心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く本-原田マハの本2冊
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 【先週末、庭で、地を這うように咲いていた菊】


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       【昨日、叔母から届いた雑誌のトップにあった星野富弘さんの詩画】

 毎月、手紙をくれる故郷の叔母が、毎月三首送っている短歌で特選を頂き、多めに雑誌をもらったのでと、送ってきてくれた1ページを見て、ビックリしました。数日前に撮った写真と、とても似ていたものですから。
 ちなみに、叔母の短歌は「大輪のひまわりの花高々と青き大空つかみて立てり」です。結句が、ひまわりのたくましさを表わしていて、とてもいいなと思います。


 久々の本の紹介です
 今年は、本を読むペースが速くて、すでに200冊を超えました。といっても、俳句や短歌、実用書などが多く、紹介したい小説にあまり出会えていませんでした。たまたま201冊目に初めて読んだ原田マハさんの小説がとてもよかったので、もう1冊読んでみたら、それも興味深かったので、あわせてご紹介します。

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『生きるぼくら』 (徳間書店・2012年)
 ちょっと都合よくお話が展開してしまうかもしれませんが、そこは小説ですから、あまり気にせず。キーワードは、【おにぎり・梅干し・東山魁夷「緑響く」・蓼科・離婚・ひきこもり・いじめ・認知症・若者・祖母・自然農法の米作り】。生きにくい時代ですが、一歩踏み出せば、支えてくれる人もいて、前に進んでいけるんだという、希望をもたらしてくれる小説。最後、泣きました。

『楽園のカンヴァス』 (新潮社・2012年)
 最初、ちょっととっつきにくいけれど、途中から止まらなくなるのは、先に紹介した本と同じ。美術史科を卒業し、美術館に関わる仕事をしてきた作者ならではの、アートミステリー。キーワードは、【ルソー・「夢」「夢をみた」・ピカソ・美術館・研究者・絵画コレクター】。この本も、ちょっと都合よく展開する部分に、物足りなさを感じるかもしれませんが、面白さと結末への興味で読み進んでしまいます。最後の文字合わせには、思わずうなりました。この物語を書こうと思ったきっかけは、もしかしたら、この最後の部分にあったのかもしれません。


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 【今年の収穫。昨年は、保存に失敗したので、気をつけなくちゃ…。】

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

この記事に対するコメント
原田 マハさん
私は「楽園のカンヴァス」を挫折しました。
キュレーターとか、絵のお話が難しくて・・・。
大原美術館に行った翌年でした。

実は原田さんは我が家にいらしたことがあるの。
お顔の記憶はありませんが10年ほど前の花火大会の時に二女の友人が連れてらしたの。
花火大会の時は無礼講なので。

娘の友人と言うのは早稲田の院で美術史?を学びイギリスに留学していました。
イギリスまで娘が訪ねたこともあります。
帰国後、六本木ヒルズの森美術館立ち上げメンバーに加わって、今は水戸の美術館にいます。
「楽園のカンヴァス」を読んだ時
「だからお友達なんだ」と納得しました。

「生きるぼくら」は読めそうかな。

さつま芋はすごい収穫ですね。
いろいろな食べ方が出来ますね。
【2013/11/08 17:53】 URL | ベンジャミン(keiko) #oUPgpoCM [ 編集]

ベンジャミン(keiko)さんへ
こんばんは。コメントありがとうございます。
びっくりしました!ベンジャミンさんのところに花火を見にいらしたなんて!
あの、ご馳走がいっぱいの素敵な花火大会のパーティーですよね。すご~い!
作家さんの生の声を知ると、小説の味わいがさらに深くなるんですよ。羨ましいなあ。

『楽園のカンヴァス』は、はじめ岡山弁が出てきて懐かしい感じで、大好きな大原美術館も登場するしで、親しみやすかったです。
時代が交錯していて、昔のパリの新しい芸術が登場した頃(この頃の絵が結構好き)の話が出てくるのが、また面白くてワクワクしました。
ちょうどプーシキン美術展を見たところだったので、小説の中に出てくる2枚あるうちの1枚の方の詩人の肖像画も見たところだったしで、興味がわきました。

『生きるぼくら』は、とても読みやすいです。お米を収穫する秋に読みとさらに魅力が。
どちらの小説も、最初から読者をつかむという感じではないのですが、三分の一を過ぎたあたりから引っ張ってくれます。ぜひ、両方ともチャレンジを!
【2013/11/08 21:22】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]

どうも・・・
故郷の叔母…とてもありがたい存在ですね~

私も故郷の叔母を思い出しました。今度、電話でもしてみようと思います。
【2013/11/13 17:51】 URL | kenji #tHX44QXM [ 編集]

kenjiさんへ
お久しぶりです。お元気でしたか?
故郷があるというのは、ありがたいことですね。
この季節、我が家は、美味しいミカンが届きます。
【2013/11/14 07:19】 URL | 大空の亀 #- [ 編集]


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大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
ミューは2008年10月10日生(伝)。

空と言葉と草木花が好き。
趣味は読書・文芸。

読書ノート歴33年。
年間読書冊数の平均は、学生時代は
300冊、就職後は100冊~150冊。

ブログ歴 11年3カ月
2006年 3月17日から始めました。
2006年 9月 9日カウンター22222通過
2007年10月24日カウンター77777通過
2008年 5月23日カウンター100000突破 !
2008年 9月 8日カウンター111111通過
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2012年 1月10日カウンター222222通過
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