心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く本-蓮見圭一著『水曜の朝、午前三時』
suyounoasa.jpg simonomote.jpg simonura.jpg

蓮見圭一著『水曜の朝、午前三時』(新潮社・1400円)
2001年に発刊され7刷も売れた、蓮見圭一さんの本で、1年前に文庫本になりました。この秋まで全然知らなかったのですが、何かの記事で、書名を見て、大好きなサイモン&ガーファンクルの『Wednesday Morning,3.am』と同じ題だと興味が沸き、図書館に予約していました。忘れた頃お知らせが来て、つい最近読みました。

1992年に、脳腫瘍で亡くなった45歳の女性が残したテープを起こしたという設定の小説で、S&Gの歌の内容とは関係ないのですが、切ない歌詞のテーマと曲の雰囲気は、小説の世界と重なります。

大阪万博の時コンパニオン(ホステス)をしていた、お茶の水女子大卒の女性が主人公で、同じ会場で働いていた京大院生の男性との、淡い恋がテーマの小説です。そこに、家族や同僚などが絡むのですが、途中から、話は、思わぬ展開に。どっぷりと1970年の時代感に浸かった小説で、興味深く読みました。
個人的にも、万博会場・京都の下鴨や祇園・神戸の須磨・舞鶴と縁の深い所が多く、とても懐かしく感じました。テーマは、そんなに甘くはないのですが。

今年1年「読書ノート」に記録した本は、126冊でした。特に心に残った本は、ここのブログでも紹介してきましたが、機会がなくてそのままになってしまった本もたくさんあります。今年は、特に新書、「猫」の本、歌集、をたくさん読みましたので、そこから1冊ずつ、心に残ったものをご紹介します。

honkoresute.jpg honnekogo.jpg honyahanrakui.jpg

1. 新書~浜六郎著『コレステロールに薬はいらない!』(角川書店・686円)
健康に関わることなので、どなたにも、この本のとおりにしなさいとは言えませんが、一時期コレステロールの薬を飲んでいた私には、納得のいく記事がたくさんありました。薬を飲む前に、ご一読をお勧めします。

2.「猫」~ポール・ギャリコ著『猫語の教科書』(ちくま文庫・580円)   
猫が書いているという設定は、なんだか『吾輩は猫である』を思わせますが、中味は全然違って、ニヤニヤしっぱなしの本です。「第1章・人間の家をのっとる方法」から、猫好きの方は、はまってしまいます。

3. 歌集~藤井常世歌集『夜半楽』(角川短歌叢書・2571円)
角川書店創立60周年記念及び「短歌」創刊50周年記念ということで、次々出版されている中から、以前より読みたかった藤井常世さんの歌集を、やっと手に入れることができました。文語文法に則って、言葉の使い方のきちんとしているところが、好きだったのですが、予想通りよい歌集でした。
私の場合、歌集・句集は、電子辞書(歳時記付きで便利)と鉛筆を手に、読むというより「勉強」体制に入ってしまうので、「読書」といえるかどうか…。

年末の忙しい中で読む本というのは、格別印象に残るもので、私には忘れられない1冊があります。
中学か高校の時、読み出した『出家とその弟子』(倉田百三著)が、どうしても途中で止められなくて、紙面に赤い陽が射しているのを感じながら読了したのを覚えています。話に感動したのか、日が暮れるのにも気づかず読んだ自分に感動したのか、涙があふれたこともあわせて覚えています。
こんなのめり込むような本に、また出会えるのを楽しみに、今、机の上で順番を待っている10冊あまりの本を、この年末・年始には読みたいと思っています。

この3月から、深い考えもなく始めたブログでしたが、皆さんの熱心なコメントや温かい励ましに、楽しみながら続けることができました。
新しい出会いもあり、また今までの交流も深まり、と、想像していた以上に、皆さんから頂いたものが多く、感謝の気持ちでいっぱいです。
来年も同じようなパターンで、細く長く、張り切りすぎず、続けていけたらと思っていますので、今後ともよろしくお付き合い下さい。
皆さん、よいお年をお迎え下さい。今年のブログは、本日までと致します。

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

心に響く詩-坂村真民(さかむら・しんみん)さんの詩ほか
tarayou.jpg 写真は、東大寺で頂いた多羅葉(たらよう)。拡大したら文字が見えます。

この12月11日に、97歳で亡くなられた坂村真民さん、ときどき詩のコーナーで、本を見かけることはあったものの、抹香臭い人生訓のようで、自分の持っている詩のイメージには合わないと、読まずに来ました。
ところが、新聞記事に「無欲の人、清貧の人、いくらお金を積まれても、心を打たない人には書を書かないが、書いてあげたいと思った人にはただであげていた…」とあるのを読み、俄然興味が沸きました。

坂村真民さんの詩に、殿村進さんが絵をつけた本が、三部作で春陽堂から出ていたので、早速借りて 『タンポポの本』 『まごころの本』 『しんみん山(さん)の本』 を読みました。思いを素直に書いた、人生訓の詩が並んでいて、心の素直な人には、これらの言葉が真っ直ぐ届いていって、励まされたり、慰められたりするんだろうなと思いました。私は、へそ曲がりでひねているから、あまりに素直で分かりやすいのは敬遠してしまうのですが、次の詩には、共感を覚えました。

死のうと思う日はないが
生きてゆく力がなくなることがある
そんな時お寺を訪ね
わたしはひとり佛陀の前に坐ってくる
力わき明日を思う心が
出てくるまで坐ってくる


6年前の病気のあと、自分の体力・気力が衰え、以前と同じ内容の仕事をするのが無理だと考え、仕事を辞める決意をしました。何度もいろんな方面から考え、出した結論だったのですが、夫に言うと一言「路頭に迷うぞ」という返事でした。ショックでした。

高校三年の時、父から「大学は受けてもいいけど、一校だけ。浪人は駄目。高校を卒業したら、自分で生きていくように。」と言われました。病気の母が亡くなったあとの家の窮状もわかっていたし、就職して家に仕送りをしている中学の同級生も多くいた時代だったので、受験できるだけでも幸せだと思いました。学費が安く、寮に確実に入れる大学を探し、家庭教師をほぼ毎日、その他にさまざまなバイトをやって、生活費を稼ぎました。

18歳からずっと、住む所も含め、自力でやってきて30年後に病気に。「このままでは、49歳で亡くなった母と同じ寿命かな?私も…」と悩みました。「まだ自分の一番やりたかったことができていない。自分なりに一生懸命やってきたのだから、もう仕事は減らしてもいいじゃないか。」と考え、はじめに書いた退職を決意したわけです。

夫の言葉に愕然とした私は、一人で、大好きな東大寺の三月堂の佛様に会いに行きました。特に宗教に凝っている訳でもないのですが、お寺の空気や仏像の顔を拝むのは好きなのです。じっと坐っている私の様子が、変だったのでしょう、お坊さんが近づいて来られました。「昔、写経をするのに使っていた多羅葉(たらよう)が、ここにはあるから、取ってきて、一番書いて欲しい言葉を書いてあげよう。」と言われました。何を思いつくでもなく、書いて頂いたのが、「家内安全」。今も大切にとってある葉っぱです。(冒頭の写真)

全面的なリタイアではなく、一番したかった仕事にしぼって、それを納得いく形でしたいこと。収入は激減しても生活できることを、数字をあげて、一覧表にし、夫を説得しました。辞めたいのは、夫も同じでしょう。でも、同じ仕事をしていても、女であるということで、男の人の何倍ものエネルギーがいることを、夫は理解できていませんでした。しんどいことに私が鈍く、また、愚痴にもしなかったせいでしょうが、他の女の人とは違うと思っていたようです。

夫の言った「路頭に迷う」「今までと同じ暮らしはできない」、夫の親に言われた「勿体ない」や「可哀想(たぶん辞めさせられたと思っている)」、は、正直、今でも、心に突き刺さっています。でも、友人や兄の「長い間ご苦労さんだったね。」「もう充分頑張ったんだからいいんだよ。」という言葉に、温められて、硬くなっていた心も慰められてきました。短歌という、自分を表現できる場を知ったことも救いでした。少しずつ、自分の気持ちを、相手の思惑ばかりを気にするのではなく、出せるようになりました。

ここまで書いてきて、つくづく人にかける言葉の難しさを感じています。
1、 自分の心に余裕がないと、受けとめることのできる言葉が限定される。つまり、自分にとって嬉しい言葉や優しい言葉、言い換えると、自分が欲しかった言葉しか、胸には届かない。
2、 心の弱っている相手には、その人に完全に寄り添った言葉しか、届かない。神経が鋭敏になっている分、言葉の意味以上に、声の雰囲気で、話し手が誰の立場に立って物を言っているか、わかってしまう。

子どもに言う「勉強しなさい。」という言葉が、全く無意味なのは、それが、相手に寄り添っての言葉ではなく、大人として、取りあえず大事なことは言ったのだから、責任は果たしたわよという、大人の側の自己弁護や自己保身に過ぎないのを、子どもが敏感に感じているからだなと、いろんな事を書いているうちに確信しました。

勉強のことに限らず、「気をつけて」とか「争いはだめ」とか、口にしている言葉が、本当に相手の側に立たない限り、言葉は力にならない。当たり前のことだけれど、言葉の前に、相手を思う心と確かな信頼関係がないと、言葉は意味を持たないばかりか、害になり傷を残すと思いました。つまらない言葉をかけるくらいなら、相手のために黙って涙を流すほうが、ずっといい。そんな場面は、たくさんある気がします。

どうしても言葉をかけたいなら、次の詩のようにかけてみたいと思っている一編を、ご紹介します。作者は優しい人なんだろうなあ、と思います。

かぜのひきかた   辻征夫

こころぼそい ときは
こころが とおく
うすくたなびいていて
びふうにも
みだれて
きえて
しまいそうになっている

こころぼそい ひとはだから
まどをしめて あたたかく
していて
これはかぜを
ひいているひととおなじだから
ひとはかるく
かぜかい?
とたずねる

それはかぜではないのだが
とにかくかぜではないのだが
こころぼそい ときの
こころぼそい ひとは
ひとにあらがう
げんきもなく
かぜです

つぶやいてしまう

すると ごらん
さびしさと
かなしさがいっしゅんに
さようして
こころぼそい
ひとのにくたいは
すでにたかいねつをはっしている
りっぱに きちんと
かぜをひいたのである


あとは、自身の中から回復する力が出てくるのを待つ。それが一番だと、今はわかっています。
いつも明るく元気な詩を書く工藤直子さんに、次のような詩があるのを見つけました。そうか、あの前向きな明るさは、こんな辛い気持ちも経験したからなんだと、とても嬉しくなりました。構えない素直な言葉が、助けてくれることも、また、あるんですよね。「こころは くだけても」いいのです、「ていねいに ひろえば」。

こころ  工藤直子

「こころが くだける」というのは
たとえばなしだと思っていた ゆうべまで
今朝 こころはくだけていた ほんとうに

ひとつひとつ かけらをひろう
涙がでるのは
かけらに日が射して まぶしいから

くだけても これはわたしの こころ
ていねいに ひろう


最後に、坂村真民さんのことを調べている内に、次のようなことがわかりましたので、付け加えます。自分の浅い認識を改めました。

熊本県出身。8歳の時、父親が死去し、長男として生活に苦労。短歌を目指すが詩に転じ、愛媛県の吉田、宇和島東、新田の各高校で国語を教えながら、詩を創作。子どもにも老人にもわかる言葉でをモットーに、仏教の精神に根ざした詩作で知られ、月刊誌「詩国」を主宰。著書は「念ずれば花ひらく」「地球に額をつけて」ほか多数。
農林水産物の統一キャッチフレーズ「愛媛産には、愛がある。」の揮ごう者としても知られ、「愛媛というのは僕を詩人にしてくれた県なんです。『愛』というのは、いい字ですな。県名では一番いいですね。」と愛媛への愛着を述べている。

天上の星が地上に落ちて
花となったとも言われる
タンポポたちの燃えるような美しさは
わたしに色々なことを教えてくれる
まさにわたしにとってタンポポは
佛であり 菩薩である


坂村真民さんが、一番好きな花は、タンポポだそうです。春が来て、タンポポに会える日が楽しみです。新しい目で見ることができそうで。長くて、個人的なことをいっぱい書いた文章を、最後まで読んで下さって、ありがとうございます。

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

心に響く風景-utsugiさんの新作
kirietake.jpg

 utsugiさんの新作切り絵です。竹林の向こうに見える日の光、落ちてきた熟柿を啄む蝶、作り手の思いが伝わってくる作品で、なんだか人生を感じます。
今年4月29日、丸亀市綾歌町のニュー・レオマワールド内にオープンした「せとうち夢虫館」
(http://www.bug-bug.com/index.html)、ご存知ですか?
そこで募集していた「親子作品展」に、utsugiさんの作品が選ばれ、寄贈した本物の切り絵が、本館の売店の壁に額装して飾ってあるそうです。
綾歌町は、私の大学時代の寮友(&恩人)の実家がある町なので、なおさら嬉しく思います。よかったですね!
とても面白い所のようで、「ほぼ日刊イトイ新聞」にも詳しい特集がありました。(http://www.1101.com/dr_insect/2006-04-30.html)
utsugiさんの作品を見がてら、小旅行なんて、いかがですか。おいしい讃岐うどんもあるし。

 PS:この時の写真が、リンク先の「utsugiさんのフォトアルバム」にアップされていますので、よろしかったら、そちらもどうぞご覧下さい。(12月26日追記)

 お知らせ 今日(12月25日)の19時30分から、NHKで、前に本をご紹介した「ターシャ・テューダー」の特集「ターシャからの贈りもの」があります。きっと素敵な番組だと思います。必見!

お知らせ/リンク先-ぴょんこさん(休止)
 ぴょんこさんへ(読んで下さるといいのですが)
ぴょんこさんのブログ、今日まででしたね。
未練を残さないため、コメント欄は閉じておられたので、ご挨拶ができませんでした。
お元気で、よいクリスマスをお迎えですか?
私のリンク先に、前のを削除して、「Rabbitのつぶやきブログ(休止)」と、(休止)を追加して書き込んだら、そちらのアドレスがなくて消えてしまいました。
私のリンク先にずっと残しておこうと思ったのに、なんとドジなことをしてしまったのでしょう。ごめんなさいね。
時々は、こちらにも訪ねてきて下さい。お待ちしています。

テーマ:伝えたいこと - ジャンル:ブログ

心に響く風景-神戸ルミナリエ
ruminarie02.jpg
光の道が続きます。名付けて「光の回廊」。

ruminarie02m.jpg
光に囲まれた広場は、「光の宮殿」そのもの。

今年のルミナリエは、昨日(12月22日)で終了。寒い時期の人混みと夜間外出は、体にこたえるので、残念ながら、ここ数年見に行くことができていません。
この写真は、4年前に、頑張って見に行ったときのものです。今までに4回出掛けていますが、美しい光の饗宴に、魂が揺さぶられます。ただ、人の多いのが、仕方ないけれど、辛い。経費の関係もあって無理なのでしょうが、もう少し長い期間あって、ゆっくり楽しめたらどんなに素敵だろうと思います。

1回目は、阪神・淡路大震災の起こった1995年12月に開催され、私も、少しでも神戸にお金を落とそうと、初年度は2回出掛けました。まだ、復興ができず、壊れたままの所、閉まったままのお店が、目立つ中、夢のような明かりは、希望を与えてくれました。犠牲者への鎮魂の意が込められているルミナリエの光の中に立ったとき、胸がいっぱいになって、涙が滲んできたことを、今も覚えています。

 毎年、ニュースで見るたびに、この原点を大切にして、お金も労力もかかるルミナリエを維持して下さっている人々に、感謝の気持ちがあふれます。来年は、体力をつけて、時間を作って、見に行くことができたらと、終わった今日、思っている私です。

 明日は、クリスマス・イブ。皆さん、素敵な夜をお過ごし下さい。

テーマ:いろんな写真 - ジャンル:写真

手作りが好き!-クリスマスの飾り
子どもが保育園時代に毛糸で作ったリースから、今年の三角ツリーの作品まで、クリスマスには毎年、何か一つは新しい物を作ります。超簡単で安上がりな物から、結構時間のかかった物など様々ですが、共通点はお金をほとんどかけないこと。そんな中からいくつかご紹介します。

tree2733.jpg tree2739.jpg tree2736.jpg tree2738.jpg

 写真左から順に、1.2.3.4で、作品の大きさは、大・大・中・小です。
写真1.例によって肩パッドを利用。今回は三角形にして入れています。布の絵を生かしたくて、平たい三角形になったのが、ちょっと残念。楽器の飾り(6個セット)や鈴(8個セット)は百円均一のお店で購入。2つ作り、1つはプレゼントしました。
写真2.葉っぱのリース。葉の中に針金が入っていて、角度が変えられます。
写真3.だいぶ昔に、義姉に作ってもらったツリーの飾り。
写真4.パッチワークをしている、友だちのEちゃんに作ってもらったリース。

 ここからは、Eちゃんに教えてもらったツリーの作り方を順を追って載せますので、ぜひ子どもさんやご家族の方と楽しみながら作ってください。

bou2684.jpg hosi2686.jpg wa2725.jpg

tree2726.jpg tree2727.jpg tree2728.jpg tree2735.jpg

①ツリーは、少し厚めのチラシをB4版の半分くらいにして、使います。2号の編み針を軸にして、できるだけ細く長くなるように、角度を工夫して巻きます。16本作ります。
②星は、さらに厚めのチラシを、1.5センチ幅くらいに切って使います。端に結び目を作り、五角形にくるくる折っていきます。最後を差し込んで、五角形の各辺の真ん中辺りを押すと、あ~ら不思議、星はぷくんと膨らみます。これが、ミラクルで、楽しい!
③土台の厚紙に放射線状にボンドで貼り、もう一枚上から厚紙を貼り、乾いたら、紙の棒を立ち上げ、ゴムでくくります。
④星をボンドでつけ、ペンキを吹き付け、乾いてから、リボンを飾ったら完成です。

B4版の色上質紙を半分に切って作るのも、最後のペンキが不要で、土台の色をうまく合わせると、洒落た感じになっていいですよ~。
私は、職場でもいろんな人に教えてあげて、5つも作りましたが、みんな大喜びでした。

11月末にEちゃんと行った「布の博覧会」の折り、休憩した喫茶店で教えてもらったのが、このツリーです。
「布の博覧会」は、とても充実していて、役に立つアイデアがたくさんありましたが、何より興味深かったのは、パッチワーク作家の方の顔写真と作品の雰囲気が、恐ろしいほどピッタリだったこと!これは、ほんとに面白かったです。

テーマ:こんなの作りました♪ - ジャンル:趣味・実用

猫日記「好(hao3)の日々」第18回
thao2687.jpg thao2710.jpg thao2713.jpg thao2741.jpg

hao2700.jpg hao2731.jpg hao2744.jpg

「今天是儿月儿号星期儿?(jin1 tian1 shi4 ji3 yue4 ji3 hao4 xing1 qi1 ji3)?」今日は何月何日何曜日ですか?
「今天是12月18号星期一(jin1 tian1 shi2 er4 yue4 shi2 ba1 hao4 xing1 qi1 yi1 )。」今日は12月18日、月曜日です。
「晩上好(wan3 shang hao3)!」今晩は!

今日は、猫に関する面白情報をいくつかお教えしますね。
 だいぶ前の新聞記事に、猫のおしっこ成分に「好奇心」という名前を、ある学者がつけたとありました。
理由は、猫は好奇心が強いからだそうです。 
確かに新しい物があると、直ぐに近づいて、興味津々で見つめ、嗅いでいます。

 猫の聴力は、20m(200mです。今日、誤記に気づきました!12月25日追記)離れた2つの音源の40cmの差違を聞き分けると、いつも見ている俳句のHPに書いてありました。
私が帰宅する時、必ず窓辺で待ち、夫が帰宅する時も、早くから足音がわかるので、玄関で待っています。

 ある本に「人間の脳から前頭葉を取り除くと、猫になるそうで、相似しているおかげで、互いのしぐさ表情をかなり正確に読みとれるらしい。」とありました。
なるほど、互いに気持ちがわかるわけです。(猫バカでお恥ずかしい。)

 トイレの中での大と小の位置が決まっていて、大は必ず右側に、小は左側にします。
砂をいじらしいほど何度も何度もかけて、排泄物を隠すため大きな山を作ります。
わが家の猫トイレの砂は、紙製なのですが、美容院の猫は、シート式だそうで、そのシートを、トイレの用が済んだ後、必死に畳んで、排泄物をくるむのだそうです。
ちなみに、犬はシートをそのままにしておくそうです。

工藤直子さんは、動物の気持ちがとってもよくわかる詩人。今日は、そこから一編。

猫    工藤直子    

猫は眠ってばかりいる
眠って夢ばかりみている
もぐらとか 蝶とか
草の根元とか…
好きなのばかり
えらんでみている
猫は 雲が好きだから
雲の夢も みる
そんなとき猫は
寝床のなかで
小さな雲になる


寒い季節、外で過ごす猫たちが気の毒ですが、連れて帰る訳にも行かず、とても悲しいです。
今日は、いつもの黒猫たちに、茶色の縞のチビちゃんも混じっていて、尚一層心が痛みました。
「好(hao)」だけ居心地よくて、申し訳ないなあ…。 「再見。(zai4 jian4)」さようなら、またね。

テーマ: - ジャンル:ペット

あんなことこんなこと-ニュースから
arasiyama023.jpg arasiyama021.jpg arasiyma022.jpg

 4年前の写真に、先日紹介した「アイトワ」のお人形を写したのがありました。気分はすっかり冬ですが、少しだけ11月末の嵐山に逆戻り。確か、春にも、桜の写真を見つけ、強引に花の季節に戻った記憶があります。

 昨日、今日と、よい天気になり、体がほっとしています。冬は、苦手です。寒さに体の芯が凍るようで、その上曇り空が続くと、気が滅入っていけません。今年は、特に、秋晴れの日が少なかったので、心に青空の蓄えがなくて、すぐにダウンしてしまいます。

 昨日、「報道ステーション」を見ていたら、ベトナムのドクさんが出ていました。25歳になった彼の結婚式が、今日16日に行われるそうです。(詳しくは、http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061210i401.htmで。)
ベトナム戦争の時、米軍がばらまいた枯れ葉剤の影響で、重い障害に苦しんでいる子どもたちが、画面に映っていました。親にも捨てられ、治る見込みのほとんどない状態に置かれた60人の子どもたちに、優しく接しているドクさんの姿が印象的でした。しかし、彼もまた、切り離されたベトさんの悲しみを、ずっと抱えて生きています。枯れ葉剤の影響は、いまだに続き、三世代・四世代後になっても、障害のある子が生まれてくると言っていました。
米軍による、日本での原爆投下、イラクでの劣化ウラン弾の使用と、イエローケーキ(天然ウラン)の放置、これらによる人体への被害は、ガンや白血病など計り知れないものがあります。

 アメリカ政府が、強大な権力をふるって、アジアの国々を戦場にした結果、何世代もに亘る、土壌汚染と人体への悪影響を及ぼしていることに、憤りを感じます。そして、このアメリカ政府に追随している日本政府。昨日、改正(改悪)教育基本法が、教育現場の声にきちんと耳を傾けないまま成立しました。防衛庁が防衛省に昇格しました。
愛国心が強制され、評価の対象になる。教育行政が、教育に介入する。自衛隊が力を持つ。さまざまなことが懸念され、かつて学んだ戦前の動きそのものではないかと、恐れています。

 正直、体にも心にも悪いから、ニュースを見るのを止めようかと思うことがあります。けれども、あらゆることで、無知は罪だと思うから、何とか頑張って見ています。
新聞の社説も、最近はずいぶん読みやすい文面になり、社会や政治に疎い私にもわかりやすく読めます。NHKの「クローズアップ現代」のキャスター国谷裕子さんは、理知的で貴重な存在です。4チャンネル(MBS・TBS系)の夕方の報道番組も頑張っています。「報道ステーション」や最近の映画など、マスコミ関係の人たちの踏ん張りにも感謝しています。
先日、作家の辻井喬さんが「いま一番危険なのは、われわれが絶望することじゃないでしょうか。」と書いておられるのを読み、励まされる思いでした。諦めたら、終わりますね、何もかも。夢だって、同じ。

テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

心に響く言葉-「子どもより大切な存在ってあるかしら?」
unicef.jpg nankin2379.jpg tbanpaku2636.jpg

「子どもより大切な存在ってあるかしら?」ユニセフ親善大使 故オードリー・ヘップバーンの言葉です。
ほんとうに言われるとおり。「子どもは大切な存在。だって、子どもは未来そのものだから。」と、私も思います。
けれど、今の日本の様子を見ていると、「子どもより大切な存在がある」と勘違いしたり、短絡的に我が子だけをいじったりで、「一番大切にすべきもの」を見失っている人が多い気がします。
もっと身近なところで頑張らなくてはいけないのでしょうが、せめてもの罪滅ぼしとして、「子ども支援」の小さな協力をしています。

 何年前からか忘れましたが、ユニセフに募金を送って以来、毎年ボーナスシーズンになると、支援協力の呼びかけと共に、払い込み用紙が送られてきます。
「毎年、1000万人以上の子どもたちが5歳の誕生日を迎えることなく命を失っています。その多くが防ぐことのできるものです。……
3000円で、栄養不良を緩和し感染症から子どもを守るビタミンAを、688人の子どもに1年間投与することができます。……」


 ハガキやカードなどを購入して、協力する方法もあります。
私が協力できる金額は僅かですが、それでも続けることで、こういったことに意識がつながる気がします。
もう既に、いろんな形で行動されている方も多いかと思いますが、もし、今まであまり関わりを持たずに来たという方がおられたら、少しでも関心を持ってもらえたら嬉しいです。

といっても、私も詳しいことを説明できる立場ではないので、詳細は、「ユニセフのホームページ」http://www.unicef.or.jp/top3.html に、アクセスしてみて下さい。
「子どもより大切な存在ってあるかしら?」心にとどめて反芻したい言葉です。

テーマ:私たちにできること - ジャンル:福祉・ボランティア

手作りが好き!-セーターのリサイクル
 セーターは、Tシャツ以上に捨てがたく、次のような膝掛けやベッドカバーを作りました。大きさは、どれも、ほぼ1㍍×1.5~2㍍です。左から順に、小、中、大の大きさです。

20061210202001.jpg kaba-2.jpg  kaba-1.jpg

1枚のセーターから、6枚の同じ大きさの長方形を取って使い、残りは、その辺の埃を拭いてから捨てました。
1,2枚目の写真は、目の細かいセーターで作った、大きめの膝掛けです。ホットカーペットの上で、そのまま掛けて寝てしまうことも、しばしばあり、重宝しています。
長方形をそのまま手で縫い合わせ、裏は、電器屋さんの景品でもらった薄手のフリースなど、暖かい布でくるみ、両面使えるようにしてあります。
右端の写真、息子の部屋のベッドカバーは、手編みの目の粗いセーターで作りました。それぞれの縁を、毛糸の細編みでかがり、つなぎ合わせました。今は、猫のハオのお気に入りのお昼寝の場所です。
カバンも、表に古いセーター、裏地にバンダナを使って、二つ作りましたが、美しさに欠け、今、行方知れずです。

 今回は、シワがそのままで、色合わせももう一つの、見苦しいものを載せてしまって、申し訳ありません。
お口直しに、私の大好きな人形をご紹介しますね。
京都嵯峨野にある人形工房&カフェテラス「アイトワ」の、凛とした顔の人形たちです。

pairin.jpg natasya.jpg minzokunosanka.jpg ningyouni.jpg

 いわさきちひろさんの絵本『戦火のなかの子どもたち』の表紙にある、きりっとした顔の少女が忘れられない私は、少年・少女の、誇りを失わない潔い顔が大好き。

この秋は、与勇輝さんの人形たちに久しぶりに会ってきましたが、彼の人形たちも、きりっとした顔をしていて、大好きです。展覧会会場には、偶然、ご本人も来られていて、サイン会をされていましたが、長蛇の列で諦めました。優しそうな方でした。今年は、パリでも展覧会をされ、その時の新しい人形をたくさん見ることができました。

 昨秋、友だちと「アイトワ」を訪れ、森小夜子さんの人形工房に入れて頂き、購入した本『民族の讃歌 森小夜子 人形作品集』(遊タイム出版・2800円)に、サインまでもらってきました。

書いて頂いた「創ることが生きる証!!」の言葉は、まさに森さんの生き方そのもの。
自然の循環を大切に、日々の暮らしを丁寧に紡いでおられる姿勢に、ここを知った10年以上前から、私は憧れ続けています。
また、飽き性の私が、珍しく何度も訪ねている、居心地のいい場所でもあります。お庭の木でブランコをしている人形と同じ気分になるようで…。

「創ることが生きる証!!」人形だけでなく、それぞれの人が、「思いを注いで創っていること」に当てはまる、いい言葉です。こう言いながら、生きていきたいなと思います。
森小夜子さんの『人形にいのちを込めて』(大和書房・2000円)は、自然と仲良く生きる方法を教えてくれる、いい本です。

テーマ:こんなの作りました♪ - ジャンル:趣味・実用

心に響く風景-万博公園の紅葉③
 12月3日に、万博日本庭園で撮った写真の第3弾です。今回は「赤」と「緑」にご注目下さい。

tbanpaku2567.jpg
昨日の2枚目、小さい川のある風景を、紅葉した楓の側から撮りました。

tbanpaku2641.jpg
日本庭園入り口近くにあるバラ園は、今も花が満開でした。「太陽の塔」の裏側(夜)の顔が見えます。
今回初めて、国際美術館と万博ホール跡に、新しくできた駐車場を利用しました。
そのすぐ傍から、この景色が見えます。12月3日の日本庭園散策は、これにて終了。




テーマ:紅葉 2006 - ジャンル:写真

心に響く風景-万博日本庭園の紅葉②
 昨日の続きです。
今回は、日本庭園の中の、ちょっと洋風な景色を揃えました。
「女心と秋の空?男心と秋の空?」この季節の空は、雲の変化が面白くて、目が離せませんね。

banpaku2538.jpg
落葉した木々は形が美しく、空も大きく伸びやかに見えます。

banpaku2547.jpg
手前の方のオレンジ色の紅葉はハマボウ。右手にはサザンカのピンク。奥の方に、楓の紅葉が見えます。

banpaku2610.jpg
いつもは人の入れない?築山ですが、子どもが嬉しそうに遊んでいて、奈良の若草山のようでした。

テーマ:紅葉 2006 - ジャンル:写真

心に響く風景-万博日本庭園の紅葉①
 やっと晴れた先週末の日曜日、名残の紅葉を求めて、万博日本庭園へ。
箕面より早く、楓の紅葉はほとんど終わっていましたが、ドウダンツツジの可愛い葉っぱが、鮮やかな朱に輝いていました。
いつもと違う目で、晩秋から初冬の景色を楽しめましたので、数回に分けて、大きな写真でお届けします。

banpaku2603.jpg
ゆったりとした園内を車椅子で散歩している方を、朱色のドウダンツツジ越しに。川面の光が嬉しい。

banpaku2579.jpg
茶室手前の楓の紅葉。ほとんど終わっている中から、見応えのあるのを探すのも楽しい。

banpaku2624.jpg
池の中に舞い落ちた紅葉、同じ色だと、赤い鯉は気づいているでしょうか。影が美しい季節です。

テーマ:紅葉 2006 - ジャンル:写真

心に響く風景-箕面の紅葉、今年は。
【拡大できます。】
yminoo2486.jpg ymonoo2493.jpg takisoba2477.jpg
滝の上に小さく白く白鷺が見えています。   
taki2474.jpg saru2481.jpg monoo2499.jpg minoo2515.jpg
滝の近くには、猿が10匹ほどいました。奥には、もっとたくさん。

 やっと週末に、好天に恵まれ、土曜日の午前中、箕面の滝の紅葉を見に行くことができました。毎年一度は行くのですが、滝の所のちょうどよい紅葉に出会ったのは、今回が初めてです。まだまだ緑の所も残っており、例年より更に遅い色づきでした。
帰宅した午後からは、雨と風が突然、嵐のように吹き荒れ、驚きました。
 写真は、こうやって並べると、なんだか昔見た絵葉書のような、レトロな風景です。当たり前に撮りすぎましたが、取りあえず、今年の紅葉に会えてよかったです。

テーマ:紅葉 2006 - ジャンル:写真

猫日記「好(hao3)の日々」第17回
beranda2411.jpg  nankinhaze2380.jpg   hana11gatu2385.jpg

horu2321.jpg   tatakau2327.jpg   anakara2403.jpg

 あっと言う間に12月!皆さん、お元気ですか?今日は、12月1日金曜日です。
今回は、ちょっと中国語はお休みして、「大空の亀」作『ハオ短歌』です。

 その前に、まずは、写真の説明を、上段左から。【拡大できます。】

1枚目-ベランダに小鳥が運んできたナンキンハゼの種が育ち、天井を超える大きさになりました。この木が色づくと、そろそろ辺りでも、本格的な紅葉が始まるという、わが家での指標になる木です。
2枚目-観葉植物に目のないハオが、匂いにうっとりしているところです。
3枚目-毎週、はなのさんから届く花を楽しみにしていて、飾ってからもクンクンします。
4枚目-猫草を食べた後は、とにかく掘ります。掘って、周りを土だらけにします。中から宝は出てこない。
5枚目-大きいアシカのぬいぐるみのアシベと闘っています。横にあるクッションとも闘います。
6枚目-いくつになっても、小さな段ボール箱が好き。持ち手になっていた箱の穴から、隠れたつもりで、足を伸ばして「捕まえた~」をしています。

 まだ赤ちゃんの時のハオのことを詠んだ短歌です。

捨て猫をもらいうけたる五月より猫撫で声の我ら夫婦ぞ
われが目を閉じれば向き合う子猫また目を閉じ眠りに入りゆきたり
食べながら眠れる子猫みずからの体の揺れにはっと目を開く
「猫寝たし親も寝ようか」言う夫(ツマ)は一週間にて親猫となる
「你好!(ニーハオ)」の「好(ハオ)」と名付けし子猫なり 人訪(ト)うたびに近寄りて嗅ぐ
眠りへと入る手前のぐずぐずが子猫にはなし 遊べば眠る
四十年前に集めしビー玉の二つ子猫の目の中に生く


 今日の夕方のことです。「会いたいよ~」子どもの声が聞こえたと思ったら、ハオが北側の部屋にダッシュ。カーテンを開けると、窓の外には、保育園帰りの男の子が二人。「いつも遊んでもらってるんですよ~」と、子どもたちのお母さんがそばに。
玄関から、ハオを連れ出して、直接のご対面と相成りました。男の子二人とも、大喜びでニコニコ。「こちらこそ相手してもらってありがとうございます。」という訳で、初めて、留守の時のハオの様子を知ったのでした。

テーマ:我が家の猫 - ジャンル:ペット



プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年3カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !



カテゴリー



最近の記事



最近のコメント



リンク

このブログをリンクに追加する



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード