心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
あんなことこんなこと-50歳以降の映画事情
 ここ2年ほど、よく映画を観るようになりました。なんでかなあ?と考えていて、思い当たりました。
『夫婦50割引』という、「どちらかが50歳以上なら夫婦で2000円というお得な制度」に、年齢があてはまるようになったのです。
というわけで、今回は、ここ1,2年で観た、とても偏った私の映画特集(日本映画中心)です。
作品中の人物名を覚えていないので、役者名で、しかも、とてもアバウトな感想ですが。

 『パッチギ!』 監督:井筒和幸 主演:塩谷瞬/沢尻エリカ
なんと言っても、学生役の塩谷瞬と沢尻エリカの二人がさわやかでよかった。
すっかり気に入って、二人の写真を、だいぶ長い間、職場の机に飾っていた。
「イムジン河」の使われ方も効果的で、曲が流れるたびに、胸がきゅんとなった。

『星になった少年』 監督:河毛俊作 主演:柳楽優弥/常盤貴子 
象使いになった息子役の柳楽優弥と母親役の常盤貴子、二人に目力があって、よかった。
見終わったあと、なんども『象になった少年』と言ってしまう自分がいた。

『サヨナラCOLOR』 監督竹中直人 主演:竹中直人/原田知世  
海辺に水色の車が出てくる冒頭から、ずっと映画のトーンが水色のイメージで美しかった。
かつて高校の同級生、今は医者と患者という竹中直人と原田知世が、なかなかよかった。
でも、なんといってもよかったのは、ハナレグミの歌うエンディング曲。
この曲のために作った映画、という印象を受けた。

『いつか読書する日』 監督:緒方明 主演:田中裕子/岸部一徳
高校時代交際していたが、ある事件で離れた田中裕子と岸部一徳。今も独身で、読書だけを楽しみに牛乳配達を続ける田中裕子(抑えた演技が、自然体でとてもよかった)、末期癌の妻を介護する岸部一徳。
現代社会の問題がさりげなく入れてある、切ない恋の物語だった。
末期癌の妻のベットから見える町並みが、いろんな事を語っている気がした。

『ALWAYS 三丁目の夕日』 監督:山崎貴 出演:吉岡秀隆/堤真一/薬師丸ひろ子/小雪 
ひたすら懐かしい映画。吉岡秀隆と薬師丸ひろ子の演技が、特によかった気がする。

 『男たちの大和』 監督:佐藤純彌 出演:反町隆史/中村獅童/松山ケンイチ/蒼井優
テレビのCMや長渕剛の歌など、男っぽいのが苦手な私には、マイナスの要素が多く、鑑賞券を頂かなければ、見なかった作品。(下さった I さんに感謝。)
しかし、見たら違った!普通の人の心情を丁寧に描き、最初から最後まで泣きっぱなし。
最近見た中では、一番感動した、本格的な作りの映画である。
若者役の松山ケンイチ、蒼井優を筆頭に、中村獅童らの気持ちの入った演技に感動した。

『単騎、千里を走る。』 監督:チャン・イーモウ 日本編監督:降旗康男 出演:高倉健 
健さんは、いくつになっても様になる。立っている後ろ姿だけで、何かを感じさせるところがすごい。

『博士の愛した数式』 監督:小泉堯史  出演:寺尾聰/深津絵里/吉岡秀隆/齋藤隆成 
深津絵里ファンの私には、嬉しい映画だった。吉岡秀隆が、感じのよい演技をしていた。

 『THE 有頂天ホテル』 監督:三谷幸喜  出演:役所広司/篠原涼子/香取慎吾 
『Shall We Dance?』の時にも感じたが、役所広司には妙な色気がある。
篠原涼子や香取慎吾の若さのある演技が心地よかった。
面白さで言うと、これが一番。三谷幸喜の力かな? 

まだ見ておられなくて、DVDででもと考えておられたら、ぜひマークをつけた作品を、ご覧になってみて下さい。お勧めします!

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

私は風邪でふうふう言ってましたが、楽しい連休だったようですね。羨ましいです。
貴女のお兄様ご夫妻は本当に素敵!あこがれます。一度お目にかかりたいものですね。
それに、ご兄弟が仲が良いのがいいですね。我家は仲が悪くはないけど、どちらかと言えば、いざという時以外は別行動。東京に行った時に一緒に食事するくらいです。
小さい時から別の部屋で寝てたので(年が少し離れている)、帰省しても同じ部屋では落ち着かなくて、ばらばら。離れとかで自分の時間を大事にする暮らしです。母までがそうなの。変な家族でしょう。又別の仲の良さはあるのですが、貴女の所に比べると、水臭く見えるかも知れませんね。

ところで、私は松たか子ファン。だから「THA 有頂天ホテル」は初日に観ました。
佐藤浩一が何かかっこよくて、驚き。松さんとのお似合い度もなかなかで、初めて彼の色っぽさを感じました。さすが、誰かさんの息子ですよね。
観客も(笑うぞ)と気合が入っていて、爆笑、爆笑だったのですが、本当言うとなかなか笑いで感動さすのは難しい。シナリオも、「運命じゃない人」なんて言う、多重構造の同時進行ドラマを見てそれと比べると、ちょっと弱かった。ファン心理としては、何とか書きたかったのですが、今週の1本にはならなかったといういきさつがあります。
でも貴女の言うように、楽しく暖かい気持ちにはなれましたね。
役所さんが、「さゆり」に続いて、ちょっと中途半端な役をされたのが、時代のめぐり合わせとはいえ、気の毒でした。最も本人は、それを楽しまれたのかもしれませんが。

と書いて、もう一度貴女の文を読んだら、役所さんの色っぽさを書いているので、これは個人的見解の相違でしょうね。役所さんの色っぽさは、妙に生活観があると思います。それが好きかどうかが、意見の分かれる所でしょうか。
【2006/05/09 01:23】 URL | 犬塚 #- [ 編集]

犬塚さんへ
せっかく好天に恵まれた連休だったのに、風邪でダウンとはお気の毒でした。
私と兄は、特におしゃべりをするわけではないのですが、心配りのできる義姉がいてくれるおかげで、楽しい思いをさせてもらっています。

映画評、さすがですね、犬塚さん!私は完全に娯楽で、ぼやーんと見ているから、曖昧なこと甚だしい。詳しく書いてもらって大助かりです。v-290

人の好みは、ほんとに多種多様だということが、二人の感想一つとってもわかりますね。互いに、全然違う人に注目しているんだもの。

私は、役所さんの中途半端で困ったような表情が好きなの。顔は、別に好みではないのだけれど。と書いて、好みの顔の男優さんているかしら?と悩んでしまいました。

若い時は、ロバート・レッドフォードのブルーの瞳がよかったけど…。今は、報道ステーションのロマンスグレーの加藤さんぐらいしか思い浮かばない。(男優じゃないし。)

この頃ちっとも胸のときめかない私は、韓国の男優さんなどに憧れる人の気持ちが、全くわからないのです。なんで、こんなに醒めてるんだろう?

ところで、5月26日の催し物には行かれますか?会場でお会いできると嬉しいです。
【2006/05/09 17:41】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


え、来て頂けるの?
夜は苦手と聞いていたので、間際にさりげなくお知らせしようと思っていたの。
もちろんおります。お会いできると嬉しいいけど…。又、その頃に詳しくお知らせします。

私も加藤さんは素敵だなあと思う。外見はともかく、繰り返し文章(創作物より随筆)を読みたい人が3人いて、それが私のときめきの人でしょうか。
一人は井上ひさし、後の二人はほのかな恋心もあるので、此処では書けないの。(あ~ハンドルネームだったら良かった)と地団太踏んでいます。
【2006/05/09 23:31】 URL | 犬塚 #- [ 編集]

犬塚さんへ
私は今、井上ひさしの随筆「ふふふ」を読んでいます。
時事を扱った文章が、本質をついていて、面白いです。

物語より随筆好きの私としては、残りのお二人の名前もぜひ知りたいところ。
今度ぜひ教えてくださいね。それまで、予想を楽しんでおきます。

【2006/05/10 20:24】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年6カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
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