心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
恩師の俳句[4]とKANEGON撮影の写真&コメント
070603hanagakusai.jpg
【はなのさんから届いたトルコギキョウ】

5月20日、S先生からお元気なお電話を頂きました。皆さんによろしくとのことです。前回書いた「せきれい」という結社に、S先生も投句をされた時期があり、keikoさんが前にコメント欄で教えてくださった、弦田香陽先生がおられたそうです。つながりに驚きますね。では、新作5句を。

木瓜(ぼけ)咲いてきのふのことを忘れけり
2、3ヶ月前のお庭の様子だそうです。木瓜の花は、とても可愛く、見ると心がほわっとする感じの花です。昨日のことより今日の花、花ある一日を愛でる幸せを思います。

出雲路の旅の終はりの春夕焼
20、30年前、宍道湖の畔で目にした夕焼けを、今も思い出されるそうです。私も人生の中で忘れられない夕焼けがいくつかあります。夕焼けには、不思議な力がありますよね。

満水のダム湖を渡る若葉風
鹿野川ダムだそうです。前に載せた私の歌の中の「母が初めての花泥棒」と言って月見草をとったのは、このダム湖の畔でした。この句と同じ季節だったみたいです。

時刻む洋館つつむ楠若葉
S先生の楽しみの一つは、病院帰りに全日空ホテル14階で昼食をとり、眼下の景色を眺めることだそうです。この句の洋館は、城山の裏にある万翠荘で、元松山藩主久松氏の別邸。情景が明瞭で、私も同じ地に立ち、同じ景色を見ている気がします。

母の日や母の齢(よはい)を覚え得ず
自分の子の年はちゃんと覚えているのになあ…と言われていました。母親は、いつまでも甘えを許してくれる存在なのです、きっと。

 続けて、KANEGONの作品(写真&コメント)です。
葱坊主クンは 田んぼの中のあまりの大きさにビックらこいて撮ったものです。
4月の頭ごろ~末ごろにかけて。

CAI8Z51Onegi.jpg   CA6MVQXMnegi.jpg   CAF5B6KNnegi.jpg

【新宿副都心みたいで。立派な2本は 東京都庁みたいで。地球外生物のサテライト通信基地かー?】

【2007年7月7日追加】 今日、とてもステキな「葱坊主」の句を見つけましたので、追加します。

泊まることにしてふるさとの葱坊主    種田山頭火

母逝きて泣き場所が無し葱坊主      今瀬剛一

葱坊主どこをふり向きても故郷      寺山修司

テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学

猫日記「好(hao3)の日々」第24回
幸せのおすそ分け~「きれいなお花でしょ♪」~

023070525hana.jpg

027070525hana.jpg 028070525.jpg 029070525.jpg

5月25日(金)1年前の5月26日、生後3週間の私ハオは、亀さん家にやってきました。まだ1年ですが、家族の皆には、もはやなくてはならない大切な大切な存在として、ご近所の皆様には、窓辺で愛想を振りまくアイドル?として、確乎たる地歩を占めております。

冒頭のきれいなフラワーアレンジメントは、母さんの中国語仲間のGさんが作って下さったものです。何でも、ハオとその兄弟姉妹の育ての親探しで奔走して下さった方が、結婚をされたそうで、そのお祝いのお花を作るのにあわせて、わざわざハオ(母さん)のためにも手作りして下さいました。もしかして、ハオたちが、縁結びのきっかけになった???末永くお幸せに。

5月の連休には、前年度の中国語のK先生が、就職先の関東からこちらに来られ、皆で昼食会をしました。その後、K先生と彼女とが、ハオに会いに来て下さいました。中国語の「好(ハオ)」のおかげでしょうか、中国出身のお二人に親近感を感じ、すぐになついて、抱っこまでしてもらいました。彼女は、村上春樹とムーミンが好きだそうで、母さんは大喜びしていました。買い置きのおやつがなくて、中国茶ばかり何杯も勧めていた母さんでした…。

011070525hao.jpg 008070525hao.jpg 009070525hao.jpg
【うっとり舐めてご満悦です。/母さんの布団で眠るのが好き。/お気に入りの場所でお昼寝。】

さて、今回の中国語のレッスンは、簡単な質問とその答え方です。

1、 イ尓叫什ノム名字?(ni3 jiao4 shen2 me ming2 zi) あなたの名前(フルネーム)は何ですか?
→我叫○○○○。(wo3 jiao4 ) 私は、○○○○です。

2、 這是什ノム?(zhe4 shi4 shen2 me) これは何ですか?
→這是葡萄酒。(zhe4 shi4 pu2 tao jiu3) これはワインです。

3、 那是什ノム?(na4 shi4 shen2 me) あれは何ですか?
→那是草苺。(na4 shi4 cao3 mei2) あれはイチゴです。

4、 イ尓是干什ノム的?(ni3 shi4 gan4 shen2 me de) あなたの仕事は何ですか?
→我是大夫。(wo3 shi4 dai4 fu) 私は医師です。  


 5月26日我が家に来て1周年記念日の追加です。パソコンが突然壊れ、皆さんに慰めて頂いた騒動から何ヶ月になりますか…。おかげさまで、外付けハードディスクに、情報をすべて移動することができ、次のような写真も見つけることができました。初めての夏に伸びきっているハオです。まだ3ヶ月ぐらいでしょうか?

3kagetunokorohaosyou.jpg


テーマ:ねこ大好き - ジャンル:ペット

心に響く音楽-加川良の歌「教訓Ⅰ」
07521matuo032.jpg
【京都松尾大社の紅葉若葉】

 先週初め、長男が「ちょっと遅くなったけど」と母の日のプレゼントを持ってきてくれました。そのうちの一つが、下の写真の「Banana Hall 25周年記念」の手ぬぐいです。(落語や映画上映なんかもしていたのですね。)
01407521banana.jpg

ずっと前にブログでお知らせした裁判(Banana hallとその家主との)の傍聴にも、「応援している者がいるんだ!」というのを示すために行ってきたそうです。この夏ぐらいが結審のようですが、「Banana Hall」は、今も頑張って営業を続けています。先日は、「春一番コンサート2007」(毎年5月連休に大阪・服部緑地野外音楽堂で開催)の打ち上げで、「Banana Hall」に加川良さんらが来られたそうです。
ちょうど、長男と話をする前の日に、TVで「フォークソング」の番組があり、西岡たかし(この5月下旬に、「五つの赤い風船」40周年記念コンサートあり。)など、懐かしいメンバーが出ていたので見たところでした。中でも、加川良の歌「教訓Ⅰ」が印象的で、歌詞に深く感じるところがありましたので、紹介します。

教訓Ⅰ   作詞 上野瞭(児童文学者) ・ 加川良/ 作曲 加川良

命はひとつ 人生は一回
だから命を棄てないようにネ
慌てるとつい フラフラと
御国のためなのと 言われるとネ
青くなってしりごみなさい
逃げなさい 隠れなさい


御国は俺達 死んだとて
ずっと後まで残りますヨネ
失礼しましたで 終わるだけ
命のスペアはありませんヨネ
青くなってしりごみなさい
逃げなさい 隠れなさい


(中略)

死んで神様と言われるよりも
生きてバカだと言われましょうヨネ
きれいごと並べた時に
この命棄てないようにネ
青くなってしりごみなさい
逃げなさい 隠れなさい


1971年の歌なのに、35年前に聞いたとき以上にリアルに感じてしまいました。今、ひしひしと感じている恐怖感につながったからです。
人々の声をきちんと聞くことなく、次々に決められていく大事な法案。世間の声と政治との間に大きな隔たりを感じ、閉塞感を覚えながらも、変えていくことのできない現実。働くことに希望の持てない状態を作り、追い詰められた若者たちを、戦争要員にしていこうとしているのではないかと勘ぐりたくなる、今の状況。
どうか若者たちよ、「嫌なことは嫌!」と言い、人間性を奪う状況に「ノー!」を突きつけて下さいと思わずにはおれません。

 ところで、TVで見る加川良は、1947年生まれの59歳ですが、世俗的な雰囲気がなく、若々しい感じがしました。彼は、第2回中津川フォークジャンボリーで、飛び入り出演して「教訓Ⅰ」が話題になった人です。翌年の第3回中津川フォークジャンボリーでは、「人間、なんて、ララララララララー♪」と絶叫する吉田拓郎と人気を分かちあい、岡林信康のあとは、どちらか?と注目された伝説の人です。

ちなみに、吉田拓郎の『元気です』というアルバムには、「加川良からの手紙」という曲が収録されています。
     拝啓 僕はとても残念でした
     あの日 君が
     ホワイトジーンでなかったことを
     スカートもいいけれど
     ホワイトジーンなら もっと
     カッコ良かったと思います
       
なんか、こんな二人の関係、いいですねえ。若さがまぶしくあふれるような日々を、今の若者も享受しているでしょうか?

最後にお知らせです。
応援している青木拓人(Aoki Takuto)が、5月27日(日)18:00~22:00、jaz’room nu things(http://www.nu-things.com/)で歌います。出番は19:20~で、30分程度だと思います。「Banana Hall」で歌うときと違って、英語の歌が中心のようですが、よろしければ…。

テーマ:フォークソング・フォーエバー - ジャンル:音楽

心に響く詩歌-再生『十五歳』(大空の亀・作)
066070506.jpg
             【5月連休に、兄の家から撮った棚田。下旬には苗が植えられます。】

この頃多い、十代の自殺や殺人のニュースを見聞きするたびに、辛くなります。家族を一人失うということが、どんなに苦しく重たいものを残すか、自分の十五歳の時のことをいつも思い出すからです。
大好きな母を、高校入学直前の春休みに、病気で失い、その喪失感から長い間抜け出せないまま、高校生活を送っていました。家族・友人・先生・自然・本、私の周りのいろんな人やものに助けられ、やっと果たせた「再生」。
「死」の重みを、十代の事件を起こした子たちにも伝えたくて(届く保証はありませんが…)書いた短歌、五十首の連作です。母を亡くして四十年近く経った今、やっと形にすることができました。
*印のついた歌は、「塔」誌5月号の「特別作品」に小林幸子さんの選で載せてもらったものです。
 
  再生『十五歳』 (大空の亀・作)

1  十五歳三月末の日 土砂降りの続くさなかの母の葬列 *

2  人のまへ涙流さば母の死は真実となる しやんと顔上ぐ *

3  息の道ふさぎたまふな 黙々と大人は綿詰め死者を作りつ *

4  目を覚まし「よく眠れた」と母言ふを待ち続けたり母の通夜にて *

5  生と死を隔てる壁の薄きこと 母はひとりで抜けてしまへり *

6  生が死へ移つてしまひし一瞬を諾へぬまま幾日も過ぐ *

7  人居らぬ部屋にて声に出して呼ぶ「かあさん」と呼ぶくり返し呼ぶ

8  「死者出さぬ家などない」と誰か言ふ わが家の周りを悲しみが巻く *

9  鉛筆を持てば黒々塗りつぶすのみの日記よ昨日も今日も

10 やはらかな笑顔も声も返さない 母は墓石の一つとなりて *

11 新しき制服届く 母の死を抱えしままの我のもとにも *

12 父は師に何伝へしか ありありと案じ顔の師われに声掛く 【高校入学】

13 目の前の授業を越えて遠きもの見る眼するらし師に映る我

14 勉学に励まぬわけを聞きたしと師は日々居残す無言の我を

15 「何もせん どうせ死ぬから」無為のわけ我はやうやく師に答へたり

16 わが答へ聞きたるのちに師は呟かる「釈迦の四苦だな」啓示のごとく

17 図書館へ通ふ毎日始まりぬ 人は何故生きてゐるのか

18 父は今日も店開けぬまま過ごししか学校帰りに暗き家見ゆ

19 厳しかりし父の姿なし 丸めたる背中に声を掛けそびれたり

20 裏庭に寝ころぶ我を誘ふか空の裂け目にはつか見ゆる死 *

21 「目を生へ転じてみよ」と穏やかに師は語り給ふ空見る我に

22 何百回流す涙か『G線上のアリア』に針置く何百回も

23 授業中手紙を交はす友の出来 星散りばめしノート贈らる

24 贈られしノートに『はる』を写したり〈そらをこえかみとはなしをした〉といふ詩を

25 百日分泣けばすつくと立ち上がれ テレビは告ぐる「梅雨明け宣言」

26 七月の光は外に 『田園』を流さむすべての窓開け放ち

27 怠りし我の噂を案じつつ旧友(とも)らは来たるプレゼント手に

28 自転車をこぎて行くなり列車にて通ふ学舎へ夏の一日 *

29 「頑張るよ もう大丈夫 頑張れる」赤きダリアを墓前に供ふ *

30 夏休み学習記録は読書のみ 日々の感想すこし書き添ふ

31 夏休み四十日の感想の一日一日に師の朱筆あり *

32 我ら学ぶ東校舎をめざし来る紙飛行機よ西日浴びつつ

33 壊れずに我のもとへと届きたる紙飛行機をまつすぐ返す *

34 夕焼けに染まりし川の水面より飛沫をあげて白き鳥立つ *

35 入り日へと祈れる我の気がつけば跪きてをり川原のぬくく

36 本の中の一文指もて押さふれば指から心へ文字流れゆく

37 〈忘らるることは辛し〉と 卵焼き父より下手な母でありにき *

38 我生きる限り亡き母生き給ふ 母の四十九年を語らむ

39 怒ることなかりし母ぞ ほはほはと真綿の中に我は過ごしつ

40 「初めての花泥棒」と月見草手折りし母を家族ら目(ま)守(も)る 【家族旅行】

41 病床の母には遠き裏庭に咲きし花数夕べごと問ふ

42 みづからの命知れるや わが母の菜の花畠に装ひて立つ

43 日々つかふ茶碗を土間に叩きつく 父と初めて諍(いさか)ひし母は

44 「死んだとき割るものなのに」と責むる我にしんと寂しき母の「ごめんな」

45 「見えんのよ」母の言ふまで気づかざり 十五の我は我だけを見て *

46 卒業の記念に贈られし沈丁花 盲ひし母は我と花抱く

47 母生きし証はなきか 引き出しを開けては探す十五の我の *

48 母の字のノート一冊見出でたり俳句、なぞなぞ小さく書かるる *

49 戦地なる父あての歌書かれたる写真に若き母の恥ぢらふ *

50 死はなべて生の運命(さだめ)と思ふまで人喪ひぬ 今朝も雨降る
  
017070515.jpg

*左下の[READ MORE]をクリックしても何も書いていないのですが、この[READ MORE]をうまく消すことができません。申し訳ありませんが、この[READ MORE]は無視してください。

[READ MORE...]

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

心に響く言葉-ひとりで立つこと
060070506.jpg


図書館から借りてきた志村ふくみ・志村洋子『たまゆらの道~正倉院からペルシャへ』(世界文化社/2800円)を、残念なことに、読み切れないまま、期限切れで返却することになった。読み始めてすぐのP22に、心に響く言葉があったので、それだけ書き留めた。

老を上手に演出するとはどういうことか。今さら繰り言をいうわけではないが、もう本当は手おくれなのだが、中年から老年になる方に一言いいたい。姿勢だと。生きる姿勢。体の姿勢は弱り、折れ曲がる、併し精神の姿勢がそれを補ってくれる。医療でも美容でも環境でもない、自分ひとり、たったひとりで立つこと、それ以外はないと思う。

この言葉を読んだとき、すぐに、同僚が習っている書道の先生、Sさんという99歳の女性のことを思い浮かべた。40歳の時、ご主人を亡くし、その後は一人、今も自分で、暮らしのすべてをこなしておられる。
50歳になるまでは、小説家を目指し、新聞に文章を書いたりしていたそうである。同僚から借りたSさんの小説に、感想を書いたところ、ご本を頂き、お話を伺う機会があった。

実は、Sさん、50歳を目前に、自分の進路(小説家か書道家か)に迷い、何人かの手相見に占ってもらったそうである。いずれも書道家との答えに、習い始めたばかりの書を本格的にやる決意をし、今も現役で教えておられるばかりか、老人施設にボランティアで書の指導に行かれているというから驚きである。
しかも書を始めたきっかけが、色紙に書いた字を見た知人に「こんな下手な字ではいけない」と、準備万端整えて書の先生のところに連れて行かれたことにあるという。何が、人生を変えるかわからない。

この話を聞いて、大いに励まされた私は、短歌・俳句・ブログと、かねてよりやりたいと思いつつ、時間がないと諦めていたことに、一歩踏み出した次第である。50歳からだって一人前になれるのだと、一人でお洒落も忘れず、きりっとまっすぐ生きておられるSさんのことを思っては、自分に言い聞かせている。

ちなみに、Sさんは、毎日、コンビニにアイスを買いに行くのが楽しみだという。スイカとお肉が好物だとも伺った。元気の素は、こんなところにもあるのだろう。

もう一人、会社勤めをしていた頃の恩人、Yさんの生き方にも、励まされる。彼女は今年100歳。足が少し不自由だが、今も旅館の玄関で、椅子に座り店番をしている大女将である。昔から豪放磊落というのか、太っ腹な人で面倒見がいい。用があって出かけるたびに、私のためにとあらかじめデパートで買っておいた、洒落たアクセサリーなどをプレゼントしてもらった。

昔から政治の話や難しい話をするのが好きな方だったが、今も毎月発行される『文藝春秋』を楽しみにされているという。先に書いたSさんも『文藝春秋』の読者で、毎日4時間の読書を欠かさないという。
このお二人の女性は、こんな年の取り方をしたいと、私が思う憧れの先輩である。

061070506.jpg
                    【写真は2枚とも、兄の畑の「絹さや」の花です。今年5月の連休に撮影。】

テーマ:みんなに紹介したいこと - ジャンル:ブログ

心に響く詩歌-工藤直子さんの詩『ともだちは緑のにおい』より
034070506.jpg

であいのはじまり

緑いろの地球にむかって
太陽が
光のゆびをのばしてよびかけた
「いっしょに あそぶもの
このゆび とまれ」

そうか
あそびたがりの太陽は
こうやって
ともだちを ふやすんだね


005070506.jpg

名まえ

大きなものにも
名まえが一こついている
「宇宙」…なんて

小さいものにも
名まえが一こついている
「ミジンコ」…なんて

「宇宙」と「ミジンコ」が であって
やあ、と
あいさつしたりなんかしている


5月5日のエキスポランドでのジェットコースターによる人身事故以来、連日、万博公園の上空をヘリコプターが飛び続け、今朝は、警察の調査官でしょうか、マイクロバスでたくさんの人がやってきていました。
毎朝のように見る所で起きた悲しい事故に、心が痛んでなりません。どこであっても、人が亡くなるという事故は起こってほしくありませんが、みんなが楽しみにやってくる場所での事故というのは、やりきれないものがあります。
まして、検査の先延ばしや不備があったと聞くと、経済効率優先と慢心による危機感のなさが、取り返しのつかない事態を招いてしまったと、当事者でない私まで、悔やんでも悔やみきれない思いです。
JRの事故、飛行機事故、食品の期限切れの問題など一連の事故や事件と、同じ根っこにあると思わずにはいられません。仕事に対するプライドと責任感をなくし、儲けのことだけを考えないとやっていけないという今の世の中、そして今の世界、いったいどうなってしまうのでしょう。人間味豊かで好きだったフランス、アメリカ型の自由経済を選んだ選挙結果に、これから先の変わり方が不安でなりません。

 そんな鬱々した気分で、「生誕百年だし…」と思って、中原中也の詩集を読みだしたのですが、どうにも暗くていけません。中学・高校時代には、好きでよく読んでいたはずなのに、どうしたことでしょう。言葉の響きは確かに美しいけれど、感傷的すぎて、ついていけないのです。
こんな時、元気が出るのは、なんといっても工藤直子さんの詩。というわけで、はじめに二編載せました。自然と仲良しの彼女の詩は、気持ちが優しくて、やっとほっとすることができました。

 ところで、最初の大きな写真には、四つ葉のクローバーが写っています。連休に遊びに行った兄の所で撮ってきました。あなたへの小さなプレゼント、見つかるといいな。


テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

手作りが好き!-クッションカバー
070502kusyon1.jpg

ずっと構想を練っていた(大げさ!)クッションカバーを、連休前半に作ることができました。
材料は、タンスの肥やしになっていた、ちょっと着心地の悪い服たち。
グリーン系のロングスカート二枚と、ベージュの薄手のキルトジャケット、焦げ茶の厚手ブラウスを使って、全部で四つ作りました。
070502kusyon3.jpg   070502kusyon2.jpg    070502kintaro.jpg

できる限り無駄を出さないようにするため、二つずつ同じデザインにし、残り布で花瓶敷きも作りました。二つずつ写している写真は、それぞれの表と裏です。元の地模様も生かし、配色も結構うまくいったので、これは大切に使えそうだなと思っています。(自画自賛!!)ファスナーは、古くなった、前のクッションのものを使用しました。

解体したフリースのクッションカバーは、数年前に作った物ですが、適度な大きさに切って、埃取りの雑巾にしました。これがまた、埃を取るのに最適な材質なので、最後までお役目を全うしてもらってから処分というわけです。

 右端のタペストリーは、ハンカチに和紙の裏打ちをし、そこに掛け軸の作り方で、上下左右4枚の布の部品を貼り合わせ、全体をもう一度和紙で裏打ちをしました。
上に煤竹、下に軸棒を通し、完成です。図柄が「こどもの日」向きなので、今回初めて飾ってみました。

テーマ:こんなの作りました♪ - ジャンル:趣味・実用



プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年3カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !



カテゴリー



最近の記事



最近のコメント



リンク

このブログをリンクに追加する



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード