心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
恩師の俳句(2)
教え子の文(ふみ)読む日々や梅開く

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                  【写真は、万博記念公園の梅園にて】

2月11日、S先生からお電話を頂きました。前回載せた先生の俳句に、皆さんからたくさんのコメントをもらったので、それを印刷して(なんと、15枚も!)お送りしたところ、「とっても嬉しかった!」と大変喜んでおられました。
冒頭の句は、その時の気持ちを詠まれたものです。

「買い被られて恥ずかしい。」「kenzoくんとは卒業以来で懐かしい。」など言われていましたが、新しくこの季節の句ができたのでと、教えて頂きましたので、掲載します。「字が書けないので、皆さんへお礼状も出せないが、ブログで、皆さんに感謝の気持ちを伝えてください。」とのことです。

前回、写真に合わせて、能村登四郎さんの句を載せたのですが、この方は、S先生の大学時代の友人と、同じ勤務先の高校の先生、つまり同僚だったそうです。能村登四郎さんは、「春ひとり槍投げて槍に歩みよる」という句で、大変有名な方で、S先生もファンだそうで、偶然に驚いておられました。

水仙を見に行く吾娘(あこ)に誘(いざな)はれ
お家の近くに、水仙のきれいな所があるそうです。優しい娘さん。

春めきし庭に介護の車椅子
暖かい季節が巡ってきて、車椅子にも温もりが戻ってきそうですね。

教え子とその夫(つま)と居て春うらら
先月、GANKOちゃんが、ご主人と、先生のお見舞いに。幸福感が溢れています。

在りし日のこと織り混じえ春の夢
みんなのコメントを読んで、高校の夢をたくさん見られたそうです。
藤原定家の「春の夜の夢の浮橋とだえして峰に別るる横雲の空」のイメージかな、とのこと。

国語辞典ベッドに置けば春浅し
辞書を引くのも不自由な中で、日々の思いをきちんと句に留めようとされているのですね。

私(大空の亀)は、高校時代、予習もせず、生意気な生徒でしたが、今、改めて、素敵な国語の授業を受けている気分です。心に優しく響く俳句を、ありがとうございます。

テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

在学中にいかに勉強したか自体が人生にとって大事なことではなく、卒業後の長い人生にいかに生かされているかが大事なことなんでしょう。
【2007/02/17 15:53】 URL | こもれび #hGt.gl.I [ 編集]

こもれびさんへ
深いコメントをありがとうございます。
そうですよねえ、学生だった期間より、ずっと長く生きているのですから。
それに、学生だった頃より、卒業してからの方が、う~んと勉強しています!
毎日毎日が学ぶことばかりだと、心底感じるようになったのも、卒業してからですね。
具体的な知識は残らなくても、学び方は身に付くというのが、学校の理想像でしょうね。


【2007/02/17 20:05】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

可愛い!
大空の亀さん、ピンクの梅って本当に可愛いですよね。
私は白梅よりもピンクの方が好きかな・・・梅らしいんですよね、ピンクの方が。
青空にピンクの梅・・・色合いがすごく素敵です。
桜と同じピンク色でも感じ方が違いますよね。
心も晴天になったような気持ちですv-10
【2007/02/17 20:38】 URL | ノロタン #B7q/.fmY [ 編集]


亀ちゃん、見事な梅の花、きれいですね。
S先生へ送ってさしあげたのですね。ふたたび 深い、そして春の俳句をとてもうれしく
拝見いたしております。ありがとうございます。先生のご様子やお気持ちがこころに響いてきます。
先生に最近はお会いしていませんが、先生を囲んで深く、あたたかくみんなと共にこころで交わることができて本当にうれしいです。

私も 近くで春を愛でるようにします。そういえば 海から潮の香りがしましたね。
2月は私は味噌の仕込みをします。無農薬国産大豆をいただきますので。
瓶に仕上がり8キロぐらいで1年熟成させます。いつまでできるかなと思いながら。
【2007/02/17 21:36】 URL | よりやん #- [ 編集]

ノロタンさんへ
お早うございます。
毎朝、きちんと6時半に起こしてくれる!ハオのおかげで?休みの日もいつも通りの目覚めです。
週末になると、なぜかお天気が悪く、この梅の写真も昨年のですが、今日は、午後ぐらいから、梅を見に行けるかなあ…。

ピンクの梅は可愛いくて、晴れ着姿の若い娘さんの感じ。
白梅は、楚々として、和風の美しさがあって、着物を着慣れた人の感じ。
梅の木は、高さがそんなにないので、すぐ目の前に花がくるのもいいですね。
しかし、何といってもいいのは、あの薫り!品があって大好きです。
ノロタンさんのお家の白梅、今日はどんな具合ですか?
【2007/02/18 08:45】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

よりやんへ
春の潮の香り、読んだだけで、優しい春の海辺の様子が浮かんできます。
海が近いと、空も広くて、いいよねえ。
須磨は、離宮公園の梅も、もう見頃なのではないかしら?

私は、そこからもう少し西に行った綾部山の梅が、とっても好きです。
瀬戸内海も見えるし。今年も行けるといいなあ。

伊丹市にある緑ケ丘公園の梅は、枝垂れ梅やピンクの梅が多く、目白もたくさんいるので、可憐なイメージです。ここも好きなところです。

8キロものお味噌を手作りですか!すごいなあ。
先生の俳句は、優しい雰囲気が漂っていて、いいですよね♪
【2007/02/18 09:02】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

私たちのことまで
感激です。
S先生は、私たちのことまで素晴しい句に読んでくださったのですね。
当日先生の居間には、春を感じさせるようなうららかな日差しが差し込んでいました。
夫も一緒にほっわとした時間を過ごしたことを、また思い出しています。
夫が高校の国語教師であることや、私が子どもたちに絵本を読むボランティアをしていることなど、きっとどこかにS先生の影響があったのかもしれません。
ありがたいことです。

ところで今私はボランティア仲間で、子どもたちに届ける絵本や児童書の選書について初心に返って考えていこう思っています。
1月末に、尼崎市立図書館で大阪YWCAで40年ほどボランティアをされている上野由美子(上条由美子)さんの講演会に参加し、選書の大切さを強く意識したのです。
亀さんは上野由美子さんをご存知かもしれませんね?
絵本や児童書の訳もたくさんされています。
つい先日の11日には、北はりま子どもの本の学校で上野さんと同じボランティア仲間の山本淳子さんに、わらべ歌と手遊びを教わりました。
たまたま同じグループの方だったので、びっくりしました。
優しい雰囲気や温かい語り口が同じで、どちらの時間もいっぱい勉強しました。
【2007/02/18 10:36】 URL | GANKO #- [ 編集]

五七五
わずか17文字。
その中に、悲しいほどに人のこころを表すことができるなんて
我ながら驚きです。そんなところが私は大好きです。

私には、それを表すにはまだまだ、まだまだですが、
少しずつでも進歩できたらいいな~と思います。

・どことなく母の面差しひひなかな
【2007/02/18 20:58】 URL | まり #N2y2xK1c [ 編集]

GANKOちゃんへ
自分のことが詠んである俳句や短歌を読むのって、嬉しいですよね。
逆に、身近な人のことを俳句や短歌に詠む時も、対話をしているようで嬉しいです。
もちろん、内容によっては、嬉しいだけではないけれども…。

高校時代の国語の先生方は、私の中学時代の国語の先生の悪いイメージを払拭して下さいました。
だから、今でも、文学が好きなのだと思います、私も。

私はどちらかというと、ヤングアダルト専門なので、残念ながら、上条由美子さんは存じ上げませんが、絵本の翻訳などをいろいろされているようですね。

選書は、とっても難しいなと思います。私がよいと思っても、それがすべての人に当てはまる訳では全然ないから、悩みますね。
相手の体験・読書経験・趣味・好み・考え方・生い立ち等々あらゆることが違う中で、全てが重なることはあり得ないから、せめてどこか一部分が、心の端っこにでも引っかかればいいかなというところでしょうか。
薦めた本が「よかった!」「面白かった!」「またこの作者のを!」なんて言われるときが、一番嬉しいですね。

読んで欲しいいい本が、必ずしも相手にピタッとくる本ではないこともあるのが、残念なところです。
そういう時の勧め方のコツがあったら、また、教えて下さいね。
本を勧めるには、相手をよく知ることが、一番大事な気がしてはいるのですが…。
相手に迎合してばかりでは、進歩がない気がするしなあ…。
【2007/02/18 22:26】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

まりさんへ
「どことなく母の面差しひひなかな」
おひな様は、品のある顔をされているから、そのようなイメージで読みました。
懐かしさも感じられます。こんなふうに、句にできるのっていいですよね。
「母在らばともにひひなを飾りたし」未熟な私も、それでは、同じ季語と母とで一句。

私は、俳句に季語があるのが、言葉の宝物みたいで、とっても好きです。
季語を読むだけで、四季の風景や情感が広がりますよね。

まりさんは、おひな様を出されたのですか?
田舎で育った私は、月遅れのおひな祭りが身に付いていて、今日も出そうと思いつつ、まだ飾れずにいます。
【2007/02/18 22:37】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

選書について
本を選んで人に薦めるのは難しいことですね。
昨日読み終えた「読書のすすめ」岩波文庫編集部編の中で、瀬戸内寂聴さんが「若き日にバラを摘め」と題した文章の中で、小学生の頃から文学全集を片っぱしから借りて読み、大人の「アラビアン・ナイト」まで読んだが、子どもは子どもなりの自浄作用があるので、自分の人格が乱読によって悪くなったとは思わない、と書かれていました。
瀬戸内さんのように小さいときから自分で読書を楽しめる人はどうってことないけど、読む楽しさを経験してない人には薦める本を選ぶのはやはり難しいですね。
京極純一さんは「読書をなさい」の中で、
中学生になり、高校生になっても、体をジッとさせ、ある時間続けて本を読む癖がついていないと、面白くもない本を読まされることは、実につらい苦行である。そのとき、途中でやめられないほど面白い本を1冊終わりまで読む。その経験をすると、大きくなってしまった体に癖がつく始まりになる。どの本がそれほど面白いか。ひとつのおすすめは夏目漱石の「坊ちゃん」である。・・・
と書かれています。

私たちは主に、子育て中の若いお母さんたちが自分の子どもに絵本を読む時、肉親が読むという行為だけでも充分子どもは愛情を感じられるけど、その絵本は流行の絵本であったりディズニーであったりして欲しくないのです。
なるべくなら長年読み継がれてきて古典でありながらも(初版から30年以上くらいたっているもの)、決して古さを感じさせない絵本をメインに選んで薦めていきたいのです。
上野由美子さんもお話会で3冊読むのなら、2冊は古典を選んで欲しいと言われていました。
【2007/02/19 19:06】 URL | GANKO #- [ 編集]

GANKOちゃんへ
今晩は。
いろいろ示唆に富むお話をありがとう。

「途中でやめられないほど面白い本」というのが、今の子にとって決して『坊ちゃん』にはならないでしょうが、それは全然構わないと思うのです。
『坊ちゃん』は主人公が大人だし、松山という、東京から見た田舎への蔑視も甚だしく、今の子どもにとって愉快な部分は文体ぐらいでしょうか。

ディズニーのような画一的な、商業ペースにのった、中味の薄い絵本は、全然好きじゃないけど、私は、正直言って、あまり古典にこだわる必然性も感じていません。
絵本や児童文学には、古典にも優れたものがあると思うのですが、ヤングアダルトの分野は最近充実してきているので、古いものを読んでも、もう一つピンと来ません。
大人の私でもそうなのだから、ましてや、今の子どもに届くのは、どんなに難しいかと思います。

私が今やっている中で一番いいなと思う方法は、本好きな子に「オススメの本」を尋ねて、それを私も読んでから、良かったと思うものを、勧めます。
これは、こちらの「よかったよ~」という熱意も伝わるので、うまくいくことが多いです。
この場合の読書家は、小さい時からの読書環境が物を言う訳で、こんなところにGANKOちゃんが取り組んでいる小さい子どもたちの読書が役立ってくれてるなと思います。感謝!

あと、子どもたちが好きなのは、「泣ける本」「怖い本」。そんな要望にあう中で、こちらも納得のいくのを見つけた時は、嬉しいですね。
こちらがあまり勧めたくない本を欲しがる時は、「深みがないから」とか「残酷だから」とか「ませてるから」とか正直に言って断ります。
それでも読みたかったら自分で買うでしょうし、大人の読書家の価値観を知らせるよい機会かなとも思っています。

マンガやライトノベルの好きな子に慌てて、他の本を勧めるのは好きではありません。
少なくとも本に触れているし、長いスタンス(3年間とか)で見ると、必ず飽きてきます。
本とは、一生のお付き合いだから、焦って本嫌いにするのだけは避けたいですよね。

こちらが心の底から面白いと思う本は、その思いが伝わりますが、誰かが勧めているからいい本だろうと読まずに勧めたり、人生の中で読むべき本だなど大上段に振りかぶると、失敗しますよね。
結局は、自分の感性と体験と本へのアンテナ、それに尽きるかなと書いているうちに、結論が出ました。

今日、れんげ草ちゃんの娘さんから可愛いハガキが来ていて、そこに私が結ちゃん(今5ヶ月)のお誕生祝いにプレゼントした絵本が大活躍していると書いてあり、嬉しく思いました。
特に、『じゃあじゃあびりびり』が、一番のお気に入りだそうです。

話が変わりますが、三崎亜記の小説『となり町戦争』が映画化され、ロケ地が大洲と東温町だったと新聞に出ていました。原作は、まあまあですが、映画はどうでしょうね?



【2007/02/19 21:42】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

ご無沙汰です!
そうなんです。産まれてまだ5ヶ月の結が、絵本を選ぶそうです。e-101 v-511 e-100
2冊示すと「じゃあじゃあびりびり」をまだしっかり使えない手で
取ろうとするそうです。左右入れ替えてみても同じ本を取るそうです。
びっくりしました!そして車の所で「ぶーぶー」というとそれはそれは  e-125
嬉しそうに声を出して笑うそうです。 v-290
まだ実際にその様子を見ていないのですが3月になったらこちらへ
帰って来るので今から楽しみです。  v-510
亀ちゃんのお蔭で本好きな子になるでしょう!感謝です!  e-147

【2007/02/20 14:57】 URL | れんげ草 #JalddpaA [ 編集]

れんげ草ちゃんへ
お久しぶりです。
いろいろお疲れさまでした。&いろいろありがとう。

赤ちゃんも、ちゃあんとわかってるし、好みがあるのですね。
パパやママが楽しそうに読んでくれるのも、関係あるでしょうねえ、きっと。

推薦した本が喜ばれると、とても嬉しいです。
今日は、3人もの子に、それぞれ「ものすごくよくて面白かったです」「感動して泣けました」「面白くて家族全員読みました」と、オススメ本を喜ばれ、また逆に「ぜひ読んでみて下さい」とも勧められ、充実した日でした。

結ちゃんが次はどんな絵本を喜んでくれるか、楽しみが増えました。

本ではないのですが、長男を妊娠中よくナベサダの「カリフォルニア・シャワー」を聴いていたのですが、生まれてからも泣いた時、この曲を聴かせると必ず泣きやみました。
赤ちゃんの力や記憶には、計り知れないものがあるそうですね。
【2007/02/20 18:09】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

お気に入り
こんばんは。
れんげ草さん、5ヶ月のお孫さんにお気に入りの絵本が出来て良かったですね。
なんだか私もとっても嬉しい気分です。
赤ちゃんは生まれてすぐにも、絵本を読んでもらうのが好きみたいですよ。
亀さんのように、妊娠中に聴いていた音楽が子どもに心地よく感じられるように、妊娠中に絵本を読んでいてもきっとおなかの中で聞いているんでしょうね。
聞きなれた声で読んでもらうのが嬉しいし、そのうちお気に入りの絵本が出来てくるのでしょう。
福音館書店の「がたんごとんがたんごとん」や「おつきさまこんばんは」月刊誌のこどものとも012(012才向き絵本)など、乳児向けの絵本もたくさん出ているので、また機会があったら手にとって見てください。

うちの文庫に来るもうすぐ1年生になる男の子は「はしれきたかぜ号」が大好きで、毎週のように返そうとしながらやっぱりもっと読んでもらいたくなって借りて帰ります。
お気に入りの絵本は、大きくなった時にきっと大きな宝物になっているんでしょうね。
【2007/02/21 23:12】 URL | GANKO #- [ 編集]

GANKOちゃんへ
GANKOちゃん、今晩は。
お気に入りの絵本や本があるというのは、いいですよね。
人生が豊かになります。

子どもって、「この字は小学1年生のとき習った」とか「1年の時に犬の話を読んだ」とか、結構細かく覚えていて、不思議に思うことがあります。
覚えなくてはいけない量が、まだ少ないからでしょうかね。
そんな物覚えのよい時期に、好きな本に出会えた子は、幸せですね。

福音館の絵本は、安心感があります。
また、よい絵本があったら教えてくださいね。
結ちゃんへのプレゼントの参考にしますから。

れんげ草ちゃんも、(隠してるけど)、本当は、その辺のプロのはずですよ。
腹話術は、お人形まで持ってたという話を、確か聞いたような気がします。
そんなお話も聞きたいものです。
【2007/02/22 18:14】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


こんにちは!
 S先生の俳句をまた嬉しく読ませていただきました。
亀さんがこうして架け橋となって下さること、感謝しています。
 
 4~5年前出雲大社に行った時、「皇后陛下御話」という冊子が置いてありました。それは、美智子皇后が、第26回国際児童図書評議会(IBBY)ニューデリー大会の基調講演をされた時の内容を冊子にしたもので、当時NHKで放映されたのを拝聴した記憶があったので興味深く、「ご自由にどうぞ」と貼紙があったので頂いて帰りました。
昨年家のリフォームをしたせいで、いろいろな小物が元の場所にもどっていないのですけれど、その冊子が、さあお読みなさいと言わんばかりにひょんなところから出てきたのですよ。思わず掃除の手を休めて、読み返したところでした。
子供達と本を結ぶ大切な仕事を続けて下さいと、講演の最後には次のように書いてあります。
「子供達が、自分の中に、しっかりとした根を持つために
子供達が、喜びと想像の強い翼を持つために
子供達が、痛みを伴う愛を知るために
そして、子供達が人生の複雑さに耐え、それぞれにあたえられた人生を受け入れて生き、やがて一人一人、私共全てのふるさとであるこの地球で、平和の道具となっていくために。」
 
 先日のNHK,ETV特集では「星の王子様」を取り上げていましたが、子供の頃読んであまりわからなかった言葉が大人になってから理解できるようになり、自分の人生と照らし合わせて大きな意味を持つようになることだってありますよね。
子供の頃いっぱい読書しておくことは、先々の人生をも豊にしてくれるし、支えにもなる。種を蒔いておくことは大切ですね。
 
【2007/02/23 14:40】 URL | keiko #- [ 編集]

お早う!
お返事遅くなりました。
昨日は、職場のお友だちと、大阪市内に出掛けていました。
1軒目は、友人の息子さんが昨夏より始めた居酒屋へ。
2軒目は、TAKUTO AOKIの歌を聴きに、ライブハウスへ。
久しぶりの夜遊びで、少々ぼーっとしています。

引用してもらった言葉、いい言葉です。心して受けとめたいと思います。
「子供達が、自分の中に、しっかりとした根を持つために
子供達が、喜びと想像の強い翼を持つために
子供達が、痛みを伴う愛を知るために
そして、子供達が人生の複雑さに耐え、それぞれにあたえられた人生を受け入れて生き、やがて一人一人、私共全てのふるさとであるこの地球で、平和の道具となっていくために。」
ただ、「平和の道具」という言い方には、ちょっと違和感が…。
対のものとして、「戦争の道具」として扱われた、扱われている、人間が浮かんでしまって。

「星の王子様」同感です。
子どもの頃は、なんかわからないけど、雰囲気があるなあという印象でした。
最近、新しい訳が次々出たので、読み比べていくうちに、深さが出てきました。
原文で読めたら、また違うんでしょうけれど、ね。

「金色夜叉」は、何年か前に読み直しましたが、面白かったです。
若い時に読んだ作品を、読み直す時間がほしいです。
個人の勉強のために読みたい本が、いっぱいあって、時間がたりません。

【2007/02/24 11:08】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

やっと読めた気がした本
わたしもずいぶん以前にフィリパ・ピアスの「トムは真夜中の庭で」と「ハヤ号セイ川をいく」を読んだのですが、ファンタジーの世界に上手く入られず、読むには読んだけど・・・という感じでした。
このたび同じピアスの「まよなかのパーティー」を読んで短編集だけど1話1話に味があって面白かったので、また2冊を読み返してみました。
今回はストーリーの中に楽しく入っていけました。
2回目だからこそ、1回目に読み深められなかったことがいっそう深く読めたのでしょうね。
今日から同じ作者の「まぼろしの小さい犬」にかかります。

keikoさんへ
美智子皇后さまの講演内容は以前に読んだ気はするのですが、すっかり忘れていました。
忘れないように読書ノートに書き込んでおきましょう。

ところで、先日の暖かい昼下がりS先生から電話をもらって少しおしゃべりをしました。
先生の家の近くの散歩コースではもう梅の花が散っているとか。
そこで、よりやんとkeikoさんにもどうかよろしく伝えてください、と言われていましたよ。
【2007/02/25 12:24】 URL | GANKO #- [ 編集]


TAKUTO AOKI さんのライブを楽しんでこられたのですね~。
母親とファンの2つの眼差しで、ステージを見つめる亀さんが目に浮かぶようです。
嬉しい「夜遊び」でしたね!

 先日、偶然読み返した美智子皇后の基調講演のことを書きました。
その中の「平和の道具」という言葉について、少し書かせてくださいね。
カトリック系の学校に通っていた娘が(信者でもないのに、学校説明会で「何に対してでもよいのです、祈る気持ちのある人なら宗教に関係なくどうぞ」と言われて入学したのでした)高校生の頃、家で
「主よ、わたしを平和の道具にしてくださあ~い♪。」と、よく声を張り上げて歌っていました。
それは、1番から3番まである長い、でも素敵な歌でした。
娘によると・・ですが、マザー・テレサもお好きだったアッシジの聖フランシスによる「平和の祈り」に曲をつけたものだそうです。
原語では、その「道具」と訳されていることばは”tool"ではなく”instrument"(元はフランス語)となっていて、なにか楽器(musical instrument)を連想させる言葉だと言う人もいると聞いたことがあります。
「道具」と訳されて定着したので、その日本語から発してまたさまざまな連想を生むのですね。
 
 主よ、わたしを平和の道具にしてください。
憎しみのあるところに愛を
争いのあるところに和解を
分裂には一致を


    と続きます。
美智子皇后は、双葉・聖心で学ばれた方ですし、言葉選びのもとに「平和の祈り」が・・・と勝手に想像しています。

 この場をお借りして、GANKOさんへ
S先生からの伝言しっかり受け取りました。ありがとう。
【2007/02/26 12:40】 URL | keiko #- [ 編集]

GANKOちゃんへ
フィリパ・ピアスの「トムは真夜中の庭で」は、いろんな方が、大好きな本にあげておられますね。
私も、割と最近読んで、とても面白いなと思いました。
昔からの本は、物語の世界に入るまでに、結構エネルギーが要る本が多いですよね。
読書をする層が、集中力のある賢い子たちばかりだったのかなあ、なんて思ったりします。
今時の本は、気持ちをつかんで物語の世界に引き込むのが早い!と思います。
どっちがいいとか悪いとかでは、ないのですけれどね。

「まよなかのパーティー」面白そうですね。
短編集というのも興味があります。手帳にメモしました。
実は、今、短歌と俳句と硬い随筆に夢中で、机の上に山積みなのです。
時間と目と手が、い~っぱい欲しいです。
【2007/02/26 20:09】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

keikoさんへ
「平和の道具」のこと、とっても丁寧に教えてくださってありがとう。
-原語では、その「道具」と訳されていることばは”tool"ではなく”instrument"(元はフランス語)となっていて、なにか楽器(musical instrument)を連想させる言葉だと言う人もいると聞いたことがあります。-
なるほど、「平和の音」を奏でているイメージだと、その音が広がっていく情景も浮かび、ぴったりだけど、適当な言葉がないわね。
原語のままだと、雰囲気がいいわ。翻訳って難しいね。

娘さんが歌われていたように「主よ、わたしを平和の道具にしてくださあ~い♪。」と、「主」があると、「平和の道具」と続くのは納得!です。
そういう下敷きがあっての言葉だったのですね。
田舎にいる私の叔父は、牧師をしていて、今でも叔母がパンフレットを毎月送ってくれているというのに、こんなに無知では申し訳ないわね。

ところで、この叔父が入院していた病院と、S先生がかかっておられる病院は同じ所(クリスチャン系)なんですよ。

TAKUTO AOKI という時は、英語の歌を、青木拓人という時は、日本語の歌を中心に歌っているということに、今回初めて気づきました。
まだまだですが、本人がやるという以上は、応援するしかないですものねえ。
【2007/02/26 20:25】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


選書についての皆さまのお話、とても興味深く読ませていただきました。

「1年生のとき読んだ犬の話」ってきっと、教科書に出ている「ずっとずっとだいすきだよ」ですね。
私も息子の音読の宿題で初めて知り、気に入ちゃって購入して今でも下の子と楽しんでいます。
亀さんのところに、英語で書かれたものがありましたよね?
子どもの音読の宿題につきあっていて、以外にも(ごめんなさい)教科書に楽しい作品がたくさんあることを知りました。
うれしい限りです。

今度、いれていただいた「小学校に本を読みに行くボランティア」で選ばれいる作品も、教科書に沿ったものが多いみたいです。
私は、つい、大阪弁のアクセントで読んでしまうのですが、それもチェックしていただけるので、ありがたいような、でも、大阪の子に読むんだけどな~って思ったり。

下の子が2~3年前は「日本語で遊ぼう」という番組で繰り返し読まれる作品を、意味もわからず丸暗記して声に出して歓んでいた時期がありました。
「よごれっちまったかなしみに~」っていう感じに。
日本語の持つ美しさやリズムが、自然と身体の中に入ってくれたらいいなぁ・・・と願っていたのですが、今は興味を示さなくなってしまいました。

上の子のクラスの担任の先生がまめな方で、行事や節目ごとに子どもたちに30~100字程度の文を書かせてクラス便りを発行してくださいます。
ひとり、いつも型にはまっていないおもしろいものを書く子がいて、探して先に読んじゃいます。作文の特別な指導(お受験クラスの子のような、塾とかの)を受けたことのない子のようで、のびのびと自分の感じたことを書いてあって、毎回楽しみです。書く前に考えて一気に書いたのだろうな・・・って思います。内容が途切れ途切れにあちこちにいったりせず、文末表現がそろっていて、全体のトーンが同じまま書きあげてあるので、そう感じます。
彼は最近ゼンゼン本を読まないとその子の母が嘆いておられましたが、幼い頃に母にたくさんの本を毎日読んでもらっていた読書体験(?ですよね?)が効果を現しているのではないのかな?って思っています。  
 
【2007/02/27 13:52】 URL | kimico #Zr2/WiYY [ 編集]

kimicoさんへ
「ずっとずっとだいすきだよ」
教えてもらったので、早速探してみました。
「小学1年生なのに、こんな悲しいお話習ったんだよ」と言っていましたが、確かに、いい話だけれど、ちょっと切ないお話でもありますね。
英語で声に出して読むと、気持ちよくて、英語の響きの美しさに改めて感心しました。

あわせて、「ふたりはともだち」(カエルの話)も習ったと言っていたので、英語版探しました。
これも、訳しているのより、英語の方がステキ。この本もいいですよね。
これぐらいまでの英語なら、私でもわかるので、朗読すると、なんかうっとりします。
子どもたちが、こんなに、教科書で習った話を覚えているなんて、驚きです。
私は、小さい時習った中で、唱歌は覚えているけど、教科書の文章は全然覚えていないの。

「日本語で遊ぼう」は、短歌の会の中にも好きな人がいますよ。
「意味もわからず丸暗記」っていうのが、体に残っていいんだと思います。
このやり方は、いろんな方が勧めているし、私もいい方法だと思います。
ちなみに私は、高校時代、古文の勉強を全くしなかったのですが、百人一首だけは、文法も含め超丁寧に学習し、覚えました。&源氏物語を現代語訳で通読しました。
昔のことだからいけたのですが、この二つで大学受験の古文はOKだったのですよ。

文章を書かせて発行してくださる先生は、ありがたいですよね。
マメで熱心な先生でないとできません。いい先生ですね。
自分の文章を読みたくて、待ってくれている人がいると知ったら、その子嬉しいでしょうね。

無口な子が、文章を書くと輝くことってよくあります。たいてい本好きです。
何も考えたり感じたりしていないから無口なのではなく、よく観察して頭の中で思いを巡らせているから無口なんだなと思います。
その子は、無口な子ですか?どんな子か興味が沸きました。
【2007/02/27 20:33】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年6カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
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