心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
あんなことこんなこと-初めての歌集ができました。
        「残暑お見舞い申し上げます 2010年8月

          CA0472RP1008.jpg
           【万博公園/携帯で撮影】
   

初めての歌集ができました。

青木朋子歌集 『大空の亀』 (青磁社/2010年/2500円)

  kasyuhyousi1008.jpg カバー    kasyuyhontai1008.jpg 本体

あっという間に8月になりましたが、みなさん、お元気ですか?天神祭の記事をアップした折には、たくさんの温かいコメントをありがとうございました。今年になってから準備を始めていた、初めての歌集が先日出来上がりました。1月からパソコンに歌を整理し始め、3月末に出版社に原稿を預け(この日の帰り、植物園と電車で短歌結社「塔」の方に偶然お会いしたのも、なんだか不思議でした。)7月末に出来上がりましたが、その直前に、まるで前祝いのように天神祭短歌のことがあったのも、驚きでした。そしてまた、以下に書くような新たな偶然を発見し喜んでいる、「偶然つながり」の好きな私です。

  NHKtanka1008.png        gesutoNHK.jpg 拡大できます

毎月とっている「NHK短歌」8月号のスタジオゲストのページに、拙歌集の解説を書いて下さった真中朋久さんが載っていました。米川千嘉子さんと並んでの笑顔が素敵です。ちなみに、その真上の町田康さん(長男がファンです)と並んでいるのは、先の天神祭短歌選者だった東直子さん。5月末に東京であった真中朋久さんの表彰式(寺山修司短歌賞)の二次会の時、東直子さんと友人のN さんが並んだ写真を撮りました(私は特に名乗ることもなく…)。続いて、真中さんの右隣の小川軽舟さんは、前回ご紹介した「オススメ本」の著者で、俳壇若手のホープです。右上のジャーナリスト江川紹子さんは、昨秋、岩波ジュニア新書『勇気ってなんだろう』を出され、5人の勇気ある人々を取り上げておられます。その中の一人仙波敏郎さんは、拙ブログでも何度か紹介したことがありますが、先日、阿久根市の副市長に…という記事を読み、実はとてもびっくりしています。先日届いた「NHK短歌」8月号のP73だけで、こんなに「偶然つながり」が!こじつけ…?


  osakanomati70.jpg     doitosiki2.jpg doitosiki1.jpg    suganoya.jpg

兄が25年間関わってきた『おおさかの街』70号(2009年5月25日発行・以後休刊)には、拙歌集の題字を書いて下さった菅谷藍さんの特集記事があるのですが、数日前、改めてこの冊子をめくって、びっくり仰天!天神祭の記事でご紹介した土居年樹さんの記事が、菅谷藍さんの記事の前に並んでいるではありませんか。昨年5月に冊子を受け取りながら、ちゃんと記事を読んでもおらず、今頃ていねいに読んだ私も私ですが…。あわてて、「土居さんて偉い人やね。」と、兄に電話をすると「そうやで。『おおさかの街』には二回ほど出てもらって、天神橋のお店までインタビューに行ったよ。」とのこと。う~んと昔から、自分では気づかぬままに、ご縁があったのでした。
お二人の記事は「特集・大阪から人間の尊厳を発信しよう」というので、p16~p20が土居年樹さんの「街商人(まちあきんど)やからできること」、続けてp21~p23が菅谷藍さん「100歳を生きる」でした。いい言葉がたくさんありましたので、いくつか抜粋します。

天神天満繁昌亭の設立発起人の一人として奔走された土居年樹さん。天神橋筋商店街は、様々な取り組みのおかげで、30年前に1日8000人だった通行量が、今は3万人以上に。
・文化という切口もなかったら商店街は活性化せえへん。
・あんだけ一生懸命やってんねんやったら応援したれやいう人が必ずでてくるわ。
・どの街にも必ず匂いがあると言うてるんやけど、うちの匂いは天神さんやねん。…そういう象徴的なものって大事やと思うわ。そのことが、まちづくりの僕の気持ちを支えてんねん。祭は参加せなっていう気にさせてしまう。そういう中で街のファンを増やすのが、ひとつのまちづくりや。
・僕は有言実行やから、なんでもしたいなあ思たら先に言うて、絶対やる。…やる以上は最低10年続ける、継続することが秘訣やな。それと、自前の発想。
・基本は、文化のない街は壊れまっせと思ってる。商いすることも文化やんか。


結婚後5年で夫は病死、子どもはいない。102歳の今も現役の書道の先生で、自立した日々の菅谷藍さん。90歳で初めての海外(イタリア)旅行、94歳で本『人生いろいろ』を出版。
・みんなの顔を見るとげんきになります。やめたら急にだめになると思うので、一生定年はありません。
・人間は最後まで自分を捨てるものじゃないと思います。役に立たないから、すぐにでも死んでもいいと思う日は沢山ありましたが、自分を見捨てることはない、最後の最後まで何とか闘って生きて行くものだと思います。生きていれば生きただけの事があります。
・謡曲もボランティア(介護施設で書道を教える)も続けたい。…こんなことをしながら、そして最後まで自分を保持して最後は元気でみんなに「ありがとう、さようなら」と手を振って逝きたいと思います。お墓はいりません。関係者に墓参りなどの苦労をさせたくありませんから。


 拙歌集ですが、「塔」の方々には青磁社さんから直接送って頂き、既に届いているようで、早々とお葉書やメールを下さった方、ありがとうございました。「塔」以外の友人・知人には、本日、私から直接送らせて頂きました。拙歌集で本棚の場所をとってしまい、ご迷惑をおかけしますが、読んで頂けると嬉しいです。
巻末にある、真中朋久さんの解説文が素晴らしく、歌集を作ってよかったと思わせて下さいました。
歌集作りに関わって下さった方々、拙歌を読んで下さった方々に、お礼申し上げます。

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

あらためまして、おめでとうございます!
いちばんのりー
大切に拝読しますね。
ブログにそのうち(どのうち?)のっけます、
夏の読書感想文。

そうそう不思議なご縁、もひとつおまけ。
天神祭短歌の高田ほのかさんが受賞されている
「与謝野晶子短歌文学賞姉妹賞」(長ッ)、
前回の受賞者、実は私なのでした。
【2010/08/09 22:39】 URL | つた子 #1S3fpaoM [ 編集]


あらためて、おめでとうございます。
大阪歌会での批評会、今から楽しみですね~
表紙の写真もキレイです。
【2010/08/10 05:49】 URL | 中村ケンジ #- [ 編集]

つた子さんへ
こんばんは。
一番乗りのコメントをありがとう!
>ブログにそのうち(どのうち?)のっけます、夏の読書感想文。
ブログもあったんですね!先ほどリンクしましたよ。
もう一つの方も、すごいスピードで更新されるので驚いていました。
いろいろ忙しくて大変だけど、頑張ってられるご様子…でも、ちょっと頑張りすぎ?
まだお若いから大丈夫とは思いますが、どうかご無理のないように…。

>「与謝野晶子短歌文学賞姉妹賞」(長ッ)、 前回の受賞者、実は私なのでした。
おー、さすが実力派のつた子さん!こんなところにもご縁があったのですね。
つた子さんは、前にも話しましたけど、歌の巧さとお名前のイメージから、大先輩と思っていました。
昨年度末の「塔」の作品特集、最優秀賞のお歌は、ものすごい力で迫ってきましたし、角川の各地域を詠む歌でも、賞をとられてるのを新聞で見ました。
確か、表彰式に和服で行ったというような歌が載っていた記憶が…。
「塔」誌はもちろん、「NHK短歌」なども含めて、いろんなところでの活躍、いつもとっても嬉しく見ています。
小説なども含め、書くことがほんとに好きなんだなと、その若いパワーに圧倒されつつ、「きっとプロになられるだろう!」と期待しながら見ています!
【2010/08/10 20:33】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

中村ケンジさんへ
こんばんは。
何度もお祝いの言葉をありがとう。

今日は、興南の試合でしたね。応援に行かれましたか?
余裕の9-0。どんどん勝ち進みそうですね。
連敗中の阪神とは、えらい違い。
【2010/08/10 20:38】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

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【2010/08/10 21:07】 | # [ 編集]


コメントありがとうございます。
仕事、早退して甲子園に行きましたよ~
明日は二日酔い確定って感じです。

今度は日曜日の終戦記念日に試合予定です。
もちろん応援行きますよ~
【2010/08/10 21:23】 URL | 中村ケンジ #- [ 編集]

鍵コメさんへ
コメントありがとうございます!
個人メールの方に、お返事させてもらいました。また、訪ねてきて下さい。
【2010/08/10 21:55】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

中村ケンジさんへ
沖縄の方たちと、嬉しい嬉しい祝杯だったんですね。
この辺のところを、ぜひ、歌にして下さい!
【2010/08/10 21:57】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

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【2010/08/12 14:50】 | # [ 編集]

鍵コメさん2へ
こんばんは。コメントありがとうございます!
個人メールの方に、お返事させてもらいました。
嬉しいお申し出、ありがとうございます。
【2010/08/12 21:13】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


おめでとうございます。


表紙に選んでおられる写真も、とっても素敵です。
あの場所は、私もとてもとても好きなところで、歩きながらどこか遠くにこころをとばしてしまう場所です。


家集のどのページにもいろんなかたちで愛が満ちていて、心に深く染み渡る作品ばかり。
ひとつ読むたびに、言葉になったりならなかったりする想いが、私をぼんやりさせたり、ため息ついちゃったり、笑顔がこぼれたり、涙ぐんでしまっていたり・・・
だから、一度にたくさんは読めなかった。


結婚する時に両親がプレゼントしてくれたガラスの戸がついた背の高い本棚があるのですが、目の高さにお気に入りの本を並べています。
「大空の亀」も、新しくそこに。
背表紙を眺めてうっとりと、今日はどの本を読もうかな~?って選ぶ時間が一番?しあわせな贅沢な時間なんです。


歌集を読ませていただいて、たくさんの出会いがありました。
ありがとうございます。
胸の中でぼんやりしていたことに言葉が与えてあったり、気づいていなかったことがあったり。
ふたりの息子を育てている母として共感したり、教えられたり。
図書室に勤務する喜びを再確認したり。
娘である自分を思い出したり。
日本語の美しさに改めて気づき、五音七音の言葉のリズムに魅せられ留まったり流れたり強かったり弱かったり・・・。
ひらがな・カタカナ・漢字と三種類もある表記もいいなぁ・・・って。

まだまだ味わい尽くせていないので、ゆっくり楽しませていただきます。

ありがとうございます。
 
 
 
【2010/08/13 09:21】 URL | kimico #Zr2/WiYY [ 編集]

kimicoさんへ
こんばんは。
心温かいメールをありがとうございます。
大切な本棚に加えてもらって、きっと照れていることでしょう。

>あの場所は、私もとてもとても好きなところで、歩きながらどこか遠くにこころをとばしてしまう場所です。
ああ、kimicoさんもやっぱりそうですか。
どこか外国の写真ですか?とお手紙を下さった方がいました。
先日(ここの向日葵を写した日)、あの並木を歩いたのですが、昨年の台風のあと、すべての木が半分ぐらいの高さに切られ、すっかり形を変えていました。
また、いつか伸びるのでしょうが、表紙カバーにこんな形で残せてよかったと思いました。

>歌集を読ませていただいて、たくさんの出会いがありました。 ありがとうございます。
こちらこそ、拙い歌にまっすぐ向き合って読んで下さって、ありがとうございました。
「たくさんの出会い」と書いて下さったのが、とても嬉しいです。
人は、ほんとにさまざまな出会いに育てられて生きてますものね。

>五音七音の言葉のリズムに魅せられ
俳句や短歌を詠んでいると、五音・七音のリズムに助けられてるなあって思います。
また、昔から続くリズムや言葉の恩恵に、昔からの文学を大切にしなくてはと感じます。

ところで、今、
ミューが蝉を捕まえて来て、口にくわえたままの状態で、家の中が蝉の声で大変です。
蝉も必死、猫も必死。ハオは、蝶にも蝉にも無関心なのに、ミューは正反対なので…。
蝉に悪いことしてしまいました。玄関から出した瞬間の出来事でした。
【2010/08/13 22:22】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

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【2010/08/14 13:56】 | # [ 編集]

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【2010/08/14 19:44】 | # [ 編集]

改めて、おめでとうございます
出会いはいろいろなところにあるのですね。
見過ごしてしまう事も多いでしょう。
亀さんはその出会いを丁寧に温めていらっしゃいますね。

「大空の亀」
昨夜、遅くに娘たちが帰って行きました。
ゆっくりゆっくりページをめくっています。
これからも何度も手に取るでしょう。

102才の書道の先生の様に生きることは出来ないでしょけど一歩でも近づけるよう心にとめていたい方ですね。
【2010/08/15 10:08】 URL | ベンジャミン(keiko) #oUPgpoCM [ 編集]

鍵コメさん3へ
お早うございます。
コメントをありがとうございます。
いろいろ大変なこともありますが、前向きに生きていくことが、教えに応えていくことになると信じて、明るくやっていきたいと思います。
またいつか、優しい笑顔にお会いできることを楽しみにしています。
【2010/08/15 11:00】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

鍵コメさん4へ
お早うございます。
コメントをありがとうございます。
これからもますますご活躍され、ステキな作品に出会えますこと、期待しております。
【2010/08/15 11:02】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

ベンジャミン(keiko)さんへ
お早うございます。
コメントありがとうございます。
自分の一区切りにと出した拙い歌集、読んで頂いて恐縮です。
表紙から最後のページに至るまで、自分の思うとおりに作れたので、拙い歌ですが、悔いはありません。
ゆっくり読んでもらって、嬉しいです。

102才の書道の先生は、断っても断ってもテレビの取材があるそうで、また今月末に取材があって、のんびりするつもりだった暑い八月が、全く逆の忙しい夏になってしまい、お気の毒です。
それだけ自立している102歳は珍しいということですよね。
世の動きを知るため国会中継は欠かさず見られ、今の文学を知るため「文藝春秋」を必ず読まれるのですから、頭も良く回転しています。
【2010/08/15 11:11】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

素敵な歌集拝受致しました。
こんばんは。先日は、本当に素敵な御歌集を拝受致しまして、大変嬉しいです。ありがとうございます。さて河野先生がご逝去のニュース、新聞にて拝見しました。残念です。信じられない,けど現実なんですね。御冥福をおいのりします。ご家族、和宏先生はじめ淳さん、紅さん、会員の皆さん、ご親戚、ご友人、全国のファン皆さんの悲しみ、、私も本当に悲しいです。四年前の名古屋での塔の全国大会の時に、初めてお目にかかり、とても優しく励ましていただいたことを思い出します。黒住先生や息子さんの淳さんともお話できてうれしかったです。そして、青木さんの素敵な笑顔と理知的な雰囲気を思い出します。今のところ 私はなかなか余裕なく、ご無沙汰いたしておりますが、短歌も俳句もとても好きですから、細々とでも長くつくり続けていきたいです。いずれ結社にまた入らせていただけたら嬉しいけど当分は無所属で勉強は続けていきます。最近は植物園での創作が多いです。筑波実験植物園のボランティアとしてたまに出かけています。ではまた♪お目にかかれたら嬉しいです。猛暑の毎日が続きます。くれぐれもお身体大切になさって下さいね!御礼まで,かしこ 末広典子より



【2010/08/16 20:01】 URL | のんちゃん雲に乗る #- [ 編集]


発刊おめでとうございます。
これを機に新たな人との出会い、つながりが生まれるのも楽しみでしょうね。
「天地明察」、きのう借りてきました。
読み始めたばかりの「8月17日、ソ連軍上陸す」(新潮文庫)大野芳-の後でとなります。
難しそうな気もしているんですけど、参考にさせて頂きます。
【2010/08/16 23:21】 URL | こもれび #hGt.gl.I [ 編集]

のんちゃんへ
こんばんは。
コメントをありがとうございました。

>四年前の名古屋での塔の全国大会の時に、初めてお目にかかり、とても優しく励ましていただいたことを思い出します。
そうだったんですね。もうお会いできないなんて、嘘みたいで…悲しくて寂しいですね。

>いずれ結社にまた入らせていただけたら嬉しいけど当分は無所属で勉強は続けていきます。
またぜひ戻ってきて下さいね。続けることが大事と、河野先生は「塔」によく書かれていました。

>筑波実験植物園のボランティアとしてたまに出かけています。
植物がお好きで詳しいんですね。羨ましいです。名前のわからない植物があったときには、教えてもらえるのかしら?
植物に詳しいというのは、歌を詠まれるときにも特徴が出て、いいですね。
私も詳しくなりたいと思いつつ、なかなか覚えられなくて…。覚えるコツなんてあるのかしら?

この週末は、松山の道後で「塔」全国大会です。
こんな時だからこそ、しっかりやらなくてはと思います。
オプションでは、砥部町と内子町に行きます。
またいつか、ご一緒できるといいですね。
全国的にものすごい暑さが続いていますから、お互い、気をつけましょうね。
【2010/08/17 20:08】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

こもれびさんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。

>これを機に新たな人との出会い、つながりが生まれるのも楽しみでしょうね。
拙い歌を読んで頂くだけでも申し訳ないのに、歌集の感想が次々届き、嬉しい気持ちでいっぱいです。
歌でつながっているだけなのに、こんなに温かい気持ちを頂けるなんて…と、ありがたい気持ちで、励まされています。

こもれびさん、もし短歌に興味がおありでしたら贈らせて頂きますので、よろしければ鍵コメで送り先などお知らせ下さい。

こもれびさんは、相変わらず、骨のある本を読まれますね。
私は、今、歌集と句集の山に埋もれ、五音・七音の世界に浸っています。
【2010/08/17 20:15】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

おめでとうございます
残暑お見舞い申し上げます。

ご無沙汰をしておりましたが、この間お目出度いこと等いろいろあったのですね。
*第一回天神祭り短歌賞「グランプリ」受賞おめでとうございます。
*歌集『大空の亀』発行、こちらもおめでとうございます。

亀様のブログを拝読していますと、文才もさることながら、いつも誠実で前向きで
努力家であることがとっても伝わってきます。このような方だからこその受賞であり
歌集発行なのであり”素晴らしい”なぁ、とただただ感動しています。(浴衣姿素敵で
かわいいですね)

河野裕子様がお亡くなりになりましたが、亀様も追悼欄に書いていらっしゃるように
病にあっても歌は「健やかな歌をつくりたい」・・・・・と最後まで思い続けた河野様。
歌を詠む方にも読む者にもこのお言葉は限りない希望だと受け止めました。

  死ぬことが大きな仕事と言ひし母自分の死の中にひとり死にゆく

ほんとうにお母様の死とご自分の死を重ねて詠んでいらっしゃるのですね。
悲しみとともに 静かな覚悟が感じられて胸に迫るものがあります。
役割を立派に果たし良い人生を歩まれた河野様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

以前お嬢様の紅さんがお母様のことを『文藝春秋』・・・だったような・・・でお話されて
いて興味深く読んだ記憶があります。


まだまだ暑い日が続くようですが、どうぞお元気にお過ごしくださいませ!
【2010/08/19 16:07】 URL | 初夏 #r0k8YTqw [ 編集]

初夏さんへ
こんばんは。
お久しぶりです。お元気でしたか?
今週に入ってからの暑さは、尋常じゃないですね。
クーラー嫌いの私も、さすがに一部屋だけ数時間入れました。

お祝いのお言葉をありがとうございます。
どちらも素人短歌でお恥ずかしい限りですが、まあ私は素人なんだし、こういう機会があってよかったなと思います。
拙い歌ですが、もし読んで下さるようでしたら、贈らせて頂きますので、よろしければ鍵コメで送り先などお知らせ下さい。

>病にあっても歌は「健やかな歌をつくりたい」・・・・・と最後まで思い続けた河野様。
>歌を詠む方にも読む者にもこのお言葉は限りない希望だと受け止めました。
やはりそのように感じられましたか。
正岡子規に通じるものを感じました。
最後まで歌人を貫かれたのだと思います。

>悲しみとともに 静かな覚悟が感じられて胸に迫るものがあります。
私もこの歌を詠んだとき、同じことを感じました。そういう歌ですね。

>役割を立派に果たし良い人生を歩まれた河野様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
「役割を立派に果たし良い人生を歩まれた」という言葉がとてもふさわしいですね。
初夏さんの深い読みと共感から出てきた言葉ですね。ありがとうございます。

今週末は、「塔」の全国大会が松山であり、私は一足お先に、明日から参ります。
土・日と大会があって、月曜日はオプショナルツアーで内子に行きます。
松山も大阪と同じくらい暑いようなので、熱中症にならないよう気をつけなくては。

初夏さんも、お元気でお過ごし下さい。
【2010/08/19 20:27】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

残暑お見舞い申し上げます。
ご無沙汰しています。

今年の夏は猛暑でしたが、
早いもので、夏終わりとなりそうです。

いつも綺麗なお写真と勉強になる歌などありがとうございます☆

また訪問したいと思います♪

【2010/08/21 00:29】 URL | ゆき むらさき #- [ 編集]


こんにちは。
素晴らしい歌集が出来上がりましたね。
改めて、おめでとうございます!

ご家族への深い思いに胸がいっぱいになって、途中で何度も立ち止まりながら
じっくり読ませていただきました。

小さなものへの優しい眼差しを感じたり、ご自分に対しても社会に対しても凛としている強さを感じたり・・・。読みながら私は、以前紹介してもらった茨木のり子さんの詩集「落ちこぼれ」の
中にあった「みずうみ」という詩を思い出していました。
亀さんの心の中には深く澄んだみずうみがあるのだろうな。
そこから立ちのぼってくるものを、一つ一つ短歌として読ませてもらっているのだな。
暖かで知的・・・愛すべき才女の品格はしんとしたみずうみから発生(!?)しているのだろうな・・・と。
心に残る短歌がたくさんあり、私も宝物として本棚に置いてこれからもたびたび読ませてもらうつもりです。
息子さんの挿絵、マトリョーシカがいいですね。象徴的で、いろいろな思いを感じます。
菅谷さんの題字も素晴らしいです!うっとり眺めました。
間中さんの解説にもぐいぐい引き込まれました。
「身近なる人を拒みて遠き人請ふ形かも読書といふは」は、子供の頃「声を掛けないでオーラ」を出しながら読書していた経験があるのでドキッとしました。そして次の歌、「やわらかな楯」の「やわらかな」の言葉に救われたりして。

「悟るとは平気で生きてゐる事と書きたる子規よ ふるさとは春」・・これから目指すはこの境地!と思った一首です。

いい歌集をありがとうございました。






【2010/08/23 13:34】 URL | keiko #- [ 編集]

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【2010/08/24 19:07】 | # [ 編集]

ゆきむらさきさんへ
こんにちは。
短歌の大会で、松山・内子に行っており、お返事遅くなりました。
いつもなら秋の気配を感じる風の吹く頃ですが、今年は全然。
あまりの暑さに、苦手なクーラーをとうとうかけるはめになってしまいました。
拙い歌ですが、もし読んで下さるようでしたら、歌集を贈らせて頂きますので、よろしければ鍵コメで送り先などお知らせ下さい。
【2010/08/25 18:00】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

keikoさんへ
こんばんは。お返事遅くなりました。
心のこもったコメントをありがとう!

>亀さんの心の中には深く澄んだみずうみがあるのだろうな。
この言葉、ほめすぎですが、でも、とても嬉しかったです。
というのも、私は中学生の時から「どんな小さな水たまりでも大きな空を映すことができる」と、自分に言い聞かせながら生きてきたので、すご~く、嬉しくなりました。ありがと!

>息子さんの挿絵、マトリョーシカがいいですね。象徴的で、いろいろな思いを感じます。
息子に描いてもらって、薄いとか濃いとか何度もやり直してもらったのに、私は絵の中味お全然見てなかったのです…。
短歌の若い仲間の方が、「猫ちゃん抱いてますね。ギターも。息子さんでしょうか。」というようなことを書いて下さって、初めて「あら?!」と思い、次男に聞いたところ「ギターは長男、猫は自分、花は父、果物は母」と、それぞれ一番慰められるものを抱いているよう考えて描いたのだそうです。
keikoさんは、すぐに気づいてくれたんですね。私は、自分のデリカシーのなさが恥ずかしく、息子に申し訳なかったです。

>「悟るとは平気で生きてゐる事と書きたる子規よ ふるさとは春」
子規が『病牀六尺』に書いたこの言葉、実はこの数日間で3回も出会いました。
1回目は、21日の「塔」全国大会で、子規記念博物館の館長竹田氏の講演で。
2回目は、大和屋本店社長(高校の先輩)さんが下さった俳句の冊子の岩岡氏の文で。
3回目は、不在の間に届いていた「空」32号の川上氏のエッセイの中で。
この言葉を最初に知ったのは、手術から間なしのことだったのですが、ずっと心に残っている言葉で、何かのたびに思い出します。

20日から23日まで出かけた松山・内子では、同級生のみんなや歌の仲間に親切にしてもらって、とても充実した時間を過ごすことができました。
詳しいことも書きたいのですが、長くなりそうなので省略しますが、一言だけ!「友達って最高!」いい人に恵まれて、幸せな私です。
【2010/08/25 21:20】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

鍵コメ5さんへ
こんばんは。
コメント、ありがとうございます!
HPも覗いてきました。とてもステキでした。リンクもしたいな。
長男の歌も聞きに行って下さっただなんて、感激です。
マトリョーシカは、次男なのですよ。
コメントとHPを見て、何とも言えない嬉しさがこみ上げています。
これからも、お付き合い下さいね。
短歌の大会のオプショナルツアーで、8月23日内子に行って来ましたよ。
【2010/08/25 21:32】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

感動!
と書きながら、まだ読めていません・・・。

なんだかまだ汚したくないような、まだ表紙をしばらく眺めていたいような気持ちで、見えるように飾っています。
私の儀式みたいなものかなぁ・・・。
勉強の本はかかった金額に関係なくマーカーなどで汚しまくるのですが、大事なものは私の心が整う、というか、心が欲しがるまで待ってしまいます。

大切に大切に味わわせていただきますね。

【2010/08/28 09:40】 URL | 草笛 #Y4ecaAXY [ 編集]

草笛さんへ
こんばんは。
大切に扱って下さって、ありがとうございます。
でも、遠慮なさらず、汚しまくってくださって大丈夫ですよ。
私は、歌集などを頂くと、鉛筆で丸をつけたり、「そうそう!」なんて感想を書き込んだり…、とても中古書店には売れないわという状態にしてしまいます。

お心に添う歌が一首でもあるといいのですが…。
こんなに大切にしてもらって、どうか落胆されないようにと願っています。
【2010/08/28 20:21】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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プロフィール

大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年5カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
2014年 9月15日カウンター300000突破 !



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