心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
身近な人(恩師[3]・友の父上)の俳句
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【写真は、『徒然草』にも出てくる石清水八幡宮近くの背割りの堤の桜・’07年4月4日撮影】

3月18日にS先生から前回掲載分のお礼と、皆さんが下さったコメントへの感想のお電話を頂きました。
「それぞれの言葉に、個性が出ていて、嬉しく繰り返し読みました。皆さんによろしくお伝えください。」とのことでした。以下は、新作五句です。

三百六十度尾を振る犬や春の風
車椅子の散歩の途中に出会う白い犬が、初めは無反応だったのに、一年たった今は、白い尾をぐるっと回転させて、声まで上げて喜んでくれるようになったそうです。

黒猫の待つさ庭べにフリージア
病院から帰ってきたら、飼い猫が庭で待っていて、お迎えをしてくれたそうですよ。

春の雨白鳥浸す(ひたす)城の堀
松山城のお堀の様子です。春の雨の優しさが、句の情景と合っていますよね。

啓蟄(けいちつ)や無音(ぶいん)の友の幾年(いくたり)
啓蟄は、冬ごもりの虫が出てくること。無音は、音信のないこと。暖かくなって、みんなが活動を始めるようになり、便りのない友人のことが気になられたのでしょう。

握手せし手のぬくもりの卒業歌
職を退き何年たっても、教え子との別れは、心に熱いものを呼び起こします。ことに卒業シーズンになると、あれやこれや感動的な出来事が思い出されるのでしょう。きっと私たちのことも思い出しておられることでしょう。

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 3月28日は、年に何回か互いの休みが合うと出かける、高校時代からの友人とのデート。(といっても、同性ですが。)今回は、琵琶湖周辺をドライブ。私は助手席で、いい加減なナビゲーターをしつつ、満開の時の美しさを想像しながら、桜並木の続く琵琶湖東岸を南下して、滋賀県立近代美術館へ。
ここには、大好きな小倉遊亀さん(なんと、大学の大先輩)の絵が常設してあるので、何回か来たことがあるのですが、今回は、これまた、凛とした生き方の素敵な志村ふくみさんの「紬織り」展を目的に出かけました。

志村ふくみさんの作品はどれも、草木染めによる色も織りも素晴らしくて、とにかくうっとりしました。個人蔵のは別として、美術館所蔵のは着てもらえないのだなと思うと、それだけがちょっぴり哀しく思われました。

写真のレストランのテラスでランチ中国茶の薬膳茶房でティータイムを、ゆったりととって、のんびりとした時間を過ごしました。瀬田川でボート練習中の若者や、水鳥たちが見え、常に身近に美しい水のある風景は、いいなあとつくづく思いました。

 今回は、その友人の亡き父上(俳号・東扶桑氏)の俳句のご紹介です。愛媛にある「せきれい」に所属されていました。地元には句碑もあります。以下に、友人が暗唱してくれた、春の句を二句ご紹介します。

蝶かへらざるは盆地を出し(いでし)かな
この蝶は、ご両親が可愛がって育てられた大切な娘さんたちのことだろうなと、聞いた時すぐ思いました。田舎の山に囲まれた町から出て行った蝶に重ねた、親御さんの思いが切ないです。自分の父のことも思い出して、涙ぐみそうになる句です。

父と娘(こ)と離れて歩く木瓜の花
木瓜という花は、「ぼけ」という響きも花のぽっちゃりとした感じも温かみがあって、好ましい花です。自立していく娘さんを、愛おしく、そして寂しく見ておられるお父様の気持ちが、自分が親の立場になった今、痛いほどわかります。


テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント
花&ランチ
大空の亀さん、こんばんは。
見事な桜ですね・・・延々と続く桜。どこまで続くんだろう?
歩いてみたい気持ちになります。
先日、私が行った権現堂よりも規模が広そうですね。
いいですよね・・・テラスでのお食事って(#^.^#)
店内で食べるよりも美味しさも倍増しますよね。
最近、テラスで食事?まったく縁がないです。
高校時代のお友達とのお喋りって、本当に楽しいですよね?
時間も忘れるくらい、話に夢中になったり?
食べる事も、しっかり食べて(^・^)あっ!それは私ですねv-398
【2007/04/05 20:04】 URL | ノロタン #B7q/.fmY [ 編集]

ノロタンさんへ
ノロタンさん、桜がこちらも満開になり、この週末が見ごろとなりました。v-252

いつもは休日でいっぱいの桜の堤なのですが、昨日は雨と風&花冷えの寒さで、人は数えるほど。
横浜に行く息子に、立派な桜並木を見せたくて、ほんの数時間でしたが、出かけました。
幸い雨も上がり、青空も見られたところで、パチリ。v-212
天下分け目の戦いのあった、天王山の近くです。

高校時代の友人は、いいですよね。
何歳になってもツーカーで。
しゃべってしゃべって、あっという間に時間が経ちました。
あっ、でも、黙って景色見てるだけでも、なんかほっとして幸せです。
【2007/04/05 21:23】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


志村ふくみさんの展示会をご覧になったのですね。
彼女の姿勢が好きです。
その姿勢に強い尊敬の念を持ちます。
【2007/04/07 00:16】 URL | こもれび #hGt.gl.I [ 編集]

こもれびさんへ
私も、ずいぶん昔に『一色一生』を読んで、感銘しました。
先だっては、NHK日曜美術館にも出ておられ、凛とした生き方にますます惹かれました。

織り上げた着物も素晴らしかったのですが、植物から染め上げた糸の色の美しいこと!
言葉で表現するのが申し訳ないような、優しい美しさでした。

美術展の後は、何枚か絵ハガキを買うのですが、今回は1枚も買いませんでした。
実物と写真とがあまりに違い過ぎて、その気にならなかったのです。

この写真の桜並木の近くに、八幡市立松花堂美術館というのがあって、5月6日まで、志村ふくみ展~源氏物語をつむぐ~をやっていますよ。
【2007/04/07 11:01】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

こんばんは
大空の亀さんから頂いたコメントを読ませていただいて
共通するところがあって、驚いています。
私は、母が父の13回忌を終え・・・
大空の亀さんは、お父様がお母さまの13回忌を終え・・・
不思議なものですよね?
今度は子供たちが今の私の心境を味わう時がくるんだって・・・
そして、先日テレビで南こうせつさんが語っていた言葉
「桜は年に1回咲く、あと20回見れるんだろうか?」と
お話していました。
本当だな・・・私もそんなことを考えたら、1年1年を大事に、
そして、楽しんで過ごしたいって思いました。
後・・・満開の桜を何回見れるんでしょうね・・・
【2007/04/08 21:08】 URL | ノロタン #B7q/.fmY [ 編集]

ノロタンさんへ
今晩は。
私もノロタンさんのブログを読んだとき、びっくりしました。
13回忌は、そういう節目なのかも知れませんね。

今年の春は、仕事の関係で身近な方のご実父さん・義理の親御さん、ご本人と立て続けに、ご不幸がありました。
暖かい冬でしたが、やはり、春までという思いで、必死に頑張られたのだろうなと思いました。

私も、50歳を過ぎてからは、毎年、西行の「願わくば 花の下にて 春死なん その如月の 望月のころ」歌を、思います。
桜を見てから亡くなりたい。毎年、「今年が最後かもしれないよ。」と、言い聞かせながら桜を見ています。
だから、尚更心に沁みるのでしょうね。

今年は、少し前向きに、「お互い無事でよかったね。また、ここで会えたね。」と心に言いながら、桜を見ました。
できるだけたくさん、こう言って生きていけたらと思います。
ノロタンさんも、書かれているように、
「1年1年を大事に、そして、楽しんで過ごしたい。」ですね。

【2007/04/08 22:39】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


桜は苑より断然こんな並木が好きです。今日はちょっと遠回りして帰宅時に嵐電で車体すれすれの満開の桜のトンネルをくぐりました。幸せなひと時。
昔住んでいた哲学の道では、夕方になるとぴったっと人が途絶え、何処までも続く頭上の桜が妖しいざわめき。花灯りは一人で受けると怖くなります。
と言っても、実は年々桜がきれいじゃなくなるような気がするのですが、如何でしょうか。数日前加茂川の橋を渡りながら、ぼんやりした景色に(ん、これって花曇?)と思ったら、少し黄ばんだそれはやっぱり黄砂。桜は淡い色だから、黄砂の濁りがよけいに辛い。中国に植林に行かなくては!
【2007/04/08 23:10】 URL | 犬塚 #- [ 編集]

犬塚さんへ
今晩は。
この並木、高校生ぐらいに戻って、友達と歩いたり、自転車に乗ったりしたい感じでしょ?
ここは、人が多くても、広いので気にならなくて、タンポポの原っぱで、桜の木にもたれて読書なんて、素敵なこともできるのです。

京都は、桜の名所がいっぱい。
嵐電で、桜のトンネルなんて、楽しいなあ。
夜桜は、妖しい雰囲気ですね。
流行りのライトアップは、好きではありません。
私も、宵のうちはいいけど、夜が更けると怖いです。

桜が美しく見えるには、条件がありますよね。
緑の草地、水辺、青空。
花が薄い色だから、周りの自然が引き立ててあげないと、物足りない感じがします。

中国は、砂漠が広がっているそうです。
植林!ほんとだ!一緒に行きたいね。
私はまず、体力つけないといけない。
【2007/04/08 23:42】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

石畳の枝垂れクン
こんばんは

今日、ダーリンと石畳の枝垂れクンを見てきました。ふもとのソメイヨシノよりすこし早く咲く枝垂れクン、今年はもう葉桜に突入していました。
3年連続で見に行ったんだけど、今年も違った風情でした。パチパチ写真取れたのでいいのがあれば送ります。お待ちくだされ!!

花がほとんど無くなり、小さな新芽がいっぱい顔を出して、花に隠れて見えなかった
枝垂れクンの枝が枝垂れ花火のようでした。

イヤイヤ枝垂れ花火が枝垂れクンに似てるのかも。

見上げていると花が終わり、休む間も無く枝垂れクン、来年の準備作業にいそしんでいるようで、ちょっぽり働いて、たーっぷり休むKANEGONにはなかなか真似は出来ません。ちょぼっと反省したりして・・・

これから葉っぱをいっぱい茂らせて土と太陽とからいっぱいエネルギーを貰って、冬の冷気の中で、花へのエネルギーに変換していくんだねぇ。

 ああ エネルギー保存の法則!・エントロピー増大の法則!
(意味が違うって)

帰りは上灘へ抜けるくねくね曲がり道にある桜街道(コレが綺麗んだ、また)のところで、桜じゅうたんの上でダーリンとお弁当食べました。


【2007/04/09 01:24】 URL | KANEGON #- [ 編集]


お久しぶり。穏やかで、優しい風景が写真や俳句でほのかな安らぎを感じます。
S先生の日々が想像でき、うれしゅうございました。
Eちゃんのお父様の繊細な心情を階間みせていただき、すてきな上品なお父様をおもいだしております。何度かお会いしておりますので。
先日も選挙にでかけて折り いろいろな春の草花を楽しみました。
今はいろいろな色が楽しめていいですね。
 ところで 私は美容院には行かないで 最近は自分でカットする方法をテレビで得とくしてそれでしたら、もともと少し天然パーマがあるので髪型がすごくかわっちゃたのです。そうしたら 店に行ったとき、70ぐらいの男性のお客さんにむかし、広島の高等師範でたちの恩師の先生にそっくりだといわれたのです。なんか 複雑な気持ちでしたが、よくよく考えたら、若く?みられたのかなとか、髪型がレトロになったのかなとか?まあ いいか。
今度は どんなんに切ろうかしら。54の春の出来事でした。

それから 私は石畳の桜は見たことがないのです。きれいそうだね。
【2007/04/09 16:29】 URL | よりやん #- [ 編集]

お久しぶりです
大空の亀さんお久しぶりです。ガロですが・・・憶えていますか・・・?あのO県の(県じゃないけど)


すごい桜ですね。私の住んでいるところはまだ桜が全然ないです。
やはり桜の色は周りの色と比べて映えますねー。

大空の亀さんのブログを私のブログのリンクに入れてもよろしいでしょうか?もしよろしければ。URLを教えてください。お願いしますm(__)m
【2007/04/09 18:07】 URL | ガロ #UDbd9Kbs [ 編集]

KANEGONへ
「石畳の枝垂れクン」
私は一度も見たことがないのだけれど、KANEGONのおかげで、身近に感じています。
春になると、「石畳の宿」に泊まって、おいしい山菜の天婦羅を食べたことを思い出します。
そういえば、ここの宿の責任者?を中学時代の同級生がしているそうです。
前に、幼馴染が教えてくれました。会いに行きたいな。山菜、食べに行きたいな。

今年は、桜の花と、ケヤキやモミジの新芽が同時に見られ、信州の春みたいです。
「枝垂れクンの枝が枝垂れ花火のようでした。」わかるわ~。うまい!

「エネルギー保存の法則!」
こんなん見ると、即、頭痛が…あああ~~~。

「桜街道」というのは、「桜三里」とは、また別?
日本全国、ご当地の名所があっていいよね。
私も、いろいろ行くけど、やっぱり見慣れた桜がほっとします。

桜守の佐野藤右衛門さんが、花の時だけでなく、1年間ずっと気に掛ける「自分の桜」を決めるといいですよ、と書かれていたのですが、最近、この気持ちがわかってきました。

KANEGON、今年の桜は格別堪能できたのではないですか?
息子さんの進路も決まり、一番いい時ですね。v-252
【2007/04/09 18:39】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

よりやんへ
先生の俳句も、Eちゃんのお父様の俳句も、優しくていいですよね。

Eちゃんと知り合ったのは、高校に入ってからですが、お父様はその前から、私の母を知っておられたそうで、「肌がきれいで、和服の似合う美人のお母さんだったよね。」と言われて、とても嬉しかったのを覚えています。

だから、恩返しをしたかったの。
EちゃんにもEちゃんのお姉さんにも、この記事を喜んでもらえて、私も嬉しいです。
天国にいる、Eちゃんのお父様や私の母(何しろ美人名・富士子ですから!)の笑顔が見えそうです。

レトロな髪型、あのゆるいカールが、前に見たときとても素敵だったので、きっと似合ってるだろうなと、楽しく想像しています。
高等師範出たての先生なんだから、若く見えたのよ♪♪「二十四の瞳」みたいね。
自分でカットできたら、経済的でいいよね。
我が家の息子たちは、高校からずっと自分でやっていますが、私は難しくて…。
そのテレビ番組見たかったな。よりやんは、器用だね。v-333
【2007/04/09 18:53】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

ガロさんへ
お元気でしたか?
お久しぶりです。
ガロさん、もちろん覚えていますよ。
そちらは、まだ寒いのでしょうね?
近々、懐かしい桜もアップしますので、楽しみにしていてくださいね。

リンク、ありがとう。v-290
右列のリンクの一番下に「このブログをリンクに追加する」というのがあります。それをクリックすると、できるのではないかと思います。
【2007/04/09 19:03】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


みごとな桜!
そして、おいしそうなランチ!楽しいひと時だったことでしょう。
(ちょうどお昼時で、思わず拡大して見てしまいました。)

S先生、病院通いをされながらも、お元気そうでよかった。
今回も、先生のことを色々想像しながら、俳句をよませてもらいました。

それからEちゃんのお父様には、高校生の頃に一度、お目にかかったことがあります。
微笑わせたり和ませたりするお話がお上手で、ユーモアのある素敵な方でした。
この俳句をよませていただいて、Eちゃんたち美人三姉妹の自立を喜びながらも、
寂しい想いもおありだったのだなあと改めて思いました。

ところで、五十の手習いで俳句を始めた母が、ずっと前、「この句、Eちゃんのおとうさんのだと思うんだけど。」と指差した先に東扶桑の文字があったことを思い出し、手元の「せきれい」を捜してみました。
(母は、近くの人たち10~15人ほどの句会に入っていて、年に一度ですけど「野菊」という冊子を出しています。「せきれい」にも入れてもらっているらしく、荷物に入れてよく送ってくれます。)
そうしたら、250号記念合同句集(たくさんある小さな句会と合同で出されたもの)の「序」に次のような文を見つけました。

「当せきれい誌は、昭和29年12月、山田文鳥師を初代主幹とし、(中略)
弦田香陽師の指導を仰ぎ、また、東扶桑、曽我万山の各先人の積極的なご協力を頂いた。5名の方は既に故人となられたが、せきれい会の今日あるはこの方々のご尽力の賜と片時も忘れることは出来ない。」
そして、250号記念(平成6年6月)には 「穴掘ってい(旧字体)る短日の人だかり」
350号記念(平成14年11月)には   「敗戦の記憶や海にいわし雲」の句が掲げてありました。

愛媛に生まれ育ってよかったと思うことの一つは、身近なところに俳句があったということです。
お世話になった人に柏餅を届けに行ったら、後日お礼にと、
「柏餅 カーネーションを 添えくれし」と書かれた半紙をいただいたこともありますし、娘が生まれた時には「呱呱(ここ)の声千両の朱もあざやかに」息子の時は「嬰児(みどりご)の安けき眠り柿若葉」と、思い出の横に俳句があります。
 
【2007/04/10 13:16】 URL | keiko #- [ 編集]

keiko さんへ
keiko さんのコメントが、「高校時代の雰囲気そのままで嬉しい」というような意味のことを、KANEGONが「心に響く本-旅立ちの日にについての話」のところで、書いていましたが、私もいつも、コメントを読むたびに、生のkeikoさんの声を聞いている気分になります。

「せきれい」がらみで、いろいろご縁があるなと、驚いています。v-290
もう50年ぐらいの歴史があるのね。
丁寧に教えてくださって、ありがとう。
keikoさんのお母さんもされてるのね。
確か、義理のお母様もされていて、前に短冊を見せてもらったよね。

私も、十年近く前だったかな?
NHKの俳句誌で「せきれい」の名を見つけ、なんか聞いた記憶があったので、丁寧に記事を読みました。
そこにメンバーの集合写真が出ていて、なんと、田舎の知人が写っていたので、びっくり。

お向かいの病院の奥様で、子供さんがおられなかったので、とても可愛がってくださったSさん(高校の先生と同じ名前よ。)でした。
お顔が昔のままだったので、あまりに懐かしく、「せきれい」の代表の方に、その旨のお手紙を出したところ、丁寧なお返事を頂きました。
Sさんも、よく覚えてくださっていて、亡くなった母に会えたように胸がいっぱいになったことを、今も思い出します。

愛媛の俳句の縁を思うたびに、病床で頑張り続けた正岡子規のことが思われます。
道後にある、子規記念館の、子規が書き写した膨大な資料を見たとき、涙が出そうでした。

子供さんの誕生の時に詠んでもらったという俳句、季節感があって、その時のことが鮮やかに浮かんでくる感じで、いいですね。
写真よりも何よりも、はっきりと、その時の情景が浮かんでくるのではありませんか?
【2007/04/10 21:28】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


不思議ですよね。私も、亀さんの文は亀さんの声で、KANEGONのは彼女の声で読んでいるのですよ。だから、ほんとに軒下で会っている気分!感謝です。

S雪子先生は、いつも髪をきちんと結い上げておられて、上品で美しい方でしたね。
そうですか、そんなに親しいご関係だったのですか。
S雪子先生は、地元の0子高校で茶道を指導なさってもいましたよね。
私の場合は、母校に勤めていた頃茶道部の顧問をしたことがあって、合同学校茶会に出かけるとそこにS雪子先生が・・・というご縁で、3回ほどお会いしたかしら?

母は、S雪子先生のことを「何でもご自分でなさる凛とした方」と話していましたが、句集を見ると、
「梅まつり加賀の茶箱を持ち出して」 「伊予絣着て花屑をはきにけり」 の他に
「人並に更衣してひとりぼち」 の句もあり、晩年の一人暮らしはお寂しかったのかもしれません。卆寿で亡くなられたのだそうです。

P.S. 我が家にある短冊と子供達が生まれた時の句は、母の作でした。
【2007/04/11 00:09】 URL | keiko #- [ 編集]

keikoさんへ
びっくりしました!!!
S雪子先生とkeikoさんに、つながりがあったなんて!
そうです、そうです、凛とした美しい方でした。
俳句も、美しい姿形が浮かんできそうな、お洒落な雰囲気ですね。
教えてくれてありがとう。とっても懐かしくて嬉しかったです。
私が「せきれい」で読んだのは、「ねはん祭り」を詠まれたものでした。
私たち10人の女子のうち、3人も「せきれい」に関わりがあったなんて、すご~~い!

お医者様のご主人のほうは、とっても優しくて、病弱だった私はよくお世話になりました。
小児科が専門でしたが、我が家は全員ずっと、病院はここだけでした。
町のお祭りを撮って、近所の人を集めて、スライドだったかフィルムだったか?を、よく見せてくださったのですよ。

ご近所みんな仲良しで、いつも母にくっついていた私は、ご近所の家の中をくまなく知っていました。S小児科は、とても立派な建物でした。
七夕が盛んになるきっかけも、S雪子先生と母とお隣さんとの3軒が、大きい飾りを作り始めたのが大きかったと記憶しています。

跡継ぎがおられないので、私も含め姉兄全員に、養子になって継いでくれないかと、順番に声を掛けられました。
この話を同級生のO君が聞いて、田舎に帰って小児科を復活させようと決意したと、前に言っていました。

keikoさんのお母様も、年季が入っていて、上手な句を詠まれるのね。
呉服屋のK君も俳句をやっているし、keikoさんもいかが?
いつか句会旅行(吟行)なんて、楽しみができるかも?


【2007/04/11 18:41】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2013/05/18 09:11】 | # [ 編集]

Re: 不思議な縁
コメントありがとうございます。
兄から貰った貴誌2冊、とても充実していて楽しみながら、昨夜読み終わったところでした。
感想を送らせて頂こうと思っています。
S(佐野)先生は高校の恩師で坪内氏と関わりが、扶桑氏は親友の父上です。
【2013/05/19 08:17】 URL | 大空の亀 (青木朋子) #- [ 編集]


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プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年7カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
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