心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
あんなことこんなこと-映画「舟を編む」
映画「舟を編む」

 本好きの友人達から熱い薦めがあって、観に行ってきました。原作のイメージに合った配役で、しかも私の好きな人ばかり!原作のほうがよかった…という映画が多い中、これは、原作以上にいい映画に仕上がっていたと思います。「レ・ミゼラブル」のような感動とは、もちろんタイプの違う映画で、お話としてはあっさり単純ですけれど…。

       humewoamusinario.jpg 【映画パンフレット】

 写真のパンフレットは、なんと128ぺージという厚さで、シナリオまで入っているのですから驚きです。一見地味そうな辞書を作る話なのですが、リアルさとエンタメのところとがあって興味深く、二時間以上ある映画とは思えない面白さでした。配役も美術も上質で、本だらけの世界は、本好きにはたまらなく幸せな映像です。

       IMG_7186201305.jpg

松田龍平…主役として、とてもいい味を出していました。顔の作りの小さいところと肌のきめの細かさが、タレントの千秋に似ていませんか。

オダギリジョー…加瀬亮と並んで好きな男優です。西川美和監督の「ゆれる」、リリー・フランキ―原作の「東京タワー」でも素敵でしたが、今回も魅力的でした。

宮﨑あおい…彼女の出るテレビCMが好き。彼女が世界を旅して書いた本が好き。しっかりした考え方から先に好きになった女優さん。もちろん可愛い顔も大好き。

八千草薫、小林薫、加藤剛といった、好きなベテラン陣も見られて嬉しかったです。猫も!元気な自然体の渡辺美佐子はなんと80歳!

30歳前の石井裕也監督、脚本の渡辺謙作、フィルム撮影にこだわった藤澤順一、「北のカナリアたち」でも美術を担当した原田満生等々、スタッフの充実ぶりもあってのいい映画だというのが、パンフレットから伝わり、映画の余韻に浸りました。

       IMG_7204201305.jpg
       【2枚とも休日の大阪大学構内で撮影】

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

こんばんは


なんとなくチャンスがなくってまだ読めてない「船を編む」なんですが・・・
これは、読まなくっちゃ!

春先に購入したスマホ。
拓人さんのCDを入れてあって、職場でひとりきりの午前中はいつも聴きながら作業しています。
明るい部屋で流していると、雰囲気も違って、こころに残る言葉が違うのが、当たり前のようで不思議でもあります。
拓人さんのチョイスされている日本語の言葉、単語のひとつひとつが、日本語って美しい言葉なんだって、思い返させてくれて、じんわりと心地よくなります。
私は・・・山田詠美さんの本を読むたびに、日本語の美しさに心を動かされるんですが、同じような心地よい感動を味わわせてもらっています。

同じ時代に、同じ日本に暮らし生きていて、同じ言語を使っていて、気持ち良くさせてもらえる。
素敵過ぎて、この出会いに感謝!

 
しあわせだな~って、もう一度、確認させていただいています。 
 
【2013/05/06 21:25】 URL | kimico #Zr2/WiYY [ 編集]

kimico さんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。

『舟を編む』、映画のほうが時代設定とかがリアルで、面白いかもしれません。
でも、辞書作りの裏話は、小説のほうが詳しいから、結構楽しめると思います。

>拓人さんのCDを入れてあって、職場でひとりきりの午前中はいつも聴きながら作業しています。
まあ!ありがとうございます。
とっても熱くて優しいコメントを頂いたので、コピーさせてもらって、本人に送っておきました。
励みになって、また次へのステップになるといいなと思います。感謝しています。
5月5日は、茨木音楽祭というのに出て、カフェで無料で歌ったみたいです。
7月には、沖縄の島へ、皆でライブツアーに行くようで、青春してて羨ましいです。

>私は・・・山田詠美さんの本を読むたびに、日本語の美しさに心を動かされるんですが、
そうなんですね。私は2冊しか読んだことがなくて、しかもストーリーを追ってばかりでした。
もう一度、違う視点で読んでみようと思います。素敵な指摘をありがとうございます。
村上春樹さんの本も、そういえば、ストーリーやテーマより、私は言葉遣いが好きなのでした。

次回は、kimicoさんも大好きな長田弘さんの本を、ご紹介しますね。
【2013/05/07 17:54】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

舟を編む
本を読んだときに映画化のキャスティングは・・・なんて考えていました。
松田龍平さんは意外でした。(具体的な方はいませんけど)
だから映画を観るのを辞めようと、友人のお誘いも理由を付けて断っていました。

ところが「リンカーン」を観に行ったときに1時間後に「舟を編む」があったので
ハシゴしました。

良かったわ。
本で勝手に描いていたのとは違っていましたがでも、とても良かったです。
俳優さんもピッタリと役にはまっていましたね。
「リンカーン」が勉強不足の私にとっては難しくて、字幕を読むのに疲れていたので
「舟を編む」で癒されました。

辞書作りなんて私はまったく想像もしていなかったのでいい本を読めたことを嬉しく思いました。
【2013/05/07 22:41】 URL | ベンジャミン(keiko) #oUPgpoCM [ 編集]

ベンジャミン(keiko)さんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。
暑いのやら寒いのやら分からない日々が続いていますね。
私は、新緑に励まされる毎日です。

>俳優さんもピッタリと役にはまっていましたね。
そうでしたね。最近は、「神様のカルテ」や「ビブリオ古書店」など、困ったなあと思う配役がありましたから、今回はほっとしました。
売れているとかどうか関係なく、純粋にイメージに合うかどうかって、観る側には大事ですよね。

辞書作りの大変さや紙へのこだわりは、以前に、岩波書店の社長さんが「広辞苑」について話されたことがあって、印象に残っていたのですが、社内での扱いがマイナーなのは気の毒ですよね。
売れる本を作ると、その利益で、本当に作りたい、いい本が作れるのだと話されていたのが、興味深かったです。
【2013/05/08 18:19】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年5カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
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2011年 5月 4日カウンター200000突破 !
2012年 1月10日カウンター222222通過
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