心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く音楽-加川良の歌「教訓Ⅰ」
07521matuo032.jpg
【京都松尾大社の紅葉若葉】

 先週初め、長男が「ちょっと遅くなったけど」と母の日のプレゼントを持ってきてくれました。そのうちの一つが、下の写真の「Banana Hall 25周年記念」の手ぬぐいです。(落語や映画上映なんかもしていたのですね。)
01407521banana.jpg

ずっと前にブログでお知らせした裁判(Banana hallとその家主との)の傍聴にも、「応援している者がいるんだ!」というのを示すために行ってきたそうです。この夏ぐらいが結審のようですが、「Banana Hall」は、今も頑張って営業を続けています。先日は、「春一番コンサート2007」(毎年5月連休に大阪・服部緑地野外音楽堂で開催)の打ち上げで、「Banana Hall」に加川良さんらが来られたそうです。
ちょうど、長男と話をする前の日に、TVで「フォークソング」の番組があり、西岡たかし(この5月下旬に、「五つの赤い風船」40周年記念コンサートあり。)など、懐かしいメンバーが出ていたので見たところでした。中でも、加川良の歌「教訓Ⅰ」が印象的で、歌詞に深く感じるところがありましたので、紹介します。

教訓Ⅰ   作詞 上野瞭(児童文学者) ・ 加川良/ 作曲 加川良

命はひとつ 人生は一回
だから命を棄てないようにネ
慌てるとつい フラフラと
御国のためなのと 言われるとネ
青くなってしりごみなさい
逃げなさい 隠れなさい


御国は俺達 死んだとて
ずっと後まで残りますヨネ
失礼しましたで 終わるだけ
命のスペアはありませんヨネ
青くなってしりごみなさい
逃げなさい 隠れなさい


(中略)

死んで神様と言われるよりも
生きてバカだと言われましょうヨネ
きれいごと並べた時に
この命棄てないようにネ
青くなってしりごみなさい
逃げなさい 隠れなさい


1971年の歌なのに、35年前に聞いたとき以上にリアルに感じてしまいました。今、ひしひしと感じている恐怖感につながったからです。
人々の声をきちんと聞くことなく、次々に決められていく大事な法案。世間の声と政治との間に大きな隔たりを感じ、閉塞感を覚えながらも、変えていくことのできない現実。働くことに希望の持てない状態を作り、追い詰められた若者たちを、戦争要員にしていこうとしているのではないかと勘ぐりたくなる、今の状況。
どうか若者たちよ、「嫌なことは嫌!」と言い、人間性を奪う状況に「ノー!」を突きつけて下さいと思わずにはおれません。

 ところで、TVで見る加川良は、1947年生まれの59歳ですが、世俗的な雰囲気がなく、若々しい感じがしました。彼は、第2回中津川フォークジャンボリーで、飛び入り出演して「教訓Ⅰ」が話題になった人です。翌年の第3回中津川フォークジャンボリーでは、「人間、なんて、ララララララララー♪」と絶叫する吉田拓郎と人気を分かちあい、岡林信康のあとは、どちらか?と注目された伝説の人です。

ちなみに、吉田拓郎の『元気です』というアルバムには、「加川良からの手紙」という曲が収録されています。
     拝啓 僕はとても残念でした
     あの日 君が
     ホワイトジーンでなかったことを
     スカートもいいけれど
     ホワイトジーンなら もっと
     カッコ良かったと思います
       
なんか、こんな二人の関係、いいですねえ。若さがまぶしくあふれるような日々を、今の若者も享受しているでしょうか?

最後にお知らせです。
応援している青木拓人(Aoki Takuto)が、5月27日(日)18:00~22:00、jaz’room nu things(http://www.nu-things.com/)で歌います。出番は19:20~で、30分程度だと思います。「Banana Hall」で歌うときと違って、英語の歌が中心のようですが、よろしければ…。

テーマ:フォークソング・フォーエバー - ジャンル:音楽

この記事に対するコメント
こんばんは。
素敵な新緑のレースのカーテンを思わせるような、素晴らしい写真に目がいきました。
息子さんからの母の日のプレゼント・・・
粋なプレゼントですね(#^.^#)
大空の亀さんと息子さんたちの素敵な関係が
目に浮かぶようです。
フォークソング・・・懐かしいですね。
昔は「歌声喫茶」?ちょっと、名前はうら覚えですが
お店に集まった皆でフォークソングを唄った記憶があります。
時代は流れ、当時が懐かしく思うのは歳のせいなんでしょうね(^_^.)
【2007/05/22 22:03】 URL | ノロタン #B7q/.fmY [ 編集]

ノロタンさんへ
今晩は。いつもありがとうございます。v-290
この写真を撮った日は、松尾大社のお祭り前日で、境内にいろんな飾りがされたり、太鼓の音が聞こえたりして、とても楽しい感じでした。
お参りをする前に、隣の喫茶店の和菓子が気になり寄り道、境内では抹茶ソフトを無意識に買い…、相変わらず甘い物好きで、お散歩で減らす予定のカロリーは、食べる方でオーバーしました。

夢ある息子たちを見るのは、嬉しいことです。厳しい現実はありますけれど…。
>お店に集まった皆でフォークソングを唄った記憶があります。
今、またこういう喫茶店が流行始めているんですよね。親父バンドとかも。
私たちの時は、友達の家に集まって、ギターを弾きながら歌いました。
「あの素晴らしい愛をもう一度」なんて、いいなあ。
【2007/05/23 19:18】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


中津川って人名でなく、土地の名前なんですね。
岐阜県か。それこそ島崎藤村ゆかりの地は近いのかな、
団塊世代が仕事一筋から転向して、フォークなどの自演を楽しむ人が増えているみたいですね。
【2007/05/23 23:57】 URL | こもれび #hGt.gl.I [ 編集]

こもれび さんへ
先日から、勘違いコメントを連発して、お恥ずかしい限り・・・。

ゴルフ優勝は、英語ぺらぺら少年でなく、石川遼くん。
こもれびさんのところの可愛い花は、姫りんごではなく、花海棠。
藤村は、木曽の馬籠だから、岐阜県中津川市、まさにフォークジャンボリーの地ですね。

団塊世代の人は、これからもう一度青春!なんですね。羨ましいです。

【2007/05/24 18:43】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://kamenoashioto.blog52.fc2.com/tb.php/221-d0089776
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年3カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !



カテゴリー



最近の記事



最近のコメント



リンク

このブログをリンクに追加する



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード