心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く詩歌&風景-蓮の花&拙句・拙歌
 公私ともにバタバタしていて、ブログの更新も訪問もままならず、拙ブログを訪ねてきてくださった方に、申し訳なく思っています。非常にのんびりの更新ですが、続けていきますので、よろしくお付き合いください。
       
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 さて、今回は、万博日本庭園で先週末に撮った蓮の花に合わせて、久しぶりに私の俳句と短歌を載せてみます。同じ素材を、俳句と短歌で詠むとどんな違いが出るか、いくつか試みましたので比べてみてください。季節はいろいろです。

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(しべ)見せぬ高さに木蓮開きけり

蘂見せぬ高さに花の咲き満つる白木蓮に深き空あり


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帰る子のみな駆けてゐる雪柳

放課後の子らは駆けたり止まったり雪柳の道帰りゆくなり


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鬼やんま父祖の魂(たま)かと思ひけり

亡き父を友と互(かたみ)に語らへば父と呼びたき鬼やんま来る


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公園に鉄の匂ひや秋の暮

鞦遷(しゅうせん)の鉄の鎖に触るるとき秋の一日(ひとひ)の暮るる匂ひす 
                                                       *鞦遷=ブランコ

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桜紅葉雨の車窓に貼りつきぬ

葉の香りふつときざしぬ雨の日の車窓に桜紅葉の見えて


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 追加:お知らせ
       私のように、俳句にも短歌にも興味があるという方に、嬉しい催し物のご案内です。

A 7月21日(火)伊丹市にて「短歌と俳句の交響-講演、対談、歌・句会ライブ」
        佐佐木幸綱氏・坪内稔典氏の講演、対談と歌会・句会ライブ。
        12:30会場、13:00~16:30。 伊丹市アイフォニックホール。参加費1000円。  
         http://sendan.kaisya.co.jp/i_tankatokokyo0907.html

B 8月23日(日)京都市にて「詩歌とローカリズム~地方からの文化発信を求めて~」        
        鶴見俊輔氏の講演、辻原登氏・長谷川櫂氏・永田和宏氏の鼎談。
        12:30~受付、13:00~16:00。新都ホテル「陽明殿」。一般参加費2000円。
        「塔」55周年記念シンポジウムで、最初に永田和宏氏、最後に河野裕子氏の挨拶あり。


テーマ:花の写真 - ジャンル:写真

この記事に対するコメント

いつもながら素晴らしい写真ですね。
こうして俳句と短歌を並べられると、どうしても俳句が物足りない。
込めたい思いの深さをさらっと流して情景に託すには、大空の亀さんの思いは温かすぎるのでは。俳人というより、やっぱり歌人という気がします。
【2009/07/11 22:28】 URL | 犬塚 #- [ 編集]

犬塚さんへ
今晩は。コメントありがとう。
>俳人というより、やっぱり歌人という気がします。
そうかあ…。どちらもなかなか進歩がないですが、まだ短歌の方がましかな…。
俳句と短歌どちらを詠みたい気分かで、その時の自分の精神状態がわかるのですが、ここ数ヶ月は、気持ちを盛り込む短歌が嫌でした。
今は吹っ切れて、毎日2首以上作れていますが、逆に、そんな時は、俳句はできにくいわ。
強気モードの時は、俳句の方を作りたくなるのですが、犬塚さんは、そんなことない?
社会性のあることや、短歌にも収まりきらない思いの時は、詩を書きたくなるのですが、詩は結構時間がかかるので、その時間がなかなか取れないのが悲しいです。長歌という手もあるわね。

明日の催し物(映画の本関連)楽しみです。
【2009/07/11 22:52】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


大空の亀さん、こんにちは。
お元気だったので安心致しました。今日も更新されてないな…
どうされたのかな?と心配しておりましたが一安心しました。

素敵な蓮のお花と大空の亀さんの俳句、
写真と俳句がピッタリで、日本の情緒を感じました。


>鬼やんま父祖の魂(たま)かと思ひけり

亡き父を友と互(かたみ)に語らへば父と呼びたき鬼やんま来る

この俳句、気に入りました♪
私の父を思い出しましたよ(^・^)

そうそう、大空の亀さん、
明日は、サイモン&ガーファンクルに行かれるんですね♪
きっと、感動の涙がたくさん流れますよ。
私のブログに感想を書いてしまいますので
観に行かれた後に覗いて下さいね、ワクワク感を失うと申し訳ないので(~_~;)
【2009/07/12 14:09】 URL | ノロタン #XZ039GEA [ 編集]

ノロタンさんへ
今晩は。コメントありがとうございます。
>今日も更新されてないな…どうされたのかな?と心配しておりましたが一安心しました。
いつも気にかけて下さって、ありがとうございます。
こうやって心配して下さる方がいるって、ありがたいことですね。
元気なのですが、なんだかんだと忙しくしてしまって、更新が間遠になりました。

>この俳句、気に入りました♪ 私の父を思い出しましたよ(^・^)
気に入ってもらえて嬉しいです。ノロタンさんにも、同じような経験があるんですね。
この俳句と短歌は、友人と京都の南禅寺近くにある、山県有朋の元のお屋敷を訪ねたときのできごとを詠みました。
ともに、大好きな父親を亡くしていて、その思い出話をしていたら、大きな鬼やんまがやってきて、ずっと私たちの周りを離れなかったのです。
ほんとに、父親の魂が、私たちの話を嬉しそうに聞いてくれているようでした。

今日は、京都で、映画の本関連の集いがあり、そのついでに、京都駅ビルの美術館でミヒャエル・ゾーヴァ展を見てきました。
その時、駅の大きな階段脇にある英国屋さんで軽い昼食をとりました。
もしかして、ノロタンさん、お気に入りのところかしら?なんて、思いながら。

>サイモン&ガーファンクルに行かれるんですね♪
そうなんです。青春そのものでしたから、一度は生で見ておきたくて。
ノロタンさんのブログに同じことが書いてあったので、とっても嬉しかったです。
感想読みたいけど、ぐっとこらえて、行ってからにしますね。
【2009/07/12 22:11】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


こんにちは。お久しぶりです。

お忙しい毎日だったようですね。
私も、やっと一息ついたところです。
今年も半分以上過ぎてしまったことに驚き、
魔法をかけられていたような気持ちにさえなります。

美しい蓮の花!
これから咲くもの、今咲き誇るもの・・・・やがて散り始めると、仏様の台座(?)が見えてくるのですね。
紫陽花や泰山木の写真でもそう思いましたが、「自然は美しい」。

短歌は描写が細かくなるぶん限定的になるけれど、それだけ詠み手の心情が具体的であざやかに伝わる気がします。鬼やんまの一首が印象的でした。
俳句は想像の余地がいっぱい。
今まで考えたこともありませんでしたが、俳句は詠み手の心情3対自分の想い7くらいの割合で、勝手に自分に引き寄せて読んでいるかな?

ところで、サイモン&ガーファンクルに行かれたのですか!
感動的だったことでしょう!?本当に懐かしいです!
余談ですが、「卒業」の歌詞で初めて、セージやタイムなどハーブの名前を知ったのですよ。
当時、身近にあったのはパセリくらいでしたから。




【2009/07/13 14:29】 URL | keiko #- [ 編集]


お久しぶりです。
おいそがしかったのね。
お元気なので良かったです。


蓮の花が綺麗です。
どうやって撮られたのかしら、と感心しています。
寝っ転がって?・・・なんて。(笑)
蓮の中心、ちょっとろうそくみたいに見えます。

チョット濃い目のピンクが開くと上品な白にピンクの縁取り、本当に美しいです。
【2009/07/14 17:41】 URL | ベンジャミン(keiko) #oUPgpoCM [ 編集]

keikoさんへ
今晩は。といっても、まだまだ明るくて、嬉しい。
開放的な夏の好きな私ですが、さすがに今日は暑かったです。
とはいうものの、我が家は目の前が池で涼しい風が通るので、まだクーラー要らず。

>俳句は詠み手の心情3対自分の想い7くらいの割合で、
そうですね。俳句は作った瞬間からぽーんと放り出す感じが好きです。
読む方も勝手に物語を作れたりして、楽しみが広がるのがいいですね。
あと、季語という日本語の財産に触れることができ、学びがいがあるところが魅力です。
私の場合、短歌は月に10首、俳句は3ヶ月に1回10句提出なので、自然と短歌に接する機会が多くなって、俳句にいつも後ろめたさを感じているのです…。

>サイモン&ガーファンクルに行かれたのですか!
そうなんですよ。昨日行ってきました!最高でした!
詳しいお話は、次回にブログにアップさせてもらおうと思っていますが、
なんだか巨大な同窓会みたいで、胸がいっぱいになりました。嬉しかった!

>「卒業」の歌詞で初めて、セージやタイムなどハーブの名前を知ったのですよ。
私もです。当時は、ハーブなんて洒落たもの、身近になかったものね。
英語で歌える歌も、ビートルズとサイモン&ガーファンクルで覚えましたよね。

日曜には、犬塚さんからのお招きで、映画の本出版の記念講演と懇親会に、息子と行ってきました。
松山から出版社のOさん(Iくんとも懇意だそう)が来られていて、坊っちゃん団子のおみやげもあり、とても嬉しかったです。
【2009/07/14 18:26】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

ベンジャミン(keiko)さんへ
今晩は。夕方にかけて、空がだんだんきれいになってきました。

>お元気なので良かったです。
気にかけて下さって、ありがとうございます。
自分の趣味のことで、ばたばたと忙しくしています。ありがたく、幸せなことです。

>どうやって撮られたのかしら、と感心しています。
ほめてくださって、嬉しいです。
コンパクトなデジカメなので、遠くの蓮の花を大きく撮ったり、全体を写したいときには、本格的な望遠を持っている方が、羨ましいのですが、その不自由な中で、どこまでチャレンジできるかというのが、意外と楽しかったりします。
とりあえず、大きく写せるところまで近づく、かがむ、など足と体を存分に使うのが、私の性に合っているようで、私には、コンパクトデジカメが軽くて便利でいいです。

>チョット濃い目のピンクが開くと上品な白にピンクの縁取り、本当に美しいです。
keikoさんも書いていたけど、ほんと、「自然は美しい」ですね。
人間の作り出すどんな色も、自然の色にはかなわないなあと思いますね。
【2009/07/14 18:46】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年3カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !



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