心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
季節の詩歌(15)~梅一輪~
 俳句雑誌「空」29号に載せて頂いた拙文です。時間に余裕のあるときにでも、お読み下さると嬉しいです。

季節の詩歌(15)~ 梅一輪 ~

梅一輪一りんほどのあたたかさ     服部嵐雪

余命わずかと言われた義姉と最後に出かけた梅林。数えられるほどの開花であったけれど、梅の香はしっかり春の訪れを告げていた。一輪一輪、ほんとうにそれは、この句のようにわずかな「あたたかさ」であったが、花を見つけるたびに私たちは立ち止まった。花びらに触れ、鼻を寄せて香をかぎつつ、私たちは春の到来に奇跡を祈った。空は青く、未来への希望を感じさせてくれる花の姿であった。

青空に触れし枝より梅ひらく     片山由美子

ぱぱん ぱぱん  / 爆竹のはねるように
白い / ひかりのいぶきとなって
二月の寒風に / 花ひらいた梅
       (みずかみ かずよ「寒梅」第一連)


「あっ、義姉がいる」と思ったのは、知人の個展に出かけ、梅の絵を前にした時だ。つい数か月前に義姉と一緒に見たのと同じ、蕾の多い枝を描いた一枚。そこには、二月生まれの亡き義姉が、梅の花となって、私を見つめていた。初めて私は絵を買った。絵の中の蕾が、やがてこの詩の中の花のように勢いよく開く時が来るのではないか。二月の光に、そんなことも思うのである。

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白梅はぱちッぱちッとみひらいてまばたきもせず降る雪のなか     青木昭子

(くち)閉ぢて「むめ」と呼ばへばまだ固き梅のつぼみのはにかむごとし   栗木京子

お軽、小春、お初、お半と呼んでみる ちひさいちひさい顔の白梅   米川千嘉子

桜より梅が好きになったのはいつからだろう。体が凍えるような寒さの中でも健気に咲き、一つ一つ律儀に春に近付いていく白梅。枝ぶりも古風で、花には、昔の呼び方で呼んでみたくなるような素朴な愛らしさがある。「むめ」の響きが、初々しい娘さんを連想させ、蕾のふっくらとした様子が浮かんでくる。三首目の女たちの名は、浄瑠璃・歌舞伎など芝居でおなじみの名前。一様ではない花の姿に、芯の強い女たちの命を見つけた作者の感性が嬉しい。白梅の控えめな色気には、江戸時代の庶民を思わせる懐かしさがある。心を寄せたくなる花だ。

白梅に昔むかしの月夜かな       森 澄雄

雪の上に照れる月夜に梅の花折りて贈らむ愛しき子もがも   (718~785)大伴家持 

万葉の昔から歌に詠まれ観賞されてきた梅の花。月光に皓皓と映える白梅を目にした時、この句の作者は悠久な時の流れを感じ、同時に家持の歌を思い浮かべたのではないだろうか。ゆったりとした詠みぶりに、そんなことを思った。歌の方は、雪月花という日本の自然美を象徴するような道具立てだが、実際に眼前にあった景色なのだと思う。きれいな風景を前にした時、人はいちばん愛しい人とその美を共有したいという願いを持つ。それは昔も今も変わらない人情だ。

        IMG_60271002.jpg

ところで、『万葉集』の編者である大伴家持の父、旅人には、愛しい妻を失った悲しみを詠んだ有名な歌がある。詞書きに「故郷の家に還り入りて、即ち作る歌三首」とあるうちの最後の歌である。

吾妹子(わぎもこ)が植ゑし梅の木見るごとに心むせつつ涙し流る   (665~731)大伴旅人

旅人の妻は、再赴任地の九州太宰府で病死した。この歌は、帰京してからのもので、「私の妻が植えた梅の木を見るたびに、胸が一杯になって涙が流れるよ」と、素直に詠まれている。悲嘆に暮れている作者には、歌に技巧を凝らす余裕などないし、凝らしたくもない。ただ悲しくて寂しくてならないのだ。それがわかるから、人はなおさら心打たれるのである。
立場は違うが、同じような状況の次の歌も、あるがままを淡々と詠んでいる。悲しすぎるから、こう詠むしかないのだ。「ひとり」を自覚する時の空洞のような寂しさは、人が生きていく時抱え込む寂しさである。時代を超えて触れる人の真実だと思う。

主なくこの梅呉れし友もなしおのれひとりが白梅とゐる        林 圭子

次の歌は、人が亡くなったわけではない。けれども、心通う相手が傍らにいない寂しさ、孤独感が表現されていて、切ない。遠く離れている、似た感性を持った人が恋しいのだ。相聞歌として読めるのは、梅の花の終わりを的確に表現した上の句の比喩が、明るく若々しいからだろう。

炭酸のごとくさわだち梅が散るこの夕ぐれをきみもひとりか       吉川宏志

大切な人を失ったあと、人はどのようにして自分の気持ちと折り合いをつけていくのだろうか。そう思った時、次の句が一つのヒントになった。

母の魂梅に遊んで夜還る        林 信子 

私が梅の絵に亡き義姉を見たのと同じように、作者は梅の花に亡き母親の魂を見ている。桜のように仰ぎ見るのではなく、目の高さに咲く梅の花は、語りかけるのにちょうどいい。他の花木に比べ、実も収穫されたりして、人の営みに近いところにある梅の木。そういえば、昔の母からは、かすかに梅の香が漂っていたような気がする。

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ここまで挙げてきた例は、梅を見て「人を想う」というものが多かったが、勿論そればかりではない。

山中の梅の純白知命過ぐ        篠崎圭介

「論語」の中の「五十にして天命を知る」を踏まえた句である。五十歳を過ぎてなお、自らの生きる意味をもつかみかねている、その我が前に潔い白さで梅の花が咲いている。山の中で思いがけなく出会った梅の純白さは、作者に深く考えさせるところがあったであろう。この梅の白さにたじろぐ一人の男を、まるで見ていたかのような次の句である。

男来て梅の白さに狼狽す        宇多喜代子

「狼狽」の中には、まだ若い迷いが潜んでいそうだ。
梅の花の白さが、何か人に強く迫ってくるところがあるように感じるのは、なぜだろうと思った時、大好きな次の一句が頭に浮かんだ。

勇気こそ地の塩なれや梅真白     中村草田男

凛として、人としての矜持を持って生きる姿が見える句だ。「梅真白」の響きが、清廉潔白な生き方を思わせるからだろう。実は、この句、学徒出陣する教え子たちへの餞(はなむけ)として詠まれたのだそうだ。無事を祈る気持ちが、深いところから届く。戦時下に、本当の想いを表現するのは、どんなに勇気がいったことかと、初句・二句にも思いが至る。とは言うものの、平和な世に生きる今の私には、次のような句が近しい。

そぞろ歩きは善相ばかり 梅の花   伊丹三樹彦

梅の花や芳しい香りを楽しみながら梅林をゆったりと散策する、こんな桃源郷に遊ぶような時間を持つことができれば、誰しもよい表情になる。毎年出かける兵庫県の綾部山梅林は、瀬戸内海に面した小高い山にある観梅の名所だ。一目二万本といわれる丘陵をぶらぶら行くと、可愛いお地蔵さんにも会える。歩いている人々の顔も、目を閉じて梅の香を味わっている人々の顔も、優しく穏やかで、誰もがそのお地蔵さんとそっくりに見える。そろそろ防寒着も不要になりそうな、暖かい二月の一日である。

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次の歌の「空海」もありがたいお坊さん。梅の木の傍らにうっとりと花の香をかぎながら、弘法大師のような気分で立っているのだろう。幸福感がある。

空海のような顔して立っているほのか匂える梅のかたえに       吉野裕之 

「空海のような顔して」立つのは、どこが似合うかなと思った時、次の歌が思われた。

いづこにも貧しき路がよこたはり神の遊びのごとく白梅       玉城 徹 

梅林のように、木がたくさんある場所ではない。家の庭、神社やお寺など、一本一本慈しみ親しまれている場所がふさわしい。細い路を行くと、思いがけないところから梅の香が漂ったり、白い梅の花がぱっと目についたりする。それは、まるで天の神様が気まぐれに置いたようだと言う。

人の世の人の思の果つるさま見尽して立つ一本ある梅        大岡 博 

福岡の太宰府天満宮には、菅原道真(845~903)の故事にちなんだ「飛梅」がある。左遷された菅公の怨霊を鎮めるべく、全国に天神様として祀られ、ちょうど梅の咲く受験期には多くの参拝者が訪れる。この歌の梅は、何だかそんな場所に立っているようだ。人の恨みや願い事を聞き、人の表情を間近に見てきた梅の木。年を経た立派な枝ぶりには、人々の苦悩や喜びを見尽くしたあとの超然とした様が思われる。梅の木だけではない。人も同じようになれると、次の二句を読んで思った。

思ひはてず思ひさだめず梅白し     会津八一

白梅や老子無心の旅に住む       金子兜太

紅梅ではなく、白梅であるということが、どちらの句にも効いている。悠然とかつ飄々と自らの人生に思いを馳せ、白梅と同化しているような一句目。「無為自然」の道を説いた老子を想い、自由の境地に遊ぶ二句目。「白梅」ならでこそと思うのである。

白梅のあと紅梅の深空あり       飯田龍太

終ります白梅散りて 終ります紅梅散りて いつか終ります     小島ゆかり              
「蕾がふくらみ始めたわ」「次は紅梅ね」毎年楽しみに花を追いかけているが、「そんなことはどうでもいいのだよ」と言われたような気がした。梅のために用意された深い青空。空に映える梅の花は美しく、心ひかれる。しかし、詠みたいのは、句も歌も虚空なのではないか。華やかな彩りの句の背後に、軽やかなリズムの歌の背後に、人の世の無常を強く感じる。人も花も地球も、いつか必ず終わるのだ。虚無感というより、人生を達観した明るさに満ちて。

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テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

スゴイ!
読み応えたっぷりの充実した記事ですね~
うれしい限りです。
お花がキレイです。
【2010/03/07 13:43】 URL | 中村ケンジ #- [ 編集]

中村ケンジさんへ
こんばんは。
コメント、ダブってましたので、ひとつ削除しましたよ。
俳句や短歌の勉強になるといいなと思います。
いろんな本から、宝物探しみたいに気に入った俳句や短歌を見つけてきて組み合わせを考えるのが、なかなか頭を使って楽しいですよ。
【2010/03/07 19:51】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


ありがとうございます。
こっちで削除できなかったので助かります。

最近、更新ペースが早いのでうれしいです。
【2010/03/07 21:50】 URL | 中村ケンジ #- [ 編集]

中村ケンジさんへ
どういたしまして。
更新ペースは、今回は、たまたま早かったですね。
喜んでいただけて、よかったです。
さっきテレビを見ていたら、タレントの小島よしおさんの実家が久米島だとかで、
おいしそうな沖縄料理が出ていました。
ゴーヤチャンプルーとタコライスとパパイヤの炒め物。
【2010/03/07 22:23】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


こんにちは。毎度、お久しぶりです。

私も今年も綾部山梅林に行きたいと思っているのに、何かと忙しい夫は仕事がらみで休みがなく、残念です。
愛犬の散歩の道々ほのかに香る梅を楽しんでいますが、青空をバックに写った亀さんの梅の写真と詩歌はいいですね。
楽しませてもらいました。
コメントもじっくり読ませてもらいましたよ。

今日は冬が逆戻りしたような寒い風が吹いているので、コタツにこもって読書を楽しもうと思っています。
エリン・グリーン著「ストーリーテリング その心と技」
昨年末出版されてあわただしい時に読んだのですが、もう一度読んでみたくなって。
それまで言葉にこだわって(こだわりすぎて)苦しみながら覚えていましたが、この本を読んで覚えることが楽しみになってきたような気がするので。
今日当番で行く学童保育では覚えたばかりの「ホットケーキ」(東京子ども図書館おはなしのろうそく18)をするつもりです。
子どもたちの笑顔が目に浮かびます。

寒さがぶり返したので、この詩を紹介しましょう。

  ゆきが とける     まど・みちお
 
  すいしゃが
  こっとん こっとん
  ゆきが とける

  きの めが
  ぽっつり ぽっつり
  ゆきが とける

  じぞうさんが
  こっくり こっくり
  ゆきが とける


以前、個人的のおたずねしたことについては、またメールで報告します。

【2010/03/08 10:43】 URL | GANKO #- [ 編集]

GANKO ちゃんへ
こんばんは。お久しぶりです。
じっくり読んで下さってありがとう。
この文章の中の伊丹三樹彦氏も、綾部山梅林がお好きなようで、ここの甘酒茶屋の近くに句碑があるそうです。
麓にあるホテルシーショアのフランス料理もお気に入りだそうです。
「空」の主宰の柴田佐知子さんが、「空」誌を伊丹三樹彦氏に送って下さって、このようなことが新たにわかりました。
この句も、綾部山で詠まれたのではないかしら。
ほんとに、ここを歩いている人はみんな善相です。
いつかぜひ行ってみてください。その時は、句碑とお地蔵様も探してね。

>もう一度読んでみたくなって。
お話を覚えるのが楽しみになると、ますますいい方向に回っていきますね。
気になる本は、もう一度読みたくなります。
GANKOちゃんとは、違う動機ですけれど、私も最近再読した本があります。
「人間失格」と「ライ麦畑でつかまえて」。
若いときには気づかなかったものが、新たに見えてきました。

欲しいけど買い控えていた本とCDが、今日届きました。
エンデの「オフェリアと影の一座」、図書館で読むばかりだったのですが、やっぱり手元にほしくて。
アンジェラ・アキさんのCD「手紙ー十五の君へ」、ず~っと前から欲しかったの。

まど・みちおさんの詩、書いてくださってありがとう。
易しいことばで優しい気持ちが詠んであって、いいねえ。
こっとん、ぽっつり、こっくりの繰り返しが、あたたかいです。
【2010/03/08 19:06】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

おはようございます
公(?)私ともバタバタと忙しくしています。
でも梅はたくさん、堪能出来ました。
そして、ここできれいなお写真も拝見出来たわ。

梅ってたくさん種類があるのね。
遠くから見て「あっ、梅だわ」と思ってもそれぞれ違うのでしょうね。

梅を詠んだ歌もいっぱいありますね~。
そぞろ歩きは善相ばかり 梅の花 
梅を見ている私も善相になっているかしら。


伊勢神宮ではのんびりと散策しました。
大きな樹がぐんぐん天に延びていて立ち止まって上を見上げる事が多かったです。
よく、遊んでいる友人たちはどこに行ってもスタスタ歩いて行ってしまいます。
イルミネーション、さくら見物でも写真をとる暇もないくらいです。
私は気に入った所ではゆっくり堪能したい方です。

そんな事が続いていたのでひとり行ってみたかったの。
周りはほとんど同年代のご夫婦ばかり、お食事の時が寂しかったです。
デパートなどでひとりでのお食事は特に感じないんですよ。

そのてん、娘たちとのお出かけは私のペースに合わせてくれて一番気楽です。
夫の代わりをしてくれているのでしょう。
その友人たちの何人かも孫が次々に生まれ、忙しくなりそうです。
それと孫談議、孫の写真・・・
【2010/03/09 07:57】 URL | ベンジャミン(keiko) #oUPgpoCM [ 編集]

終わります・・・の締め
色付きの文字
梅を詠んだ見事な短歌・俳句。
大空の亀様の解説に誘わなれて、まるで「梅物語」の世界へ招かれて
ご馳走になったような気持ちです。

やはり文学的センスも然ることながら、多くの本を読み優れた詩歌に触れ、
現実をしっかり歩んでこられた方の揺るぎない”つよさ”を感じさせて頂き
ました。

 母の魂・・・の句  ここの亀様の「そう言えば昔の母からはかすかに梅の香が
             漂っていたような気がする」  ハァ~!とため息がでるほど
             言い得ていらっしゃいますね。
 山中の・・・の句  こちらは読んでいて、己を深く掘り下げて見つめている点は
             高安様の”かきくらし雪ふりしきり・・・”と重なるものがあるように
             思いました。
 男来て・・・の句  結構好きです♪人の心の矛盾が可笑しをもって表されている
             ようで~。この男だけではなく、多分私にもあるでしょう(笑)。
 勇気こそ・・・・・   少し前に過去ログに載っていたのを書き留めさせて頂きました。
             矛盾した自分もこの草田男の句のように”そうありたい自分”も
             真実な己の姿_です。
 終わります・・・・  こちらの短歌、いいですね。
             何より亀様の解説が冴えていらっしゃいます!「人の世の無常、 
             虚無感というより人生を達観した明るさに満ちて」 
             このような締め方『最高です!!』  

たくさんの優れた作品を読ませて頂いただけでも感謝なのに、大空の亀様の解説に
実にまごころとコメント力の凄さを感じ、とっても得をした気持ちです。
どなたかもおっしゃっていらしたと思うのですが、本として出版されたらいかがでしょうか?

    ♪ありがとうございました♪
【2010/03/09 11:15】 URL | 初夏 #r0k8YTqw [ 編集]

ベンジャミン(keiko)さんへ
こんばんは。
三寒四温とよく言いますが、こんなに寒いとは・・・。
しまうつもりだったマフラーや手袋、再登場です。

>梅ってたくさん種類があるのね。
白梅でよく見かけるのは「白加賀」ですね。
名前が和風で素敵よねえ。
ベンジャミンさん、たくさんの梅や大樹&空を見ることができて、いい旅行でしたね。

>梅を見ている私も善相になっているかしら。
もちろん!お花(特に梅や桜)を見ているときの顔って、みんなとっても優しくて穏やかで、その顔を見ると、なお一層幸せな気分になります。
この句の作者、伊丹三樹彦氏は(90歳になられました)、首にカメラをかけ歩くのが大好きだそうです。
フットワークが軽くて、世界中回っておられます。
先日も、お近くの梅を見に行かれたそうです。
写真と俳句が元気の素なんですね。

>私は気に入った所ではゆっくり堪能したい方です。
そうですね。私も同感です。
同じようなペースの方ならいいですが、そうでないときは気をつかって辛いですものね。
兄も、ベンジャミンさんと同じ頃、一人で上海に行ってきて、先日写真を見せてくれました。

>友人たちの何人かも孫が次々に生まれ、忙しくなりそうです。
私の友人たちも、お孫ちゃんたちのお世話で忙しいみたいです。
孫って、やたら可愛いらしくて。未経験だから、わからないのです・・・。
我が家の息子たちは、まだ独身なので、今のところ私は気楽な身です。
【2010/03/09 20:48】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

初夏さんへ
こんばんは。
身にあまるほめ言葉に、どきどきしています。
ありがとうございます。

何の実績もない私に「書いてみませんか」と言ってくださった
「空」の主宰柴田佐知子さんのおかげです。
「自由に書いてくださいね」とか「楽しみにしていますよ」と励ましていただき、
遠い場所なので、一度もお会いしたこともないのに、心の近い方です。
とっても素敵な句を詠まれる方で、私はそれらの句に惚れています。

その上、初夏さんにこんなに丁寧に読んでもらって、
びっくりするほど気持ちのこもったコメントを頂いて、
もうどうしようかしら・・・という感じなのですよ。

>本として出版されたらいかがでしょうか?
ありがとうございます。
時々メールのやり取りをする友人もそう言ってくれています。
いつか出せる日が来るまで、精進して少しでもいい内容の文章を書けるようにと思っています。
自分がいちばん楽しんでいるのに、それだけでなく、こんなに読んでもらって幸せです。
過去のブログも詳しく読んでくださって、本人が忘れていることまで、心に留めていただいて、ほんとに感謝しています。
【2010/03/09 21:00】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

なぜ白梅
こんばんは。
いつもいつも実にまやかな行き届いた返信をくださるのですね~。有難うございます。

今日は雨の中美術館を訪ね、庭園を歩きながら思索に耽っていました・・・。
白梅を詠んだ歌って意外と多いのですね。
「白い梅」って何か人の心を特別に捉えるもののように思いました。
人はそこに及ばない”潔さ”を見、限りない”憧れ”を持つものなのでしょうか~。
八一の「思ひはてず思ひさだめず梅白し」・・・などは白梅の魅力を見事に表現
していますよね。

こうしていろいろな作品を読ませて頂きますと、日本人の情緒というものの凄さを
改めて感じますね。短歌や俳句の世界を堪能していらっしゃる方のお気持ちがと
ってもよくわかります。

また『空』の主宰をしていらっしゃる柴田佐知子様の俳句も昨年読ませて頂き次の
3句を書き留めさせて頂きました。
  日記には書かず忘れず髪洗う
  正座して正視して涼新たなる
  群るる気なしマフラーを巻く

わかるなぁ、いいなぁ、こういう表現!亀様が”惚れている”とのこと、少し理解出来た
気がいたします。

夜分に失礼いたしました。ではでは、お休みなさいませ☆
【2010/03/09 23:48】 URL | 初夏 #r0k8YTqw [ 編集]

初夏さんへ
こんばんは。
>「白い梅」って何か人の心を特別に捉えるもののように思いました。
>人はそこに及ばない”潔さ”を見、限りない”憧れ”を持つものなのでしょうか~。
そうですね。潔さや憧れ、草田男氏の句のような清廉潔白。初々しさ。
やはり白梅でなくては、という気がします。
白といっても、洋紙のような真っ白ではなく、クリームがかっていたり、ほのかに紅の気配があったり、緑を含んでいたりするのが、またいいんでしすよね。

紅梅は色が華やかなのと割合色が単一なので、ちょっと桃に近い印象があり、私は派手な娘さんや愛らしい娘さんを連想してしまいます。
それはそれで可愛くて、ほんのり色気もあっていいですけれどもね。

>わかるなぁ、いいなぁ、こういう表現!亀様が”惚れている”とのこと、少し理解出来た
>気がいたします。
ありがとうございます。きちんとメモをとられてるんですね。
主宰の句は、きりっと知的で、芯は強いけど、柔らかな女性の心情も描かれていて、憧れます。
背筋をぴんと伸ばして生きてる!って感じがするでしょう?
自立した生き方があってはじめて、出てくる句だと思います。
どんな分野でもそうですが、最終的には、生き方が問われるのかもしれませんね。
【2010/03/10 21:42】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年1月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
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