心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
あんなことこんなこと-その後(絵にまつわる話)
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             【雨が上がったところで、たまたま出会った五月梅(さつきばい)】

 5月17日、義姉の49日の法要を終えました。兄は、『闘病記 がんと闘う妻に寄り添った二六四日』という70ページの小冊子を印刷会社に頼んで作成、私はブログや写真などをA4用紙5枚組にまとめ、家で印刷。それぞれ250部ほど用意して、兄が、先週いっぱいかけて、お世話になった方に送りました。【下の写真】
*義姉に関するブログ記事は、右列の検索に「義姉」と入れると、いくつか見ることができます。

 5月28日追記:兄から、「ブログで励ましていただいた方にもよかったら」と、冊子を余分に預かっています。既に送った方から、電話やメールをもらい、「また涙が出てしまう。」と兄が言っていましたが、一緒に泣いてもらえ、ありがたいことです。「もうこれ以上涙は出ないよ…」と言えるぐらい泣くことが、今は必要だろうと思います。もし読んで下さる方がおられましたら、メールか鍵コメントで、ご連絡下さい。

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 一番右端の絵は、次男の友人のお母さんであるKさんが描かれた梅の花。先日、Oギャラリーに伺ったおり、とても気に入って購入しました。写真が上手く撮れなくて、色の良さが伝わらないのが残念です。
義姉と最後に出かけた梅林。まだ早くて、あまり梅は咲いていませんでしたが、この絵を見ると、その時のことや義姉のことが思い出され、絵の前から離れられませんでした。安い物ではありませんので、そう簡単に絵などは買えませんが、この絵は、義姉のように思われて見過ごせませんでした。

ギャラリーは、Kさんの先生だったOさんの、奥様がされています。Oさんも素晴らしい絵を描かれていて、朝日新聞奈良版に連載されていたそうです。それらの作品の画集も気に入って買いました。
いろいろお話ししたり、帰って画集を読んでいるうちに、Oさんは5年前に、60歳で亡くなられたとか、田舎暮らしをされていたとか、ご夫婦仲のよかったこととか、年も近い兄夫婦と重なるようでした。

たまたま息子の関係で訪れた個展でしたが、義姉のように思えて仕方のなかった絵には、こんなご縁があったのだなと思いました。私がどうしても欲しくて買った2枚目の絵となりました。

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        【花卯木・花空木(うつぎ)】

 以前に、原田繁昭先生がインドで個展をするとお知らせしたのを、覚えておられますか?
*原田繁昭先生に関するブログ記事は、右列の検索に「原田繁昭」と入れると、見ることができます。
その後、インドでの個展の様子(たくさんの方が見に来られ、盛会だったそうです。)をまとめて欲しいと頼まれ、手書きの原稿や写真などを預かり、A4用紙4枚に収まるように編集し、プリントを作成しました。

下の写真の物は、そのお礼にと頂いたものです。萩尾望都さんは、『ポーの一族』などで有名な漫画家ですが、これは、その初版本です。原田先生は、中学時代の萩尾望都(はぎおもと)さんを教えたことがあるので、彼女の漫画を意識して買われているそうです。その貴重な本を下さいました。

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以下のプリントは、インドの新聞記事なども入れて、原田先生の個展の様子をまとめたものです。
*長くなりますので、2~4枚目につきましては、[READ MORE]をクリックして、見て頂けるようにしています。

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2枚目
インド原田1

3枚目
2インド原田

4枚目
     harada40805.jpg

テーマ:お知らせ - ジャンル:ニュース

この記事に対するコメント

ポーの一族は、壮大な時間空間の中の悠久のストーリーなんだけど。
主役がエドガー、ついでアラン
二人ともポーの一族なんだな…コレガ(アランは巻き込まれ吸血鬼なんだけど)
三つ合わせて江戸川乱歩なのかエドガー・アラン・ポーなのか
お茶目な漫画家です。(大好きだけど萩尾もとか竹宮けいこか、はたまた篠原うどうか)

今から帰社です。
【2008/05/27 17:34】 URL | KANEGON #- [ 編集]

KANEGON へ
今晩は。
漫画好きのKANEGON、さすがですねえ。よく覚えている!
やっぱり、エドガー・アラン・ポーのほうでしょうね。

萩尾望都さん、ずっとペンネームと思っていましたが、本名でした。
初期の作品には、何人か、一緒に仕事をしたことのある人、らしき登場人物が…。
と聞いたのですが、それもまだ確認できていません。

今、ジョージ秋山のアシスタントをしていた人の本を読んでいるのですが、面白いです。
また、いつかご紹介しますね。
【2008/05/27 18:52】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

大好き♪

こんばんは。

ポーの一族 大ファンですv-344
私にはめずらしく、主人公のエドガーが好きなんです。
連載されていた頃はまだ小学生だったので、ずいぶん後になってからコミックを手に入れていて、24刷って書いてあります。
マージナルも持ってますv-290他にもイロイロ・・・v-353

萩尾望都さんは吹田高校の1年の頃に九州に引っ越された・・・って聞いてます。
小学校の低学年の頃まで、ご本人が「もと子」が本名だと思われていて、表彰状に「萩尾もと子」と書かれたものを持ってにっこり笑っておられる写真を拝見したことがあります。


五月梅・・・素敵!
みたいなぁ・・・v-345白がほんとうに美しいなぁ。

私は・・・来月のオープンスクールに4コマ連続で授業をすることになって、今からドキドキです。
作品選びも練習も・・・。
授業参観・・・もしかしたらハジメテかな~v-361v-356

【2008/05/27 22:01】 URL | kimico #Zr2/WiYY [ 編集]

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【2008/05/27 23:31】 | # [ 編集]

鍵コメさんへ
コメントありがとうございます。
「いかに生きるか」ということは、「いかに死ぬか」ということでもあるのですが、
「悔いのない生き方の先に、悔いのない死がある」、そう思いながら私は生きています。

義姉は、亡くなる数日前から内臓の働きが弱り、食べることができませんでした。
点滴をすると、本人が苦しくなるからということで、痛み止めを体に貼ってもらうぐらいが、唯一の処置でした。
意識のなくなる期間が短かったので、本人も周りの者も、ある意味恵まれていたと言えるかもしれません。

兄の冊子の最後に子どもたちの言葉が載っています。
「母さん、よく頑張ったな。」「母さんの子どもに産んでくれてありがとう。」
「母さん」や「子ども」の部分は、人によって「友」であったり「夫」や「妻」であったりするかもしれませんが、
大切に思う人に「頑張ったな」「ありがとう」と言われる最期を、私も迎えられたら…、その一瞬のために生きているのかもしれない…と、思ったりします。
もしよろしかったら、冊子をお送りしますので、読んでやって下さい。
【2008/05/28 18:26】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

kimicoさんへ
kimicoさんへ
コメント、ありがとうございます。
>萩尾望都さんは吹田高校の1年の頃に九州に引っ越された・・・って聞いてます。
もともと九州の方で、中学校の時、吹田一中に転入されて、また戻られたみたいですね。
原田先生は、妹さんも教えられて、その方とは、時々手紙のやりとりもあったみたいです。
萩尾望都さんは、中学生の時から、すごく上手な絵を描かれていたそうですよ。

私は漫画が出た当時読んだ記憶がなくて、でも、名前だけは、「すごい才能のある人」だと聞いて知っていました。
私が漫画をよく読んでいた頃、大好きだったのは、西谷祥子さんで「学生たちの道」というのが、たまらなく好きで、それだけ雑誌から切り取って本にしていました。
今日、ネットで調べたら、白泉社から文庫で出ているようなので、手に入れたいです。
西谷祥子さんの影響を、萩尾望都さんたちの世代が受けているそうですよ。
西谷祥子さんは「赤毛のアン」に感銘して漫画家になったそうで、アン好きの私は納得です。

>授業をすることになって、今からドキドキです。
一番自信のある分野で、kimicoさんの一番かっこいいところが見せられるよう、よい題材を選んで、頑張ってください。
kimicoさんの本を読む声を聞いたら、皆さん安心されると思いますよ。楽しんでくださいね。

【2008/05/28 18:31】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

生き方は死に方・・・
兄嫁が35才。母が83才。兄は64才だったかしら・・・
私は3人を見送りました。
兄嫁の時はあまりにも若すぎでしたし、本人の悔しさもですが、
当時の兄の苦しみを、身近で見てきたはずなのに、
今頃になり、少しは感じられるようになったように思います。

私が年をとり、病気もして、身近な問題になったということでも
あるのでしょう。

私は、いつ、どんな死を迎えるのでしょう。
やはり、死ぬほどの恐怖と孤独を感じるだろうとは思うのですが、
楽しみにしていましょう。

な~んて言えるのも今のうちですね。
【2008/05/28 20:12】 URL | まり #N2y2xK1c [ 編集]


49日だというのに、亡き人を弔う本などが生まれるなんて、なんと早いのでしょう。
相当の思い入れと愛情があるのだとうかがい知ることができます。
【2008/05/28 20:57】 URL | こもれび #hGt.gl.I [ 編集]

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【2008/05/28 21:32】 | # [ 編集]

まりさんへ
今晩は。コメントをありがとうございます。

>やはり、死ぬほどの恐怖と孤独を感じるだろうとは思うのですが、
やはり怖くて寂しくて、向き合うには相当な気力がいると思います。

人は必ず死ぬわけですが、やはりそれが自分の身に起こると考えると、
一日でも一時間でも長く生きたい、生きていて欲しいと思うのが、人情でしょうね。

長く生きても、この世とお別れするのは辛い。
それが若かったり、今回の地震やサイクロンのように、突発的な災害などで思いがけず命を失うことになったら、どんなにか悔しいでしょう。

まりさんの義理のお姉さんは、早くに逝かれてしまったのですね。
私の実の姉も、33歳で、2人目の妊娠中の突然の出血で亡くなりました。
今も、医療過疎や救急医療が問題になってうぃますが、
姉も、休日救急で、担当医のいないまま、出血多量で亡くなりました。

心の準備ができない死は、死の中でも殊更辛いという気がします。
少しずつ死に近づいているので、逆に長生きしている人を見ると、ほっとします。
少しでもましな体調を維持して生きていけるといいのですが…。
【2008/05/28 22:36】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

こもれびさんへ
今晩は。私もですが、兄も短期決戦タイプです。
やるべきことは早くやってしまわないと、落ち着かない性格なんですよね。
せっかちな性格に何とか歯止めをかけようと、私はのんびり更新のブログですが…。
兄は義姉の傍にいつでもいましたから、ずっと日記を付けていて、それを冊子にしました。
【2008/05/28 22:40】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

鍵コメさんへ
ありがとうございます。
兄も義姉も家族も親族も、読んでもらえると嬉しいです。
週末にはお送りできるかと思いますので、少々お待ち下さい。
【2008/05/28 22:44】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


こんにちは。
そろそろ梅雨入りでしょうか。

5月17日にお義姉さまの49日の法要をされたのですね。
(偶然、伯母も同じ日でした。)
大好きだった人との別れは辛いですよね。
私も今まで何度か経験して来ましたが、
このごろは「自分もやがて」と思うせいか、以前より受け入れられるようになってきたかなあ~と思います。
京都旅行の時不思議と何度も感じたのですが、「案外この世とあの世は近い」気もして・・・。
教えて下さった小野たかむらのことも、ネットで少し調べてみました。
天国への入り口もどこかにありそうです。
お義姉さまの冊子、もし余分があれば拝読させてください。

原田さんの展覧会、盛会だったようでよかったですね。
石本清氏の文も感動しながら読みました。
「経済交流も大切ですが、文化の交流、相互理解がすべての始まり、すべての根源」
ほんとうにそうですよね。
経済と文化・・・
橋下知事にも決して優先順位を間違えないでいただきたいですね。

萩尾望都さんと西谷祥子さんのこと、存じ上げませんでしたが、「赤毛のアン」に影響されて・・・と聞いて急に身近に感じました。機会をみて、読んでみたいです。
余談ですが、(中国語に挫折して)4月からはNHK講座「3か月トピック英会話『赤毛のアン』への旅」と「こころの時代 道元のことば」をみています。
【2008/05/29 15:31】 URL | keiko #- [ 編集]

keikoさんへ
今晩は。コメントをありがとう。
keikoさんのところも同じ日に、49日の法要があったんですね。
今までいた人がいなくなるのは、言葉にできない寂しさがありますよね。
自分の所だけが寂しいとか不幸だとかは思わないけど、やっぱりふとしたときに、「もう義姉さんはいないんだなあ…」って、感じてしまいます。
今日も用があって、仕事帰りに兄の所に寄ったのですが、似た年格好の人を見ると「義姉さんかな?」って思ってしまいます。
冊子、読んで下さったら嬉しいです。特にkeikoさんの所は、ご家族の皆さんが病院と関わりを持たれているので、何かのお役に立てたらいいなと思います。

>経済と文化・・・ 橋下知事にも決して優先順位を間違えないでいただきたいですね。
ほんとにその通りです。地方では、文化を活発にすることで、経済を復興させている所もあるというのに。
収入の範囲でちまちまではなく、収入を増やす方向に政策を打って出るのが、知事の仕事だと思います。
そのためにも、大阪の文化を活発にすることは、何より大事なことなのに、何でわかんないのかなあ…。

西谷祥子、「学生たちの道」、アルト・ハイデルベルグ(ここに哲学の道があるの)をキーワードに調べたら、次のような記事を見つけ、自分が彼女の大ファンだった訳がわかったというわけです。少し引用しますね。

小学校高学年の時に『赤毛のアン』に出会い、主人公アンの自力で夢の達成を目指す勇気に感銘を受ける。
女の子のべたべたした関係が苦手。 ロマンチックコメディではなく少年と少女が同じ位置にたてる漫画を作れたことがよかった。 自分の中では女の子の視野の狭さが嫌でもっと違うジャンルを、と読みきりやセブンティーンで実験していた。

keikoさんは、今度は「赤毛のアン」で英語にチャレンジですね。カナダも英語で通じるの?
明日は、中国語のサークルで、たくさんカンパをすることになりました。
【2008/05/29 21:37】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年1月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
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