心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
あんなことこんなこと-冬晴れの日に
冬木のように、凛と生きる!

huyuki2949.jpg 

 今回の写真は、冬の青空に真っ直ぐ枝を伸ばしている冬木です。この木のように、凛と背筋を伸ばし自分を貫いている人たちをご紹介します。
私はこんなに強く真っ直ぐ生きられないけれど、人間の尊厳を守るために頑張っている人たちから、勇気や感動をもらう分、ブログで皆さんにお知らせすることで、応援できればと思っています。

Ⅰ、1月7日「仙波さんを支える会」からお葉書を頂きました。
「1月19日(金)午後6時半から松山市の農協会館で「告発2周年 裁判勝利を期する報告集会」を行います。」というお知らせですが、元・レバノン大使の天木直人氏が記念講演「なぜ、外務省を去らねばならなかったか…私も見た 権力の正体」(仮題)もされるとのことです。
仙波さん(愛媛県警裏金作りを内部告発)、天木さんともに、ここのブログで紹介したことがあったので、嬉しくて、今回の案内もご紹介しました。お近くの方は、ぜひお出掛け下さい。

*「仙波さんを支える会」の詳細は、「仙波さんを支える会通信」のHP(http://ww7.enjoy.ne.jp/~j.depp.seven/)、もしくは、このブログの「あんなことこんなこと」コーナーに、昨年6月書いた「元気の出るニュース!」をご参照下さい。

*天木さんについては、11月に、このブログの「心に響く本」コーナーで、天木直人・筆坂秀世の対談『九条新党宣言』をご紹介しました。


Ⅱ、1月8日(土)フリージャーナリスト西谷文和さんが「平和・協同ジャーナリスト基金」の大賞を受賞されました。
昨夏、地元の「9条の会」主催で西谷文和さんの講演があり、マスコミの情報では知り得なかったイラクの情勢を、映像やお話でたくさん教えて頂きました。その時、彼の真っ直ぐな心と、事実をきちんと伝えたいという熱意に、大変感動しました。
民間軍事会社・そこに投資している世界中の大金持ち達・自衛隊イラク駐留のために使われている膨大な税金・マスコミの取材がアメリカ寄りになる理由・劣化ウラン弾によるガンの発症等々、驚きの事実を、聞いた時点でブログに載せるつもりがそのままになっていました。
その時、大切なのは、「①関心を持つこと、②簡単にだまされないこと」と言われ、肝に銘じました。

*西谷さんの受賞については、1月10日付の朝日新聞「ひと」欄に詳しく載っていましたので、そこから一部抜粋します。

2度目のイラク訪問が運命を変えた。04年春、当時は吹田市職員(この年の暮れ退職)。休暇を取り、医療器具や募金を届けた。バグダッドに入った数日後、日本人3人が武装勢力に拘束された。「自己責任」だとの批判がわき起こるなか、現地から「現場を踏むのがジャーナリストだ」と彼らを擁護する意見を述べた。

【参考:その時の毎日新聞のルポに「あの3人は、戦争の被害者を救おうとして、またその事実を伝えようとしてイラクに乗り込んだだけなのだ。自己責任などと言うのなら、一方的に戦争を仕掛け、何の罪もないイラクの人々を殺し続けているブッシュ大統領にこそ、自己責任を取ってもらいたい」と、西谷さんは書いた。】

約10年前から、休みを取ってはコソボ、アフガニスタンなどの紛争地を訪問。見聞を地域誌などに発表。イラクからは米軍の攻撃で傷ついた子どもの姿を報告。「市民の目線で戦争の悲惨さを伝えてきた」姿勢が、平和に関する優れた報道などに贈られるこの賞の受賞につながった。

*西谷さんの話を聞いて感動した人が個人的に作っているHP(http://www.geocities.jp/yuuh_a/iraku/fnisitani.html)

*西谷さんが作っている「イラクの子どもを救う会」HP(http://www.nowiraq.com/index.html)


当初、上記二つの記事を紹介する予定でした。Ⅰの案内を載せるにあたって、「仙波さんの弁護団」の一員である同級生に、掲載の承諾をお願いしたところ、次のようなメールをもらいました。Ⅱの「西谷さん」のところに書いたことと、偶然、内容面で関連があり、素晴らしい文章でしたので、許しを得て、そのまま掲載します。

Ⅲ、1月13日9条の会主催「高遠菜穂子さんの講演会」より
今日は9条の会でお招きした高遠菜穂子さんの講演を聞いてきました。
イラク復興支援に地道にしっかりと取り組み、ストリートチルドレンに職業訓練を受けさせて自立させる「ナホコの家」の実績などにより、イラク人の信頼を得、さらにさまざまな復興支援プロジェクトを遂行中という、元気の出る素晴らしい報告でした。

数年前にイラク民兵(レジスタンス)の人質となったとき、武器を何一つ持たず丸腰だったことが命を落とさずに済んだ大きな原因だと、彼女が語っていたのが印象的でした。同じように捕らわれたイタリア人は、自分の身を守るために銃を持っていたため、すぐに射殺されてしまったそうです。
武器を持っていなかったことで、話を聞いてもらうことができ、自分がいかにファルージャの街を愛していたか、アメリカのしたことがいかに非道で理不尽なことであるか、彼らがアメリカに対して反発する気持ちはよく理解できると訴えたそうです。
しかし、そのうえで、こうも言ったところが、彼女のすごいところです。
「アメリカのしたことは確かにひどいことだ。しかし、あなた達は私に対して今こうしてアメリカと同じようなことをしようとしているではないか。私は武力に対して武力で対抗しようとする人をサポートすることはできない。」

気が付くと、彼女は一生懸命、日本国憲法第9条の話を彼らにしていたそうです。それまで、ほとんど9条のことなど勉強したこともなかったのに。そして今、彼女は「憎しみのエネルギーをファルージャ再建のエネルギーに転換しよう!」とかけ声をかけ、支援プロジェクトを行っている。実にしなやかな活動家です。 


Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、と困難な中、大きな勇気を持って活動を続けている方々を紹介しました。読んで下さった方の心に、思いが届くといいなと思います。
目立たないけれど、地道に、平和のために頑張っておられる方も、もちろんたくさんおられることでしょう。そのことも大切に考えたいです。
平和は、誰かが守ってくれるものではなく、一人一人の高い意識があって初めて維持できるものだということを忘れず、お互い、日々の動きに敏感に生きて、手遅れということがないようにしたいものです。

この記事に対するコメント

わたしは本当言うと自分に酔った様な高遠さんが苦手です。もっとも今を知らないので、正確に言えば苦手でした。日本に収まりきらない自分にあう自由の風を求めたのが先で、それを認めないで、その向こうの社会正義だけを言う彼女に少し引いたのです。何時か亀さんが書かれた、正しいことを言う時の含羞をこそ、自分へ向ける刃だと、私は大事にしたいから。でもあれから変られたのかもしれませんね。
【2007/01/17 03:01】 URL | 犬塚 #- [ 編集]

犬塚さんへ
今晩は。
私は、高遠さんのように、日本以外に自分の活路を見いだすことも、一つの生き方と思っています。しかし、あのバッシングのさなかに、彼女に何が言えただろう?という気がします。

彼女の、命を失うかもしれないという恐怖の経験は、パニック状態から始まって、バッシングからの自己防衛、改めて自分の弱さを見つめ、自己の存在意義を問い直す、というところまで、彼女の意識を高めたのではないかと、私は想像します。

信州にいる義父も、彼女の講演を聴いたそうです。体験を語ることで平和の大切さを伝えたいという、彼女なりの頑張りを、私は評価したいなと思います。
【2007/01/17 18:48】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

記念切手
年賀はがき
旦那が調べた分は、み~んなハズレ・(^▽^笑)
私の分はまだこれからです。
今までで当たったのは、すべて切手ばっかり。

ま~、世の中はこんなものでしょう~(((^0^)))

切手はきれいに保存してるんですね。
私も暫くは保存してましたが、
相手次第では、いろんなことをイメージしながら
半分くらいは使っています。

【2007/01/20 09:59】 URL | まり #N2y2xK1c [ 編集]

まりさんへ
こんにちは。
このコメントは、本当は、年賀切手のほうに書いた方がいいかもしれませんが、取りあえず、頂いたコメントの下に続けますね。

6つ当たったうち、4つは私の。しかも、その内の3つは職場の同僚からのものでした。
こういう小物は、よく当たる私なのですが、宝くじだけは、縁がありません。
やっぱり確率の問題かなあ、なんて思います。

唯一保存しているのは、この年賀切手だけなんですけれどね。

【2007/01/20 16:42】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

どきどき・・・

下の子の名前・・・凜人 だから、凛の文字にはどきってします。
うちはナカナカ変換しない 凜 右下がのぎ、なんですけど。
おんなじ文字だけど、ちょっと違う?
 
妊婦だったころ上の子が5歳で「兄弟なんて欲しくな~い!」と言ってたので
「お兄ちゃんになれるんだし、赤ちゃんのお名前考えて」ってお願いして考えてもらった名前です。
息子は数日考えて「りんかちゃんがいいな♪」・・・私からのオーダーは らりるれろ のつく名前。
ラ行の響きが好きだから。
「赤ちゃんが男の子だったらどうしよう?」とたずねたら、2・3日して
「りんとくんがいいな。りんかちゃんには、かとうの か。男の子だったら、かとうの と つけて!」(あ・・・名前がバレバレ?)
で。漢字は後から考えました。

西谷さんのことは地元のタブロイド版のミニコミ誌で拝見して関心がありました。
>大切なのは、「①関心を持つこと、②簡単にだまされないこと」
知らなかったことを知るのは、本当に楽しい。
いいことばかりではないのだけれど、知ること・関心を持つことには喜びがあるのですけれど、だまされているのかもしれない。
すぐに鵜呑みにしないで、しっかりと考えないと。
声の大きさは正しさに比例するわけではないんですよね。
私も、肝に銘じました。
【2007/01/21 00:37】 URL | kimico #Zr2/WiYY [ 編集]

kimicoさんへ
お早うございます。
私は、「凛」という字も響きも、きりっとしてて、背筋が伸びるようで、とても好きです。
前に「こもれび」さんのブログにも使ってあって、嬉しかったですよ~。
ジブリの『千と千尋の神隠し』で、湯屋のキリッとしたお姉さんも「りん」って呼ばれてましたよね。あのお姉さんも好きです。

私の最初の職場には、「倫太郎」という京大卒の面白くて若いクリエーターがおられて、今も活躍されています。
確か、勝海舟も、本名は「麟太郎」。
「りん」という名を考えたお兄ちゃんの発想が、とてもいいなと思います。

大切なのは、「①関心を持つこと、②簡単にだまされないこと」と、自分で書いておきながら、私は「あるある」にコロッと騙されました。
職場の人にも、鵜呑みにして勧めたし、自分も納豆2パック食べて実験しているのに。
確か、イトイさんも実験されてましたね。
まあ、体にいい食材なので、許せますけど、データねつ造は、いけません。番組そのものが存在できなくなりますよね。
この頃、大学やテレビで、ねつ造が多いです。結果を早く求められる効率主義が蔓延しているからですね。

情報操作は、あります。最初の会社で、CMの顧客会社(英語が出てこな~い)が問題を起こしたとき、そのニュースを1回だけで、管理職が放映ストップさせました。
今の方が、まだ情報公開はされているかなと思う反面、もっと重要なニュースが報道されていなかったり、逆にさりげなく流されたりしているのではないかと思います。

職場でも話していたのですが、世論調査も結果が意図的な気が時々します。
疑ったら切りがないけど、鵜呑みにして騙されるのも怖いから、アンテナをしっかり張っておかないといけませんね。

西谷さんは、明るく前向きで元気な方で、真っ直ぐの目が印象的で、いい人だなと思いました。
【2007/01/21 10:12】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年5カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !



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