心に響く本・詩歌・言葉・音楽・風景
私の読んだ本や聴いた音楽、出会った風景の中から心に響いたものを紹介します。
心に響く風景-万博公園の夏①
大変な大雨をもたらした台風11号。皆さんの所は大丈夫ですか?
被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。

 2014年8月8日朝日新聞オピニオン(寄稿)がよかったので抜粋します。

「戦前」という時代  作家 中島京子

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日常の中に入り込んでくる戦争の予兆とは、人々の、慢性的な無関心、報道の怠慢あるいは自粛、そして法整備などによる権力からの抑圧の三つが作用して、「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿状態が作られることに始まるのではないだろうか。
その状態が準備されたところに本当に戦争がやってきたら、後戻りすることはほんとうに難しくなる。平和な日常は必ずしも戦争の非日常性と相反するものではなく、気味悪くも同居してしまえるのだと、歴史は教えている。

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「自分が何をしようと、世の中が変わるわけじゃない」と思うのは、間違っている。8割の人が「憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認」に懐疑的である事実は、少なくとも、前のめり一辺倒できた政府の姿勢を慎重にさせている。
「カラーパープル」を書いたアフリカ系アメリカ人の作家アリス・ウォーカーの言葉を引くならば、「人々が自分たちの力を諦めてしまう最もよくある例は、力なんか持っていないと思い込むこと」なのだ。特別のことをする必要はない。いまより少し社会に関心を持って、次の選挙で自分の考えに近い候補者に投票すればいい。

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「小さいおうち」(中島京子著の小説)の時代の人々は、いまを生きる私たちとよく似ている。でも、戦前の日本は、民主主義国家ではなかった。日本国憲法を得る以前は、一般市民は主権者ではなかった。だいじなのは、関心を持つ状態をこそ「日常」化させることではないだろうか。
日本国憲法第十二条には書いてある。「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」・・・(以上、抜粋。)

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 平和な日常が破壊されないよう、小さなことからでも諦めず努力を続けていかないといけないと改めて思いました。私の周りの多くの人たちが、安倍政権の憲法無視の暴走に危険を感じています。今が「戦前」とならないように、きちんと戦争反対の意思表示をしていかなくてはいけませんね、未来のためにも、自然のためにも。
【写真はすべて、数日前に万博公園で撮りました。】

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大空の亀 

Author:大空の亀 
写真の猫は姉のハオと弟のミュー。
ハオは2006年5月5日生(伝)。
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空と言葉と草木花が好き。
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