心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く詩歌-再生『十五歳』(大空の亀・作)
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             【5月連休に、兄の家から撮った棚田。下旬には苗が植えられます。】

この頃多い、十代の自殺や殺人のニュースを見聞きするたびに、辛くなります。家族を一人失うということが、どんなに苦しく重たいものを残すか、自分の十五歳の時のことをいつも思い出すからです。
大好きな母を、高校入学直前の春休みに、病気で失い、その喪失感から長い間抜け出せないまま、高校生活を送っていました。家族・友人・先生・自然・本、私の周りのいろんな人やものに助けられ、やっと果たせた「再生」。
「死」の重みを、十代の事件を起こした子たちにも伝えたくて(届く保証はありませんが…)書いた短歌、五十首の連作です。母を亡くして四十年近く経った今、やっと形にすることができました。
*印のついた歌は、「塔」誌5月号の「特別作品」に小林幸子さんの選で載せてもらったものです。
 
  再生『十五歳』 (大空の亀・作)

1  十五歳三月末の日 土砂降りの続くさなかの母の葬列 *

2  人のまへ涙流さば母の死は真実となる しやんと顔上ぐ *

3  息の道ふさぎたまふな 黙々と大人は綿詰め死者を作りつ *

4  目を覚まし「よく眠れた」と母言ふを待ち続けたり母の通夜にて *

5  生と死を隔てる壁の薄きこと 母はひとりで抜けてしまへり *

6  生が死へ移つてしまひし一瞬を諾へぬまま幾日も過ぐ *

7  人居らぬ部屋にて声に出して呼ぶ「かあさん」と呼ぶくり返し呼ぶ

8  「死者出さぬ家などない」と誰か言ふ わが家の周りを悲しみが巻く *

9  鉛筆を持てば黒々塗りつぶすのみの日記よ昨日も今日も

10 やはらかな笑顔も声も返さない 母は墓石の一つとなりて *

11 新しき制服届く 母の死を抱えしままの我のもとにも *

12 父は師に何伝へしか ありありと案じ顔の師われに声掛く 【高校入学】

13 目の前の授業を越えて遠きもの見る眼するらし師に映る我

14 勉学に励まぬわけを聞きたしと師は日々居残す無言の我を

15 「何もせん どうせ死ぬから」無為のわけ我はやうやく師に答へたり

16 わが答へ聞きたるのちに師は呟かる「釈迦の四苦だな」啓示のごとく

17 図書館へ通ふ毎日始まりぬ 人は何故生きてゐるのか

18 父は今日も店開けぬまま過ごししか学校帰りに暗き家見ゆ

19 厳しかりし父の姿なし 丸めたる背中に声を掛けそびれたり

20 裏庭に寝ころぶ我を誘ふか空の裂け目にはつか見ゆる死 *

21 「目を生へ転じてみよ」と穏やかに師は語り給ふ空見る我に

22 何百回流す涙か『G線上のアリア』に針置く何百回も

23 授業中手紙を交はす友の出来 星散りばめしノート贈らる

24 贈られしノートに『はる』を写したり〈そらをこえかみとはなしをした〉といふ詩を

25 百日分泣けばすつくと立ち上がれ テレビは告ぐる「梅雨明け宣言」

26 七月の光は外に 『田園』を流さむすべての窓開け放ち

27 怠りし我の噂を案じつつ旧友(とも)らは来たるプレゼント手に

28 自転車をこぎて行くなり列車にて通ふ学舎へ夏の一日 *

29 「頑張るよ もう大丈夫 頑張れる」赤きダリアを墓前に供ふ *

30 夏休み学習記録は読書のみ 日々の感想すこし書き添ふ

31 夏休み四十日の感想の一日一日に師の朱筆あり *

32 我ら学ぶ東校舎をめざし来る紙飛行機よ西日浴びつつ

33 壊れずに我のもとへと届きたる紙飛行機をまつすぐ返す *

34 夕焼けに染まりし川の水面より飛沫をあげて白き鳥立つ *

35 入り日へと祈れる我の気がつけば跪きてをり川原のぬくく

36 本の中の一文指もて押さふれば指から心へ文字流れゆく

37 〈忘らるることは辛し〉と 卵焼き父より下手な母でありにき *

38 我生きる限り亡き母生き給ふ 母の四十九年を語らむ

39 怒ることなかりし母ぞ ほはほはと真綿の中に我は過ごしつ

40 「初めての花泥棒」と月見草手折りし母を家族ら目(ま)守(も)る 【家族旅行】

41 病床の母には遠き裏庭に咲きし花数夕べごと問ふ

42 みづからの命知れるや わが母の菜の花畠に装ひて立つ

43 日々つかふ茶碗を土間に叩きつく 父と初めて諍(いさか)ひし母は

44 「死んだとき割るものなのに」と責むる我にしんと寂しき母の「ごめんな」

45 「見えんのよ」母の言ふまで気づかざり 十五の我は我だけを見て *

46 卒業の記念に贈られし沈丁花 盲ひし母は我と花抱く

47 母生きし証はなきか 引き出しを開けては探す十五の我の *

48 母の字のノート一冊見出でたり俳句、なぞなぞ小さく書かるる *

49 戦地なる父あての歌書かれたる写真に若き母の恥ぢらふ *

50 死はなべて生の運命(さだめ)と思ふまで人喪ひぬ 今朝も雨降る
  
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テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

 じわあっと ずしんと 悲しく 切なく 心に伝わってきます。うーんと涙を堪えて 歯をくいしばって読ませていただきました。亀ちゃんの15歳の時の深い悲しみが当時 どんなに壮絶だったか少しですが、わかりました。皆さんのお陰で 再生にと近づけたんですね。長い時間をかけて 亀さんなりに年月を経て今を迎えられたんですね。きっとこれからも いろいろな素敵なことがいっぱい集まってきますよ。
 私の15(中学)は 水を飲まずにウサギ跳びしてたクラブ活動と忙しい家の手伝いです。15歳の頃は女の子同志の友人関係がむずかしく よく悩んでいました。私でも
高校の初めは1学期は4組で2学期からはクラスが亀さんたちと一緒になりましたが、初めてのことばかりでオロオロしていました。でも汽車通学、楽しかったね。
 
【2007/05/17 20:24】 URL | よりやん #- [ 編集]

よりやん へ
こういう歌にコメントは書きにくいですよね。
私は、あの時代もそれ以降も、亡き母のことは、何度か自分のノートに、詩や文章の形で書いています。
ただ、情が先走って、人様に読んでいただくには、恥ずかしいものでした。
今回の歌も、私を知らない人から見たら、重苦しいだけかもしれませんね。

今回、歌をまとめるにあたって、百五十首作り、そこから五十首にしぼりました。
私が、当時前向きになれるきっかけを作ってくれた「先生・友人・自然・本」に感謝の気持ちを伝えたくて、詠んだ一群です。
また、母のことも形に残しておきたいと思って詠みました。

高校入学当初、よりやんと別のクラスだったんですね?ずっと一緒と思ってました。
あの頃の私は、学校から帰ったら、部屋にこもって、亡き母を思い、泣いてばかりいました。
【2007/05/18 08:21】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

こんにちは
目の奥が熱くなり今、鼻の奥がつんとしています。
ゆっくりゆっくり読ませていただいて、適切な言葉も見つからないままコメント書いてます。
パソコンの画面を見ながらもう一人の私が後ろを振り返りました。
そこには小さくなった母の姿が見えたような気がします。
がんばらなくちゃって思いながら、もう涙をこらえられません。
お礼を言いたい気持ちです。
素晴らしいものを読ませていただいて感謝です。
【2007/05/18 12:52】 URL | bianca #cK8v8HAk [ 編集]

bianca さんへ
心のこもったコメントをありがとうございます。
こんなふうに思ってくださる方がいて、嬉しく思います。
私のつたない歌を読んでもらって、涙まで流していただいて、
お礼を言わなくてはいけないのは、私のほうです。
友人や仲間も大切ですが、肉親にはそれ以上のものがあります。
それを、こんな形で残すことができ、皆さんにも読んでもらえ、感謝しています。
優しく無償の愛を注ぎ尽くしてくれた母に、何一つ恩返しができないまま、反抗期の真っ盛りに辛い思いをさせたまま、母を失いました。
やっと、恩返しができた気持ちです。天国まで、言葉が届きますように。
【2007/05/18 21:00】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

十五歳
五十路にて初めて知りし友の胸中 十五の春はかくも哀しき

十五歳の僕は能天気そのものでした。毎日友人と何をして遊ぶかのみを考えて生きていたように思います。魚釣り、野球、サッカー、水泳、山登り、・・・
亀さんはそんな折、生の意味を模索せざるをえない一日いちにちを過ごしていた。S先生との問答が胸に迫ります。

keiko さん、今度帰省の折はぜひご一報を。坂の上の雲ミュージアムへ行ってきましたよ。裁判所の隣にあるので、仕事の合間に寄ってみました。安藤忠雄設計の建物の内部がユニークです。ゆったりと鑑賞できますが、階段代わりのスロープに沿う壁面が垂直ではないので船酔いに似た感覚に陥る人もいるとか。
【2007/05/19 01:59】 URL | imagine #- [ 編集]

亀ちゃんへ

どうにもならない力で途切れてしまった気持ちというものは、心の中に澱のように
沈殿してしまって、なかなか見つめられないし、触れないものですよね。

それでも、40年も掛けてゆっくりゆっくり亀ちゃんの中で溶け込んで純物質だけで再結晶したそれは、今では亀ちゃんそのものでもあるし、お母さんそのものでもあるのかも知れません。
お母さんからちゃんと譲り受けていた『核』があったのだから・・・ね。

「短歌」や「俳句」には宇宙の彼方より縁遠いKANEGONですが、「気持ちを形にする」意味が和歌を詠む気持ちが今日初めてすとんと納得できて、どうにもぼやけてた視界が鮮明になったようでした。

・・・・・・・・・・・・・

敢えて誤解を恐れず書かせてもらえば

「優しく無償の愛を注ぎ尽くしてくれた」お母さんと亀ちゃんの絆の深さに

心から羨ましく思います。

******
keikoちゃん、よりやん
ハードな連休 お疲れ様です。
KANEGONはしなくてはいけない家事が山積みの中、ばっちり寝て過ごしました!
【2007/05/19 03:32】 URL | KANEGON #- [ 編集]

imagine さんへ
優しい返歌をありがとう。

高校生活は、ステキな仲間がいっぱい居て、本当に楽しかった!
でも、家に帰ると、どうしても埋められない喪失感に、本ばかり読んでいた気がします。
しかも、哲学書とか、人生論みたいなものばかり。
本では答えが見つからず、お年寄りをつかまえては、生きる意味を問うていました。
それでも、答えは見つからず・・・・
そしてついに、「自分らしく生きるために生きてるんだ!」という当たり前の発見をしました。
やっと先に進めると思えた一瞬でした。

坂の上の雲ミュージアム、よさそうですね。
東大阪市には、司馬遼太郎記念館があって、そこもなかなか良いところですよ。
【2007/05/19 08:52】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

KANEGONへ
自称>「短歌」や「俳句」には宇宙の彼方より縁遠いKANEGON
のコメントを読みながら、その深い思いに涙ぐんでしまいました。

>「気持ちを形にする」意味が和歌を詠む気持ちが今日初めてすとんと納得できて、どうにもぼやけてた視界が鮮明になったようでした。
という言葉に、大変励まされ、また、とても嬉しく思いました。

母が早く亡くなって、寂しい思いをしましたが、心の中ではずっと生きているので、そういう意味では、幸せでありがたいことだなあと思います。

ところで、先日、友人四人で食事をした折、親の話が出、「母大好き派」が二人、「母苦手派」が二人と分かれました。
「母大好き派」の方の母親は、「子供のすることをあるがままに受けとめ喜ぶタイプで、情緒優先型」のようです。
「母苦手派」の方の母親は、「子供を自分の理想像に合うように育てたいタイプで、理性優先型」のようです。
「母大好き派」は、私のように下の子で甘やかされて育てられた人に多く、「母苦手派」は、上の子で親の期待の大きい人に多いような気がします・・・?
親自身が、どんな育てられ方をしたかも、自ずと出てくるし、そう単純には言えませんけれど。

親への思いはいろいろ。でも、亡くなったとき、悔いのないように・・・とだけは思います。
【2007/05/19 09:18】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


大空の亀さん、お久しぶりです。
美しい風景の写真の中に、胸が熱くなる言葉の数々・・・
母を失った悲しみを思い出しております。
突然に目の前から、なんの前触れもなく逝ってしまった母。
悔しさ、残酷さ、非道な・・・そんな気持ちを抱いた母の死。
15歳・・・辛いですよね。言葉も見つかりません。
だけど、大空の亀さんの心の中で幸せに
生きておられますよ(^・^)
だって、今でもこんなに大切にお母さまを想い続けて
いらっしゃるんですもの・・・
【2007/05/19 09:29】 URL | ノロタン #B7q/.fmY [ 編集]

ノロタン さんへ
ノロタンさん、少しのんびりできましたか?

親の死は、誰もが一度は通る道とは思いつつも、母は一人。
だから、思いもひときわ強く・・・。
ノロタンさんとは、順序が逆でしたけれど、父・母、同じように、早く逝ってしまいましたね。
私のように、糖尿病で通院していた母を持っていても、死は突然でした。
まして、ほんとうに>前触れもない死は、心がついていきませんよね。

私は、生意気な子で、優しい優しい母に、何度か悲しい思いをさせてしまいました。
それなのに、母は、可愛く健気と言っていいほど、子供を、動物を、植物を、愛している姿を私に残してくれました。ありがたいことです。

親も子も、亡くなるだけでも悲しいのだから、それ以上の辛い亡くなり方(事故に巻き込まれたり・・・)はして欲しくないですよね。
【2007/05/19 11:44】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

亀さんて凄い!
「息の道ふさぎたまふな 黙々と大人は綿詰め死者を作りつ 」
ここでもう、ダメです。

短いどの歌にも亀さんの豊かな感性が押し詰まっています。



「母苦手派」の方の母親は、「子供を自分の理想像に合うように育てたいタイプで、理性優先型」
長子の私、まさにそのとおりです。
【2007/05/19 16:29】 URL | ベンジャミン #oUPgpoCM [ 編集]

ベンジャミンさんへ
今晩は。
大切な方を亡くされてまだ間がないベンジャミンさんには、辛すぎたかもしれません。
ごめんなさいね。大丈夫だったでしょうか?

コメントに引用してくださった歌、
高校生の時は、もっと直接的な詩で、
「お願いだから綿を詰めないで。本当に息ができなくなってしまう。」
と、叫びのような祈りのような言葉しか出てきませんでした。
40年たってやっと、ここまで抑えることができました。

辛い思いから立ち上がるには、周りの人の思いやりと長い時間が必要ですね・・・。
ベンジャミンさんの、ご主人への温かい思いは、今も充分伝わっていますけれども・・・。

母親は、みんな子供を愛しているのに、表し方が違うと、受け取り方が全く違ってくるのですね。
愛はあふれているはずなのに、寂しくもったいないことです。
【2007/05/19 20:33】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

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【2007/05/20 12:38】 | # [ 編集]

鯛さんへ
おすすめの件、見ました。
私も昔疑問に思って、一番上の方にお話を聞き、知っていました。
今も変わらないままなんだなと思いました。
詳しくは、またお会いしてから。
【2007/05/20 15:01】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


きょう、男子プロゴルフツアーで15歳の高校生が優勝したんですね。
15歳といえば昔は元服の歳。
現代は中高生ですが、だれにでも希望を持つことのできる年頃なはず。
もっと未来を夢見て前向きに、のびのびと成長してほしいです。
【2007/05/20 22:43】 URL | こもれび #hGt.gl.I [ 編集]

こもれびさんへ
優勝したのは、もしかして英語がぺらぺらの子ですか?すごいですね。
スポーツの世界では、活躍の年齢がどんどん下がっているようで、なんだか素晴らしいと思う反面、将来が怖いような気もします。
昔々は、大人扱いされる年が15歳。少し前までは20歳。果たして、今は?30歳ぐらい?
今15歳だったら、私はどんな夢をみ、どんな未来を描くのだろう?
スポーツ以外では閉塞感を感じるニュースが多く、大人として若者に申し訳ない気分です。
若者は、今の時代に、もっと怒って、もっと意思表示していいんじゃないかしら?
頑張れ、若者!
【2007/05/20 23:05】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


「この世で一番辛いのは、愛する人と別れること」
先日、ふいに目に飛び込んできた言葉です。

親・子供・配偶者・恋人・・・魂で愛した人との別れは、そう簡単に乗り越えられるものではありませんよね。
まして、まだ15歳。
どんなに辛かっただろうと思うと、50首読みながらこみ上げるものを抑えることができませんでした。

長く辛い歳月だったでしょうが、「再生」と言える時がきたこと、本当によかったと思いました。
偶然の一致が多い亀さん、実は、千の風になったお母様がいつも貴女のそばにいらっしたのかもしれません。
そんなことを考えているうちに、一週間が経ってしまいました。

PS:  KANEGONとimagineさん、優しい言葉をありがとう。
よりやんとも久しぶりにお話ができ、嬉しかったです。
それから、GANKOさんのTV出演、よかったですよね。見入ってしまいました。








【2007/05/23 18:03】 URL | keiko #- [ 編集]

keikoさんへ
優しいコメントをありがとう。
母の亡くなった49歳の3月末日が、私にはとても怖いものでした。
自分も47歳で乳ガンの手術をしていたので、母と同じ49歳の3月末日に寿命が尽きるんじゃないかと・・・、それを越えてやっと生き直している感じです。

私も、GANKOちゃん見ました!「同級生だよ~」と大騒ぎして。
19:30~22:30の長丁場で、どの辺りで出るかわからないので、時々チャンネルを合わせていたら、上手い具合にGANKOちゃんが発言している場面を見ることができました。(22:10頃?)てっきり文庫活動の話をすると思っていたら、地元の振興のことでした。
地元に密着して頑張ってるんですね。

数日後に、S先生から俳句の電話があったので、TVの件も言ったら、見てたのにGANKOちゃんは見逃したと残念そうでした。
そうそう、S先生も「せきれい」に居たって!詳しくは、俳句upの時に。

あの番組にゲストで出ていた高村薫さんは同い年で、私の最初の勤務先出身者。50周年式典で会いましたよ。
実は、兄の会社の社員寮が、高村薫さんの実家だったので、「妹と同じ年だ」と思って見ていたそうです。その縁で、兄は自分たちの雑誌にゲストで出てもらってました。

>偶然の一致が多い亀さん
そうなのです。今年一緒に仕事をすることになった方は、長男の下宿先と何丁目何番地まで同じ!
一昨年の方は、車の車種と色が一緒で、おまけにご主人とすぐ上の兄の勤務先が一緒でした。
【2007/05/23 19:41】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

見てもらってたんですね
こんばんは。
亀さんも見てもらっていたんですね。
思いがけないことからNHKのアンケートに答えることになり(どういう訳だか市の福祉課から名前を紹介されたそうで)、難しい内容だったので四苦八苦しながら数日かけて回答したところ、自宅までプロデューサーが来られ3時間ほど話をしました。
後で聞いたところでは100人ほどの家を訪ねて、最終的に40人に決定されたとか。
生放送でしかも難しい内容なので、発言する機会がないかも知れないと思いつつ、何とか言いたいところで2回発言できてまあ良かったかな??とは思いましたが、後日恐る恐る見たVTRでは疲れきった自分の顔が出てきて、ぞっとしました。
その夜は近くにホテルをとってもらっていたので、一緒に宿泊する人たち20人ほどと居酒屋へ行って2時くらいまでおしゃべりしました。
テレビの討論と違って具体的なことを色々話せて面白かったです。
30年近くぶりの夜遊びでしたが・・・
何はともあれ、アンケートのおかげでふだんは考えないようなことを考え、なかなか面白い経験となりました。
地元の人たちは喜んでくださいました。

ところで今日の午後、上田三四二記念小野市短歌フォーラムに参加しました。
奈良県立万葉文化館長の中西進先生の記念講演のあと、入選歌の発表と表彰・入選歌選評で馬場あき子先生・永田和宏先生・米口實先生がそれぞれの歌の良さを分かりやすく説明してくださいました。
小学生からお年寄りまで、作者に気持ちを添えてのお話を楽しく聞きました。
特に永田先生が「その時の年齢にしか歌えない歌がある。皆さんも今から歌を作ってみてください。」と言われたのが印象的でした。
先生たちもみんなステキでした。
今日はステキな歌をたっぷり楽しめて、文化的な一日となりました。

【2007/05/26 23:03】 URL | GANKO #- [ 編集]


私は母が38歳で、父が51歳で亡くなったので、38歳と51歳の前後はその年齢を超えて生きていけないのではないかと不安でした。
私も今、父の亡くなった年齢を超えて、何とか自分らしく生きていけていることに感謝しています。
亀さんの歌には共感するところがいっぱいです。
【2007/05/26 23:23】 URL | GANKO #- [ 編集]

GANKOちゃんへ
一つの番組を作るのに、これだけ用意周到にするのね。
具体的に書いてくれて、ありがとう。
「なるほど。」と思いつつ、現場の様子を想像して読みました。
私は、2回発言のうちの後半を見たのね。
ちょっと緊張気味でしたが、しっかり発言していて「偉いなあ。」と思いましたよ。

上田三四二記念小野市短歌フォーラム、ステキな催しだったんですね。
出席の先生方も素晴らしい方ばかりです。
前に、GANKOちゃんから「出したら?」と勧められたのですが、有料だし、自信もないしで、出さずじまいでした。
お話聞くだけでも価値があったわねえ。
馬場あき子先生も永田和宏先生も、それぞれご夫婦で優れた歌を詠まれます。

永田和宏先生は、私も所属させてもらっている短歌結社「塔」の主宰で、とても魅力的な方です。京大医学部の教授で、朝日新聞歌壇の選者もされています。
1000人ほどもいる大きな結社ですが、皆さん、素晴らしい歌を詠まれるので、毎月届く「塔」誌を読むだけでも、充実しています。
毎月10首詠んで送るのですが、この4年間、欠詠なしというのが、私の唯一自慢?です。

永田先生も、生みのお母様を4歳の時に亡くしておられ、やはり、そのお母様のことを歌にされるには、50年以上かかったと、前に言われていました。
GANKOちゃんは、私よりさらに早く、ご両親を亡くしていて、その辛さは、私の比ではなかろうと思ってしまいます。

>私は母が38歳で、父が51歳で亡くなったので、38歳と51歳の前後はその年齢を超えて生きていけないのではないかと不安でした。
私も今、父の亡くなった年齢を超えて、何とか自分らしく生きていけていることに感謝しています。

GANKOちゃん、全く一緒ですね。私も、49歳がネックでした。
私の家系は、女がすべて早く亡くなっていて(姉4歳・妹0歳・姉33歳)、しかもみんな3月末の日が命日なので、その日は、ひときわ怖いものがあります。
お互い、親の分も長生きしようね。v-22
【2007/05/27 09:00】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


昨夜は短歌フォーラムのことを書きながら優秀作品を紹介していませんでしたので一部ご紹介。

最優秀一席は
 老人の街となりゆくニュータウン竹の子通りを介護車の行く
                       大阪府吹田市  吉原和子さん
亀さんもこの方知っておられるかもしれないですね。

二席
 しずかなる冬の光につつまれて欅は乙女の裸身のごとし
                       愛知県春日井市 古口博之さん

三席
 鍋の塩舐めてはたらく父を見き鋳物工場はあとかたもなし
                       静岡県静岡市 杉山春代さん

中学生最優秀
 少しずつ肌で感じる秋の風空もようやく魚のうろこ
                       小野市立小野中学校 市橋渓さん
高校生最優秀
 コーヒーに砂糖もミルクも入れないで背伸びしてみる2度目のデート
                       茨城県下館第一高校 坂入一生さん

その他たくさんの優秀作品がありましたが、私が良いなあと思ったのは
 ぼくの歯が三本ぬけてまぬけ顔けどかわいいとお母さんはいう
                       小野小学校4年 小林由汰さん
 消しゴムのカスの数だけがんばったぼくと消しゴム花丸二つ
                       小野市立下東条小6年 帝釈透さん
 私よりいくつも年をとってるのにおばあちゃんの笑顔はかわいい
                       小野市立旭丘中2年 井上智恵子さん

永田先生が言われた「その年齢にしか歌えない歌」・・・特に子どもたちの歌って良いですよね。
【2007/05/27 10:19】 URL | GANKO #- [ 編集]

GANKOちゃんへ
たくさん紹介してくれてありがとう。
残念ながら、一席の方は存じ上げませんが、どれもよいお歌ですね。

個人的には、高校生の歌が好きかな…。
恋をする年頃は、感受性が豊かだから、ステキな歌ができますよね。

どちらかというと、詩や短歌は、青春向き。
俳句は老成した人向き。
って、言いますね。
私は、気持ちが疲れていて、内に入っていくときは、短歌が詠みたくなり、
元気で、前向きの時は、俳句が詠みたくなります。
まあ、どちらにしても、気持ちを見つめて表現できると、すっきりします。
【2007/05/27 21:35】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


こんにちは。

再生「十五歳」
今日までに何度も繰り返し、読ませていただきました。
こころに痛いです。

私は「母苦手派」。
長子ですが、母の理想を強いられた・・・といった記憶はないのですが、どうにも苦手。

私自身は・・・。
上の子のスケジュールにあわせて、甘やかして手を尽くして世話を焼きすぎているんですが、やっぱり、理想像に合うように育てたいタイプそのもの、のような。
下の子にはぜんぜん違っていて、あるがまま・・・
亀さんの書かれているのが、現在の私の姿で上の子に「ママ苦手」と思われるのも時間の問題?もうすでに???

反省しきり。
ちっとも上手くはいかないけれど、もう少し、なんとかしなくっちゃ。


義妹に「おねえちゃんってお母さんとず~っとそんなしゃべりかたなん?」って言われたことがあります。
私は母と丁寧語で話すらしくって。
砕けた話し方は、そういえばあまりしません。
最近、ようやく、ケンカらしきものをしたかな?くらい。
できないんです。
 

 
【2007/05/28 16:34】 URL | kimico #Zr2/WiYY [ 編集]

それと・・・

妊娠がわかったとき「女の子」を熱望したんですが、「男の子」が生まれて、ほっとしたのでした。

下の子を授かったときは「絶対に男の子が欲しい」と思っていました。

兄弟は同姓のほうがいいって思っていたのも事実ですが、母との関係が微妙に作用していたかもしれません。
 
【2007/05/28 16:41】 URL | kimico #- [ 編集]

kimicoさんへ
子育ては難しいです・・・。
うまくいったり、いかなかったり…。
そもそも何をうまくいったと言うのか、それすら不明なわけで…。
子供自身が、自分の人生を幸せだと思ってくれたら、親としては、それで充分なのですが…。

母の日の新聞に、1955年5月8日のサザエさんが載っていました。
とても気に入って、手帳に入れて持ち歩いています。
カツオとワカメちゃんとお母さんの会話です。


ワカメ「母の日よ」
カツオ「お母さんのよろこぶことしてあげよう!」

ワカメ・カツオ「お母さんの一ばんうれしいこと、なーに?」
お母さん「そーねー、あなたたちが病気しないこと」

カツオ「でもさ、二ばんにうれしいことは?」
お母さん「あなたたちがいい子になること」
ワカメ「三ばんめは?」

お母さん「あなたたちがしあわせになること」
ワカメ・カツオ「なーんだ、みんなボクらのことばっかりだ」


自分自身が不器用だったり、照れくさかったりで、うまく伝えられないこともありますが、根っこのところでは、サザエさんのお母さん「ふねさん」と同じ気持ちで暮らしています。
どのお母さんも、同じではないかしら?と思うのですが、どうでしょう?

ただし、台詞の中の「いい子になること」というのは、私の場合少し違っていて、「自分らしく生き生きと生きてくれること」ですが、これも現実には、いろいろ困難がありますね。

お母さんと娘という立場は、どうも苦手という人も結構いますね。
私の場合は、母が早く亡くなったので、却ってその確執がなく、美しい思い出だけが残ったのかもしれませんね。

【2007/05/28 21:15】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年3カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !



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