心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く風景-初めての高野山行き
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【天徳院のお庭】

6月初め、職場の同僚二人と高野山に行ってきました。スケジュール、昼食の予約、資料、すべて同僚に手配してもらったので、とても気楽でありがたかったです。女三人寄れば…で、話が弾み、道中の長さは、全然気にならず、楽しい一日となりました。

午前8:00に家を出発。高野山1日フリー切符3000円で、JR以外すべての乗り物を利用することができます。拝観料なども2割引のお得な切符で、関西圏の私鉄で扱っています。
阪急電車・地下鉄・南海電車を乗り継いで、高野山極楽橋で、ケーブルに乗り換え、高野山駅に10:42到着。バスに15分ほど乗り、奥の院口で下車。高野山には、お寺関係の人約1000人を含む、人口4000人!ほどの町があり、公立の学校もあるそうです。

奥の院に至る参道の両側には、樹齢200年から600年の杉の大木が700本以上あり、薩摩島津家・加賀前田家・徳川家などの立派な墓碑、織田信長・明智光秀などの小ぶりな墓碑が並んでいます。故郷の大洲藩加藤家のも見つけました。新しいものは、企業名の入ったものも多く、「時の勢力」を示しているようでした。
大きな五輪塔のもの(おでんの串刺しみたいな形  のもの)が目立ちました。五つの石には、いろんな意味がありますが、下から順に「地・水・火・風・空」を表しているというのが、一般的です。
奥の院の手前にゆるい曲線の橋が架かっており、渡る手前で、皆、丁寧に礼拝します。これより先は、脱帽、カメラは禁止の聖域です。10人余りの黄土色の袈裟を着た修行僧が、ちょうど橋を渡るところで、荘厳な感じでした。

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【左から順に天徳院のお庭・根本大塔・御影堂/拡大できます。】

奥の院でお参りを済ませ、昼食場所の天徳院で、3000円の精進料理を頂きました。近くの高校前には、黒田杏子主宰の「藍生(あおい)」俳句大会の看板が。天徳院は、とても静かで、お庭の池に、何度もツバメが水を飲みに来?、水面をかすめていました。白いカキツバタと紫のアヤメが、ちょうど見頃でした。

食後は、金剛峯寺などを見学しました。どの建物も立派で、障子と壁の白と木の焦げ茶色のコントラストが美しかったです。朱色の根本大塔は、新しく再建されたもので、堂本印象画伯の菩薩像が、鮮やかでした。

松葉が2本でなく3本ある三鈷(さんこ)の松というのがあり、「見つけるとお金が貯まる」と、側にいた方が言われたので、必死で探しました。運良く、三人とも見つけることができ、財布に納めましたので、御利益に期待しましょう。

良質な材質で有名な高野槙(こうやまき)が、あちこちで売られていました。私は、何かわからず、お店の人に尋ねてあきれられました…。お参りの折に、枝を束ねたものを買うようです。秋篠宮悠仁親王の「お印」の木になったとかで、奥の院と金剛峯寺の境内に、新たに苗が植えてありました。

最後は、私の寺参りの常道、和菓子屋さんに寄って、おみやげのお饅頭を買いました。みろく石本舗というお店で、その場で選んだ和菓子とお茶を頂きました。帰りの乗り物も連絡がスムーズで、午後8:00頃家に到着しました。ミニ旅行は無事終了。大変充実した半日でした。

ところが、おまけが…。子供たちに買ったお守りが間違っていたのに気づいたのは、帰宅してから。「丑年」を「うし年」→「牛年」と、なぜか突然思ってしまい、なおかつ字をよく見ないで「午年」(うま年)を購入。ガガ~ン!でしたが、高野山の方の温かいご配慮で、無事「丑年」を手に入れられることとなりました。

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【我が国最大の石庭で、雌雄一対の龍が建物の左右に。】

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この記事に対するコメント
こんばんは。
大空の亀さん、ご無沙汰いたしました。
いいですね・・・こんな静かな風景。
心がのんびり出来そうです。
時間を忘れて、ボーっと好きなだけいてみたい。
心も体も、洗浄されていいだろうな・・・
石庭も「和」を感じますよね。日本人としての誇りを
あらためて感じます。(^・^)
【2007/06/08 19:37】 URL | ノロタン #B7q/.fmY [ 編集]

ノロタンさんへ
今晩は。お久しぶりです。
思っていたよりずっといいところでしたよ。
お寺の宿坊に1泊するのも、さらにのんびりしていいなと思います。
お寺や宿坊の方も、皆さん優しくて、ほっとする場所です。
ノロタンさんも、お時間があれば、一度ゆっくり訪ねてみて下さい。v-290

外国の方も来られていましたが、ここは日本を知るのに、いい穴場です。
静かで、自然も豊かで、お寺の建物も風格があって…。
現地までの景色も緑豊かだし、乗り物も変化に富み…。
外国の方が抱く昔からの「日本」のイメージに、ぴったりという感じです。

【2007/06/08 21:12】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


我が家も義母を高野山の常軌院に一時納骨していたことがあり、夫と何度か行ったことがあります。ここは宿坊もありますよ。山の上は空気が格段に綺麗ですね。正に天上の地。それまで護摩豆腐をそんなに美味しいと思わなかったのに、作り立てを売るあるお店の物が本当に美味しく、名前も覚えていず、うろ覚えの場所を頼りに探しながら歩いたり。秋口に山中を赤トンボが飛んで息を呑んだ記憶もあります。それにしてもおりこうなチケットがあるのですね。又行きたいです。
ところで菖蒲とあやめ、かきつばたの違いが解かる方は教えてください。
【2007/06/08 21:19】 URL | 犬塚 #- [ 編集]


不思議!
今朝、一番にコメントを書き込んだはずなのにない!
まだ、パソコンの躾が出来てないようです ^^;

高野山の名前はもちろん知っていますが行くチャンスはなかなかなさそうです。
「御影堂」のお写真がとっても気に入りました。
静けさの中に凛と建っている高床式のお堂。

緑のお庭もいいですが石庭の美しさは心が洗われますね。
【2007/06/08 22:33】 URL | ベンジャミン #oUPgpoCM [ 編集]

犬塚さんへ
今晩は。犬塚さんは、高野山よく行かれたのね。
有名なごま豆腐屋さん、同行の友人が言うに、今は必ず保冷剤付きでないと売っていただけないそうです。
たぶん、暑いところを持ち歩いて、腐ってたとか、文句を言った人がいて、そうなったのでしょうね。(推測ですが…)
ある本に、「桃が腐っていた」と、スーパーに怒鳴り込んだ人の話が載っていました。
買ってから1週間もして食べたそうですが…、消費者としての常識があるでしょうに。

「あやめの仲間の見分け方」というホームページhttp://www.kamoltd.co.jp/kakegawa/miwake.htm
に、こんなふうに書いてありました。
ごく簡単に言いますと、花びらの基のところに、花菖蒲は黄色、カキツバタは白、アヤメは網目状の模様が、それぞれあることで区別できます。
私は、天徳院で尋ねたら、植物に詳しいという若いお坊さんを呼んでくださり、教えてもらいましたが、理由は今初めて知りました。

「よろずや平四郎」次で最終回?せっかく見始めたのに…。
今日は、平四郎さん、早苗さんと会っているとき、いい顔でした。
最近、お店で若い人の説明を聞く機会が3回あったのですが、話すスピードが速くて、思考がストップしました。
対照的に、このお芝居は、話し言葉もゆっくり丁寧で、作りも丁寧で、私好みの世界です。
【2007/06/09 00:01】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

ベンジャミンさんへ
>今朝、一番にコメントを書き込んだはずなのにない!
せっかく書いてもらったのに、ごめんなさいね。
時々はじかれて…と、犬塚さんも書かれているので、こちらのせいかもしれません。

「御影堂」、一緒に行った美的センスのいい友人も、一番好きな建物だと言っていました。
吊り灯籠も可愛いし、色も形もバランスがいいですよね。優美な感じがします。

「石庭」、その場で見ているときは、水の気配を感じなかったのですが、写真で改めて見てみると、手前の円など、水輪に思えますね。
水のないところに、水を出現させる発想に驚きます。

和菓子好きの私、あれやこれや庶民的なおまんじゅうを10個も買ってしまいました。
買ったあと、上生菓子もあったのに気づき、(お抹茶に合う練りきりが、大好きなのです。)でも、これ以上買うのもはばかられ、その場で頂いたというわけです。
同行の二人も、食べること大好きなメンバーでしたので、もちろん同様に。
外出先で買うおみやげって、嬉しいですよね。 v-369
【2007/06/09 00:11】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

はじめまして
はじめまして夢詩(ゆめうた)と申します。
ノロタンさのところから時々お邪魔していました。(ぴょんこさんの時からです)

高野山、何だか懐かしく感じます。
でも一度も行った事が無いんですが、祖母が何度が行っていたものですから自分も行った気がしていたんですね。
私、北海道から出たこと無いんです。

とても素敵なところですね、緑の天徳院のお庭も素敵ですし、石庭もいいですね日本人ってこのようなお庭を見ていると心が、落ち着くと言うかなんか清々しい気がしみこんでいくようですよね。
行ってみたくなりました。

また、お邪魔させてもらいます。
【2007/06/09 14:55】 URL | 夢詩 #- [ 編集]

夢詩さんへ
はじめまして。
といっても、私も時々ノロタンさんのところでお名前を拝見し「夢詩」さんて、ステキなお名前だなあと思って見ていました。
確か、ノロタンさんに「シャボン玉」の詩を作ってさし上げていましたよね?
優しい方だなあと思っていましたので、コメントを頂いて、とても嬉しいです。

ブログを新しくされたのですね。お邪魔させてもらいますね。
北海道は、6月が最高に美しいと聞いたことがあります。
私は、2回行ったことがありますよ。

1度は、14年前の夏、家族でキャンプをしながら、2週間ほど北海道を回りました。
若くて、ちょっとハードスケジュールでした。北海道は、でかかった!です。
2度目は、職員旅行で、1泊のこれまたハードスケジュール。
いつか、ゆったり、雄大な自然の北海道に浸りたいです。
脱サラで北海道で農業をしている知人から届いたアスパラを、今から食べま~す。

高野山奥の院辺りには、霊気が漂っている気がしました。
お祖母様のことを思い出してもらえて、よかったです。
これからも、よろしくネ。v-290
【2007/06/09 19:07】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


高野槙はひと頃話題になりましたよね。
でも数カ月もしないうちに忘れてしまうのが人の常。
日本一の石庭が高野山にあったとはまったく想像も付きませんでした。
【2007/06/10 00:26】 URL | こもれび #hGt.gl.I [ 編集]

こもれび さんへ
こんにちは。
高野槙、実物をいったん覚えると不思議なもので、近くの花屋でも売っているのに、昨日初めて気がつきました。
いい加減にしかものを見ていないし、覚えてないってことですね。忘れちゃうし…。

ここの石庭が日本一の大きさというのを、私も解説を読んで初めて知ったのですが、けっこういい石庭で、京都の有名なのに、全然負けていないなと思いました。
【2007/06/10 17:00】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

こんにちは
緑がとっても美しいですね。
一枚の写真の中に沢山の緑。
緑色ってこんなにもたくさんあるんですねぇ。

子供が大きくなったらゆっくり歩いてみたいです^^
女同士好きなおしゃべりをしながら・・・すごく楽しそうですもんね。
こういう景色を拝見すると
日本人でよかったって素直に思えます。
【2007/06/11 13:49】 URL | bianca #cK8v8HAk [ 編集]

bianca さんへ
今晩は。
紫陽花は咲いているのですが、天気はまるで夏本番のような一日でした。
biancaさんの所は、雨?滴の写真がステキでした。

>一枚の写真の中に沢山の緑。
ほんとですね。言われるまで気づかなかったです…。
この季節は、若い緑・深い緑、いろいろありますもんね。

高野山への電車は、途中からは単線で、両側の若葉が、車窓に触れんばかり。
本物の自然の迫力がありました。
和歌山は南国で、太陽もよく照り、植物の種類もこちらとは少々異なります。
電車からの風景は、ちょっとジュラシックパークのジャングルみたいでしたよ。

biancaさんは、これからまだまだいっぱいガンコちゃんと楽しめますね。いいな~。
【2007/06/11 18:59】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


梅雨入りのはずなのに、真っ青な空。今日は30℃を超えるという予報です。

高野山に行ってこられたのですね。
生まれ育ったところが、実家も含めてほとんど真言宗という環境だったので、話にはよく聞いていましたが、こんなところだったのですか~。
聖なるものが漂っているようで、写真に心洗われました。
宗派は問わないのですけれど、私、こういう場所は本当に好きです。(禅寺でも教会でも)
自分が生かされている存在だと気づかせてくれる雰囲気がありますよね。
心穏やかで謙虚になれる場所。
その上お友達との楽しい語らいあり、おいしい精進料理ありですから最高でしたね。
それから息子さんのお守りのことも、結果、いい思い出になりますね。

「よろずや平四郎」、昨夜のも先週のもよかったですね~。
なんといっても画面が美しい!
つい背景や細かいところにも目がいって、2倍楽しませていただいた感じです。


【2007/06/16 13:32】 URL | keiko #- [ 編集]

keikoさんへ
「よろずや平四郎」、残念ながら終わっちゃいましたねえ。
CMのたびに、夕食作りに立って、中身はちゃんと見ました。よかったね!
背景や衣装など細かいところも楽しみました。南野陽子の着物が、とってもステキでした。

前回の「浮き草(萍)の女」は、場面場面が絵になるなと思っていたら、放映後、犬塚さんから、次のようなメールをもらったのでした。
昨日のドラマ(6月15日分)より前に載せたかったのに、うっかりしていました…。
面白い話で、「載せてもいいよ。」といってもらったので、そのまま楽しい裏話を。


昨夜回(6月8日分)は演出もカメラも良かった!演出は今まで助監督だった通称ターさんで、我が家のマンションの西口の不思議な家に住んでいます。
私はぼんやり観てて気付かなかったけれど、夫がさすが職業病、「変な家だなあ、横が広いのに縦は恐ろしい短いぞ。タテ割りみたいな家だ。どんなになってるのか中を見たいなあ」といっていたら、知り合いが住んでいたのです。
何しろ幅が長い所でも2間、短い所では1間しかないの。見せてとお願いしたら、「ワンちゃんが入ったら、僕が動かれへん。幅がないんや」ともそもそと言ったとか。彼独身です。家にも来た事があって、「ここから見ると、ものすご広い家に見えるなあ」とベランダで自分で驚いていました。
ちなみに今回は寒い時に浮き草が必要で、夫は何とか他の物でと言うのに、ターさんが浮き草でないととくい下がり、付回して代用品で許さず、夫は半分ノイローゼ。全国を探し、ものすごく苦労して手に入れた浮き草です。今池で大きく育っているとか。
見ながら「苦労したぜ。まあでも題名だから、代用品はないな」と言っていました。来週は2時間スペシャル。演出の酒井さんも独身。独身の方が作ると、物語にロマンが香るのが可笑しいです。


前に、黒木瞳さん主演の「二十四の瞳」のとき、青柿を手に入れるのに苦労した話を伺ったことがあったので、プロ魂に改めて感心したのでした。
そうそう、「平四郎さんが早苗さんを見るときは、すごい美男子になるね。」と言ったら、「あなたもそう思う?!」と、笑っていました。
「もっと早くから見たかったわあ」と言うと、彼女もお店のお客さんに教えてもらうまで知らなかったのだとか…。ご主人も作るのに忙しくて、彼女に話す時間がなかったそうです。

>宗派は問わないのですけれど、私、こういう場所は本当に好きです。
自分が生かされている存在だと気づかせてくれる雰囲気がありますよね。
心穏やかで謙虚になれる場所。
お寺・教会、keikoさんも同じように感じているんだなと、嬉しくなりました。
【2007/06/16 17:57】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年3カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !



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