレクション』と、手持ちの「かぐや姫」のLPから『the KAGUYAHIME for ever』の表面と裏面、『かぐや姫・今日』のジャケットです。拡大できます。】

準備万端整え、気合いを入れてテレビの前の一番いい場所に陣取ったのですが、「拓郎」が少ない!しかも、懐かしい歌が少ない!新しい曲を出し続け、常に前に向かって進んでいく「拓郎」の姿勢には共感を覚えるものの、ここでは、もう少し懐かしい部分に浸って欲しかった…。当日は、歌ったのかな?ちょっとがっかりしながら、改めて、家にある拓郎のLPを取り出し聴いています。みなさんは、いかがでしたか?

「かぐや姫」は、何回か期間限定の再結成をしているが、当日は懐かしい曲ばかり。全曲歌えた自分が、怖かった…。キーも丁度合ってるし…。という訳で、今回は、「かぐや姫」の中で一番心境にマッチした『遙かなる想い』(伊勢正三・作詩←詞でなく詩/南こうせつ・作曲)を紹介します。

誰もが一度 川の流れを変えてみたいと
若くもえたあの日の唄が どこかで聞こえている
  にぎやか通りぬけ 裏通りの陰で
  ふっと足を止めたその時 いつも聞こえてくる

若い夢が 君のその手に育ち始めたら
そっと愛を知った人へと わたしてくれるかい
  小さなともしびが ひとつふたつ ともり
  一人じゃないと知ったその時 明日が笑ってる

はじける汗と風の匂いが 旅へと誘うから
ぼくらのくつはいつも半分 すりきれているだろう
  愛したあの人は 今どこにいるのだろう
  いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど


23日と同様、『永遠の嘘をついてくれ』が最高でした。中島みゆきの作詞・作曲なのに、完璧「拓郎」のイメージ。今、中島みゆきのコンサートに行ってみたいと思っている私です。

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プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年5カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !



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